2015年07月12日

広告ポップアップを表示するMagicanを削除した

私は毎日Macを使っていますが、2日前(7/10)から下のような「MacCare」というアプリの広告ポップアップ・ウィンドウが突然表示されるようになりました。
SCShot_150712_0001-Uninstalling_Magican_AdPopUp-400x352.png
Webブラウザで怪しげなサイトを訪問すると、こういう広告ポップアップが表示されることは良くあります。しかも、怪しげなサイトから離れた後も、Webブラウザを開いていると常に広告ポップアップが表示されるようになったりします。こういう悪さをするものを「Adware」と呼ぶらしいです。ちなみに、こういうAdwareは大抵Webブラウザのプラグイン経由で入り込んでいるらしいです。Webブラウザを使っている際にAdwareの広告ポップアップは何回か見たことがあり、Windowsでは入り込んだAdwareを削除するのに苦労した経験もあります(WindowsのInternet Explorerはセキュリティ上の弱点が多く、Adwareのターゲットになり易いと言われています。私もWindowsではIEを避けてGoogle Chromeを使っています。また、怪しげなサイトに行ったりするのはブライベート用のWindows PC一台だけに制限しています)。しかし、Webブラウザを起動していない状態で、上のような広告ポップアップが表示されたのは初めての経験です。

もはやPCユーザーにとっての常識ですが、こういう広告ポップアップ・ウィンドウが表示されても、絶対にウィンドウ内の[Try]や[Go]などのボタンを押してはいけません(「Install」みたいな直接的な表現でなくても、ウィンドウ内のボタンを押すのはNGです)。ウィンドウ内に表示されているアプリが強制的にインストールされることがあるからです。この手のアプリには大抵ウィルスやマルウェアが仕込まれているので、一旦アプリがインストールされてしまうと、PCに入り込んでしまったウィルスやマルウェアを削除するのに大変な労力を使うことになります。マルウェア入りの広告拡販アプリと言えばMacKeeperというのが有名ですが、安易なネーミングのこのMacCareというアプリも相当怪しいです。‎広告ポップアップで勧められても、そんなアプリは絶対に信用してはいけません。

今回のケースもMacがウィルスかマルウェアにもでも感染したのかと思ったので、すぐにClamXavとBitdefender Virus Scannerを使ってウィルス検索を行いました。しかし、どちらとも何も検出されませんでした。

それで、ググって情報を探し回ると、まったく同じ症状が記載されている下のページに見つけました。

 MacCare MacCleaning pop up window | Apple Support Communities

このページの情報によると、何とMagicanというアプリが悪さをしているそうです。

上のページの情報の真偽を確かめるために、Macが起動した直後にMagicanを終了させてみました。すると、5分以上経過しても広告ポップアップは表示されませんでした。Magicanにはログイン時起動機能が備わっており、この機能を有効にするとMagicanMonitorというサービスがログイン項目に登録されて、システム起動時にメニューバーにMagicanのアイコンが表示されます。この状態ではMagicanがバックグラウンドで動作していますが、システム起動後のきっかり5分後に広告ポップアップが表示されることが確認できました。ログイン時起動機能を無効にして、手動でMagicanを起動した場合も、Magicanの起動時点から丁度5分後にこの症状が起きました。

Magicanの存在を知って以来私はすべてのMacへ入れおり、その機能も結構利用していました。最初にMacへMagicanをインストールしてからもう3年位使い続けていましたが、いままで上記のような症状は一度も経験したことはありません。これは想像ですが、Magicanを開発している企業が他の企業に買収でもされて、その企業の事業方針に従うために、広告ポップアップを表示するに変えたのかもしれません。Magicanの広告ポップアップを表示する処理はインターネット経由で実行されているのでしょう。もしそうだとすると、インーネット経由でMacを操作されてしまう可能性もあります。

どんなに便利な機能を持っていても、広告ポップアップを表示するアプリを使うのは嫌です。こんな広告は鬱陶しいですし、他にも色々な悪さをしている可能性もあります(事前通知なしで、いきなり広告ポップアップ表示を始めるようなアプリを性善説で信用するのは無理です)。広告ポップアップを表示しているのがMagicanであることが判った時点で、私はすべてのMacからMagicanをアンインストールしました。ちなみに、Magicanはそこそこ有名なアプリで、ググると、便利なアプリとしてプッシュしているページがかなりの数ヒットします。こういう情報を知ってインストールしている人は大勢いるようですが、Magicanを使うのはすぐに止めるべきです。そう言う私も安易にインストールしてしまった一人ですが、今回の件でMagicanはもはや信用できないと思いました。Magican Restというアプリも利用していたのですが、これもすべてのMacから削除してしまいした。ちなみに、MagicanはMac AppStoreには登録されていません。MagicanLiteという機能縮小版の方が登録されていますが、これをインストールするのも避けた方が良いでしょう。Magicanの公式サイトの掲載情報によると、Magicanはv1.4.8(2013/08/09リリース)以降バージョンアップされていません。こういう状況からも、Magicanはかなり疑惑の深いアプリではないかと思います。

スマホでは広告付きアプリを避けるのは困難な状況になっていますが、PCでは広告付きアプリを使うのはできるだけ避けるべきです。どうしても広告付きアプリを使わければならない場合は、ファイアウォールを利用するという手もあります。最近は広告付きアプリが増えており、私もWindows PCでは仕方なくいくつか使っていますが、高機能なファイアウォール・ソフトをインストールしておいて、こういうアプリのインターネット・アクセス先を制限するようにしています。PCではファイアウォールはもはや必須のソフトです。Windowsには必ず入れていたのですが、今回のケースに遭遇して、すべてのMacにフリーのファイアウォール・ソフトをインストールしました。

■ Magicanのアンインストール


Magicanには[Magicanをアンイストール]というメニューが在ります。ただし、このメニュー項目はMagicanの通常メニユーの方ではなく、アイコン・メニューの方に存在します。Magicanのアンインストールはこのメニューを実行すれば良いだけですが、私はその後にいくつか追加の操作を行いました。Magicanを完全に削除したかったからです。私が行った操作を以下に記します。
  1. 最初に、AppCleanerによってMagicanの関連ファイルを検索しました。
    SCShot_150712_0015-Uninstalling_Magican_AdPopUp-446x1021.png
    そして、上のウィンドウのスクリーンショットを取得しました。

  2. Magicanの[環境設定]メニューを開いて、[一般]タグ画面の[ログイン時にモニターを起動]チェックボックスをOffにします。
    SCShot_150712_0010-Uninstalling_Magican_AdPopUp-480x144.png
    これによって、ログイン項目からMagicanMonitorが削除されます。

  3. Magicanアイコンのメニューから[Magicanをアンイストール]を実行します。
    SCShot_150712_0011-Uninstalling_Magican_AdPopUp-578x322.png
    すると、下のようなウィンドウが表示されます。
    SCShot_150712_0013-Uninstalling_Magican_AdPopUp-388x270.png
    このウィンドウの[アンイストール]ボタンを押すと、Magicanのすべてのコンポーネントが削除されます(Magicanのアンインストール終了後に、Webブラウザでアンインストールの理由を尋ねるアンケート・ページが開きますが、このページは無視して閉じました)。

  4. Magicanによるアンイストール処理が終わった後、ターミナルから次のコマンドを実行して、残っているMagicanの関連ファイルを検索しました。
    % sudo find /Applications /Library ~/Library /private/var/db -name "*[M|m]agican*" -ls

    そして、見つかったMagicanの関連ファイルをすべて削除しました。
    % rm -rf ~/Library/Preferences/com.magican.*
    % rm -rf ~/Library/Caches/com.magican.*
    % rm -rf ~/Library/Logs/Magican*
    % sudo rm -rf /private/var/db/BootCaches/200FA34F-2267-4ED5-A03A-D70EF0AE905C/app.com.magican.*
    % sudo rm -rf /private/var/db/receipts/com.magican.*

    ここで削除するファイルは、AppCleanerのMagican関連ファイルの検索結果と照合しながら選別しました(上のfindコマンドでは、Webブラウザのキャシュ・ファイルなどもヒットするからです)。

以上でMagicanのアンインストールは終わりですが、余談的な情報も書いておきます。

じつは、上のApple Support Communitiesのページに辿り着いて、今回のケースの症状を解決するまでに試行錯誤を繰り返しました。

まず最初に試したのが、このアプリです。

Icon-AdwareMedic-64x64.pngAdwareMedic

SCShot_150712_0003-AdwareMedic_Scanning_Adware-600x603.png
ググって見つけたフリー・ソフトですが、「Mac Adware」というキーワードで検索すると、AdwareMedicのページがトップでヒットします。

さっそくこのAdwareMedic試してみたところ、私の環境では、下のようにAwesome ScreenshotというSafariとFirefoxのプラグインが検出されました。
SCShot_150712_0005-AdwareMedic_Scanning_Adware-700x572
このAwesome Screenshotというプラグインも便利に利用していたのですが、じつは、3ヶ月程前にこいつがどうも悪さをしているらしいという下のページを見つけて、SafariとFirefoxのいずれもプラグインは残した状態のその機能を無効にしていました。

 Awesome Screenshot が閲覧したサイトのURLを収集している疑い | 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ
 Awesome Screenshot URL tracking and niki-bot | mig5.net

今回AdwareMedicによってAdwareとして検出されたことを受けて、Awesome Screenshotも削除してしまいました(AdwareMedicではなく、SafariとFirefox側でプラグインをアンインストールしました)。

ちなみに、このAwesome Screenshotというのは縦に長くてスクロールしないと表示できないページを一つのイメージでスクリーンショットを作成してくれるプラグインです。これも結構広く使われているようですが、上のページに記載されているようにユーザーの閲覧サイト履歴を収集している疑いが濃厚で、Adwareを仕込むこともあるらしいので、たとえ便利でも使うのは止めた方が無難です。私もブログ記事に貼るWebページのスクリーンショットを作成するのにAwesome Screenshotを利用していましたが、いまはqSnapいうものに乗り換えています。

最後に、Macで起きる問題を解決するのに役立ちそうなフリー・ソフトをもう一つ見つけたので紹介しましょう。

Icon-EtreCheck-64x64.png EtreCheck

このEtreCheckというソフトの存在は、上のApple Support Communitiesのページで知りました。これはMacのハードウェアやソフトウェアの詳細情報を収集して表示するだけのシンプルなアプリです。Macの標準アプリの[システム情報](System Information)と似ていますが、[システム情報]はカテゴリ別なのに対してEtreCheckの方は一覧形式で情報を表示してれます。

私のMacBook Air 11-inch(Early 2014)で、このEtreCheckを実行した結果を以下に示します。
SCShot_150712_0048-EtreCheck_Checking_SystemInfo-610x1160.png
SCShot_150712_0049-EtreCheck_Checking_SystemInfo-610x1138.png
SCShot_150712_0050-EtreCheck_Checking_SystemInfo-610x678.png
上の一覧情報の中には[システム情報]によって取得できるものもありますが、カーネル拡張モジュール、エージェント、デーモンなどの情報は特殊なコマンドを使わないと取得できません。これらのエントリ情報の横に[Click for support]という文字列が存在しますが、これはリンクで、クリックするとWebブラウザが開いてGoogleの検索情報が表示されるようになっています。EtreCheckの取得情報とGoogle検索情報を組み合わせることで、カーネル拡張モジュール、エージェント、デーモンなどが悪意のあるものかどうかの判断材料が得られる訳です。

このEtreCheckはApple社内でも利用されているそうです。マニアックなアプリですが、長年Macを使っていてディープな情報も理解できるようなユーザーにとってはかなり役立つものじゃないかと思います。私はこのEtreCheckというアプリが気に入って、すべてのMacへインストールしました。普段使うことはないでしょうが、いざというときに役立ちそうです。


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2015年05月30日

Preztoによるzshプラグインの導入

前々からまとまった時間が取れたら、Mac OS XのCLI環境の再整備をやりたいと思っていました。私のCLI環境では、ターミナルをデフォルトのTerminalからiTerm2へ、ログインシェルもbashからzshへ換えています。この2つを行ったことで、CLI環境は格段に使い勝手が良くなりましたが、さらに、今回は次の2つを目標を達成することを目指して整備作業をやることにしました。
  • プラグインを導入して、zsh環境をさらに使い易くする。
  • GitHubを利用して、dotfilesを一元的に管理する。

Mac OS X CLI環境整備の第一段として、Preztoというプラグイン・マネージャーを使ってzshへのプラグイン導入を行ったので、自分自身の備忘録を兼ねてその作業記録を書きます。

zshは豊富な機能やオプション設定を持っていて、zsh本体には標準でこれらを利用したプラグインが含まれています。標準プラグインを使うことで、zshの動作をカスタマズすることができます。また、zshを使っているユーザーは非常に多いので、ユーザーが独自に作成したプラグイン(外部プラグイン)も世の中にはたくさん存在しています(参考ページBに主要なzshの外部プラグインの一覧が掲載されています)。zshの外部プラグインは個別に入れていくこともできますが、プラグイン・マネージャーを使った方が格段に導入が楽です。ググって調べてみると、zshのプラグイン・マネージャーとして以下の3つが有名らしいです。

Google検索のヒット数から判断すると、これらの中で一番広く使われているのはoh-my-zshのようです。これはプラグイン・マネージャーと言うよりは、作成者の好みの設定を数多く収集したオプション・コレクションみたいなものらしいです。上記のoh-my-zshのリンクページには180以上のプラグインが収納されていると書かれていますが、全体の作りが良くないらしく若干動作が重くて、プラグインのメンテもあまりされていないという情報があります。さらに、oh-my-zshのプラグインにはユーザーがRubyを使っていることを前提とした設定が多く含まれているという情報も散見しました。私はプログラミング言語としてRubyを使っておらず、今後も使う予定はまったくはありません。私の好みとは合っていないような気がしたので、oh-my-zshは候補から外しました。Antigenというのは、zshの作者がoh-my-zshとvundle(Vimのプラグイン・マネージャー)の影響を受けて開発しているプラグイン・マネージャーです。Antigenは一部の機能をoh-my-zshのプラグインをそのまま利用する形で実現されています。この点が気に入らなかったのと、Google検索のヒット数から情報が少ないことを理由にAntigenも候補から外しました。最終的に消去法で残ったPreztoをzshのプラグイン・マネージャーとして採用することに決めました。

■ Preztoのインストールと設定


Preztoのインストールは、以下のコマンドによって行えます。
% git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"

このコマンドを実行すると、~/.zpreztoというディレクトリが作成され、その中にPreztoのリポジトリのクローンが作成されます。

続いて、Preztoの起動スクリプトファイルのリンクを作成しますが、その前に既存のzshのスクリプトファイルを保存しました。
% cd ~
% mkdir zsh_orig
% mv .zshrc zsh_orig

私の環境では.zshrcしか存在しなかったので、このファイルだけ保存しましたが、.zlogin, .zlogout, .zprofile, .zshenv, .zshrcが存在する場合は、これらをすべて保存しておきます。

最後に以下のコマンドを実行すれば、zshの起動時にPreztoを読み込むための.zlogin, .zlogout, .zprofile, .zshenv, .zshrc(これらはすべて~/.zprezto/runcomsに格納されているファイルのリンク)がホームディレクトリに作成されます。
% setopt EXTENDED_GLOB
% for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done

Preztoをインストールした直後に別のターミナルでzshを起動すると、コマンド・プロンプトが下のような表示に変わりました。
SCShot_150530_0002-Installing_Prezto.png
Preztoのプラグインを有効にしたり個々のプラグインのオプション設定値を変えるには、~/.zpreztorcというファイル(これは~/.zprezto/runcoms/zpreztorcに対するリンク)を編集します。デフォルトではこのファイルは以下のような内容になっています。
#
# Sets Prezto options.
#
# Authors:
# Sorin Ionescu <sorin.ionescu@gmail.com>
#

#
# General
#

# Set case-sensitivity for completion, history lookup, etc.
# zstyle ':prezto:*:*' case-sensitive 'yes'

# Color output (auto set to 'no' on dumb terminals).
zstyle ':prezto:*:*' color 'yes'

# Set the Zsh modules to load (man zshmodules).
# zstyle ':prezto:load' zmodule 'attr' 'stat'

# Set the Zsh functions to load (man zshcontrib).
# zstyle ':prezto:load' zfunction 'zargs' 'zmv'

# Set the Prezto modules to load (browse modules).
# The order matters.
zstyle ':prezto:load' pmodule \
'environment' \
'terminal' \
'editor' \
'history' \
'directory' \
'spectrum' \
'utility' \
'completion' \
'prompt'

#
# Editor
#

# Set the key mapping style to 'emacs' or 'vi'.
zstyle ':prezto:module:editor' key-bindings 'emacs'

# Auto convert .... to ../..
# zstyle ':prezto:module:editor' dot-expansion 'yes'

#
# Git
#

# Ignore submodules when they are 'dirty', 'untracked', 'all', or 'none'.
# zstyle ':prezto:module:git:status:ignore' submodules 'all'

#
# GNU Utility
#

# Set the command prefix on non-GNU systems.
# zstyle ':prezto:module:gnu-utility' prefix 'g'

#
# History Substring Search
#

# Set the query found color.
# zstyle ':prezto:module:history-substring-search:color' found ''

# Set the query not found color.
# zstyle ':prezto:module:history-substring-search:color' not-found ''

# Set the search globbing flags.
# zstyle ':prezto:module:history-substring-search' globbing-flags ''

#
# Pacman
#

# Set the Pacman frontend.
# zstyle ':prezto:module:pacman' frontend 'yaourt'

#
# Prompt
#

# Set the prompt theme to load.
# Setting it to 'random' loads a random theme.
# Auto set to 'off' on dumb terminals.
zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'

#
# Ruby
#

# Auto switch the Ruby version on directory change.
# zstyle ':prezto:module:ruby:chruby' auto-switch 'yes'

#
# Screen
#

# Auto start a session when Zsh is launched in a local terminal.
# zstyle ':prezto:module:screen:auto-start' local 'yes'

# Auto start a session when Zsh is launched in a SSH connection.
# zstyle ':prezto:module:screen:auto-start' remote 'yes'

#
# SSH
#

# Set the SSH identities to load into the agent.
# zstyle ':prezto:module:ssh:load' identities 'id_rsa' 'id_rsa2' 'id_github'

#
# Syntax Highlighting
#

# Set syntax highlighters.
# By default, only the main highlighter is enabled.
# zstyle ':prezto:module:syntax-highlighting' highlighters \
# 'main' \
# 'brackets' \
# 'pattern' \
# 'cursor' \
# 'root'
#
# Set syntax highlighting styles.
# zstyle ':prezto:module:syntax-highlighting' styles \
# 'builtin' 'bg=blue' \
# 'command' 'bg=blue' \
# 'function' 'bg=blue'

#
# Terminal
#

# Auto set the tab and window titles.
# zstyle ':prezto:module:terminal' auto-title 'yes'

# Set the window title format.
# zstyle ':prezto:module:terminal:window-title' format '%n@%m: %s'

# Set the tab title format.
# zstyle ':prezto:module:terminal:tab-title' format '%m: %s'

#
# Tmux
#

# Auto start a session when Zsh is launched in a local terminal.
# zstyle ':prezto:module:tmux:auto-start' local 'yes'

# Auto start a session when Zsh is launched in a SSH connection.
# zstyle ':prezto:module:tmux:auto-start' remote 'yes'

# Integrate with iTerm2.
# zstyle ':prezto:module:tmux:iterm' integrate 'yes'

zstyle ':prezto:load' pmodule '<PLUGIN_MODULE>' ...」という記述がzshの起動時にロードされるプラグイン・モジュールを定義しています。この記述にプラグイン名を追加することでプラグインを有効にできます。~/.zprezto/modulesに存在するディレクトリ名がプラグイン名に相当します。また、「zstyle ':prezto:module:<MODULE_NAME>' <OPTION> '<VALUE>'」という記述が多く存在しますが、これらはプラグイン・モジュールのオプション値を設定しています。これらの中で、「zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'」がコマンド・プロンプトのテーマを設定しているプラグイン・オプションです。「prompt -p」というコマンドによって、利用可能なプロンプト・テーマの表示形式の一覧を確認することができます。各プラグインの機能やオプションの詳細についてはプラグイン・ディレクトリ内のREADME.mdに説明が記載されています。私は好みで、上記の.zpretorcを以下のように変更しました。
--- /Users/yuhri/Downloads/prezto-master/runcoms/zpreztorc	2015-05-26 19:12:54.000000000 +0900
+++ /Users/yuhri/.zpreztorc 2015-05-30 18:05:19.000000000 +0900
@@ -32,6 +32,14 @@
'spectrum' \
'utility' \
'completion' \
+ 'archive' \
+ 'git' \
+ 'python' \
+ 'node' \
+ 'osx' \
+ 'homebrew' \
+ 'syntax-highlighting' \
+ 'history-substring-search' \
'prompt'

#
@@ -39,7 +47,7 @@
#

# Set the key mapping style to 'emacs' or 'vi'.
-zstyle ':prezto:module:editor' key-bindings 'emacs'
+zstyle ':prezto:module:editor' key-bindings 'vi'

# Auto convert .... to ../..
# zstyle ':prezto:module:editor' dot-expansion 'yes'
@@ -63,13 +71,13 @@
#

# Set the query found color.
-# zstyle ':prezto:module:history-substring-search:color' found ''
+zstyle ':prezto:module:history-substring-search:color' found ''

# Set the query not found color.
-# zstyle ':prezto:module:history-substring-search:color' not-found ''
+zstyle ':prezto:module:history-substring-search:color' not-found ''

# Set the search globbing flags.
-# zstyle ':prezto:module:history-substring-search' globbing-flags ''
+zstyle ':prezto:module:history-substring-search' globbing-flags ''

#
# Pacman
@@ -117,12 +125,12 @@

# Set syntax highlighters.
# By default, only the main highlighter is enabled.
-# zstyle ':prezto:module:syntax-highlighting' highlighters \
-# 'main' \
-# 'brackets' \
-# 'pattern' \
-# 'cursor' \
-# 'root'
+zstyle ':prezto:module:syntax-highlighting' highlighters \
+ 'main' \
+ 'brackets' \
+ 'pattern' \
+ 'cursor' \
+ 'root'
#
# Set syntax highlighting styles.
# zstyle ':prezto:module:syntax-highlighting' styles \
@@ -135,7 +143,7 @@
#

# Auto set the tab and window titles.
-# zstyle ':prezto:module:terminal' auto-title 'yes'
+zstyle ':prezto:module:terminal' auto-title 'yes'

# Set the window title format.
# zstyle ':prezto:module:terminal:window-title' format '%n@%m: %s'
@@ -155,3 +163,10 @@

# Integrate with iTerm2.
# zstyle ':prezto:module:tmux:iterm' integrate 'yes'
+
+#
+# Custom
+#
+
+# Prevent to convert 'diff' to 'git diff' by utility module.
+alias diff='command diff'

なお、インストール済みのPreztoを更新したい場合は、以下のコマンドによって行えます。
% cd ~/.zprezto
$ git pull && git submodule update --init --recursive


■ dircolors-solarizedの導入と設定


Preztoのインストールに合わせて、以下のサイトで配布されているdircolors-solarizedというものも導入しました。

 seebi/dircolors-solarized ・ GitHub

これは、GNU lsコマンドによるディレクトリやファイル名の表示色をSolarizedカラーに適合させるためのカラー・テーマです。私はiTerm2のカラー・テーマをSolarizedに設定していますが、上のカラー・テーマを導入すると、GNU lsコマンドのディレクトリやファイル名がSolarizedカラーに対して視認性の高い色で表示されるようになります。

ただし、Mac OS XのデフォルトのlsコマンドはBSD版起源のものであり、GNU版のlsではありません。上のdircolors-solarizedを利用したい場合は、GNU lsが収納されているcoreutilsというフォーミュラをHomebrewによってインストールする必要があります。
% brew install coreutils

これでGNU ls(glsコマンド)が使えるようになったので、dircolors-solarizedを取得します。
% mkdir ~/zsh
% cd ~/zsh
% git clone git://github.com/seebi/dircolors-solarized.git

さらに、以下のコマンドを実行して、カラー・テーマ定義ファイルに対するリンクを作成します。
% ln -s $HOME/zsh/dircolors-solarized/dircolors.256dark ~/.dir_colors

最後に.zpreztorcを以下のように変更すれば、dircolors-solarizedの設定は有効になります。
--- /Users/yuhri/Backup/zpreztorc	2015-05-30 18:05:19.000000000 +0900
+++ /Users/yuhri/.zpreztorc 2015-05-30 18:06:28.000000000 +0900
@@ -30,6 +30,7 @@
'history' \
'directory' \
'spectrum' \
+ 'gnu-utility' \
'utility' \
'completion' \
'archive' \
@@ -64,7 +65,7 @@
#

# Set the command prefix on non-GNU systems.
-# zstyle ':prezto:module:gnu-utility' prefix 'g'
+zstyle ':prezto:module:gnu-utility' prefix 'g'

#
# History Substring Search


【2015/05/31 追記】

本記事に掲載した私家版.zpreztorcに「alias diff='command diff'」という記述が存在しますが、これはPreztoのutilityモジュールによって「diff」コマンドが「git diff」に変換されてしまうことを回避するために追加した設定です(この設定は参考ページCに掲載されていました)。このコマンド変換は以下のファイル内の定義によって実現されています。
#
# Highlights diff output.
#
# Authors:
# Sorin Ionescu <sorin.ionescu@gmail.com>
#

function diff {
if zstyle -t ':prezto:module:utility:diff' color; then
if (( $+commands[colordiff] )); then
command diff --unified "$@" | colordiff --difftype diffu
elif (( $+commands[git] )); then
git --no-pager diff --color=auto --no-ext-diff --no-index "$@"
else
command diff --unified "$@"
fi
else
command diff --unified "$@"
fi
}

diff "$@"

このファイルでは、colordiffコマンドが存在する場合は「diff | colordiff」が、colordiffコマンドが存在せず、かつgitコマンドが存在する場合に「git diff」の方が使われるように定義されています。そこで、Homebrewでcolordiffコマンドをインストールしてみました。
% brew install colordiff

その結果、やはり「diff」コマンドは「diff | colordiff 」として実行されるようになりました。

上記の結果から、colordiffをインストールしておけば、「diff」コマンドは「git diff」に変換されないので、.zpreztorc内に「alias diff='command diff'」という記述は不要になります。

【参考ページ】

  1. Zsh の環境を揃えるのに疲れたら Prezto がオススメ ≫ GeeksDev
  2. zshの外部プラグインまとめ - Qiita
  3. ターミナル環境を見直す(1) - zsh + prezto編 - oinume journal
  4. oh-my-zshを使っていて重いと感じている方、preztoはいかが? - Qiita
  5. Zsh + Prezto で快適コマンド環境を構築する | Developers.IO
  6. Zsh - LS_COLORSを設定しよう - Qiita



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2014年09月06日

MacBook Air 11-inch(Early 2014)を入手した

久しぶりに大物の買い物をしてしまいました。新しいPCを手に入れたのです。私にとってPCとはMacのことです。本業の仕事では仕方なくWindows PCを使っていますが、開発研究やプライベート用としてWindows PCを買うことなど、もはや頭の隅に浮かぶことさえありません。デスクトップのメインPCとして使っているMac mini(Mid 2011)を入手したのが2012年10月なので、PCを買ったのは約2年ぶりです。WindowsからMacに乗り換える前は年に2〜3台のPCを買っていましたが、いまはせいぜい年に1台位です。使用目的が変化する度に、PCを買い換えたり、CPUやメモリなどのパーツを集めてPCを組んだりしていました。いまはMacにしか興味がないので、WindowsやPCパーツの最新動向を追いかけることはまったくなくなりました。こういう情報を知らなければ、PCやパーツを買うためにお金を消費することもなくなります。おかげで、トータルでは以前よりもPC機材に使うお金が大分減りました。「MacはWindows PCよりも値段が高いので、なかなか買えない」と言う人が多いですが、パーツを集めて何台もWindows PCを組むより、Macを一台買った方がよっぽど経済的です。

2013年6月に超省電力のHarswellコアIntel Core i5プロセッサを搭載したMacBook Airが発売されて以来、ずっとこの新型MBAが欲しくてたまりませんでした。モデルチェンジによってプロセッサ性能はそれほど大きく向上していませんが、バッテリー駆動時間が大幅に伸びたことが羨ましくてたまらなかったからです。MBA11のMid 2011/2012とMid 2013/2014を比較すると、バッテリー駆動時間は5時間から9時間に伸びています。MBAは持ち歩いて使うことが多いモバイルPCなので、この改良点は他の何よりもすばらしい事だと思っていました。

今回私が入手したのは、MacBook Air 11-inchの最新モデルEarly 2014 MD712J/BをベースにカスタマイズされたCTO版です。マシンスペックはプロセッサIntel Core i5 1.4GHz,メモリ8GB,ストレージSSD 256GBで、キーボードはUS配列になっています。スペックの中で特に搭載メモリの容量にこだわりを持っていました。標準仕様のMBAの搭載メモリは4GBですが、これを8GBに拡張した奴がどうしても欲しかったのです。その理由は、本業の仕事や研究テーマの開発でParalles DestopやVMware Fusionの仮想マシンにLinuxを入れて使うことが多いからです。いままでMBA11 Mid 2011(Intel i7 1.8GHz,メモリ4GB,ストレージSSD 256GB)をノマド用メインPCとして使ってしまたが、これを今回入手したMBA11 Early 2014に換えました。一緒にHyperJuiceを持ち歩いたりしていましたが、これで予備バッテリーを持ち歩く必要はなくなります。プロセッサはi7 1.8GHzからi5 1.4GHzへ変わっていますが、プロセッサ・コアや内蔵GPUの性能も向上しているので、この2つはほとんど差はないと思います(コア数も物理1、HyperThreading 2で同じです)。それより、メモリ容量が4GBから8GBに倍増したことが大きいです。内蔵SSDの読み書き性能も大きく向上しているらしいので、使っていくうちにこれらの恩恵も実感できるじゃないかと期待しています。
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手段はまたしてもオークション落札で、入手したのはワンオーナーの中古品です。発売されてまだ間もない最新モデルなので、ほぽ新品に近い状態でした。新型MacBook Airを入手するにあたって、11-inchと13-inchのどちらにするかずいぶん悩みましたが、ほぼ毎日持ち歩くPCなので、やはり軽さを重視して11-inchの方を選択しました。じつは、当初は13-inchの方を選択するつもりでした。ディスプレイ表示領域の広さを重視していたからです。11-inchが1399x768で13-inchは1440x900ですが、この差は大きいと考えていました。この考えはいまも変わっていませんが、重量とディスプレイ表示領域を天秤にかけて悩みに悩んだ末、結局11-inchの方を選択した訳です。私はMacBook Air 13-inch(Late 2010)も所有しており、こちらも何度も持ち歩いたことがありますが、13-inchの重さは結構ずっしりときます。バックパックに入れるとそれほど苦ではないのですが、手提げカバンではその重さを実感します。さらに移動距離の長さや持ち歩く頻度も大きく影響して、やはり13-inchのハンドキャリーは辛さを感じることが多かったです。11-inchは1.08kgなのに対して13-inchは1.35kgで270gしか差はありませんが、この差は意外に大きいというのが私の感想です。今回MBA 11-inchを選んだ理由はもう一つあります。それは、Retinaディスプレイを搭載した全面的なモデルチェンジ版のMacBook Airが今年中に発売されるのではないかという観測情報がたくさん流れていることです。ディスプレイのサイズは12-inchになりそうだという情報も多く、この予想どおりに、もしMacBook Air Retina 12-inchが登場すれば、それは軽さとディスプレイ表示領域の広さを兼ね備えた究極のノートPCになるはずです。これと現モデルのMBA 13-inchを比較すると、後者は見劣りします。市場価格も11-inchより13-inchの方が高いですし、いま無理して現モデルの13-inchを買うよりは、MacBook Air Retinaが発売されるのを待った方が賢明だと思いました。

今回入手したMBA11には最新版のOS X 10.9 Marvericksがプリインストールされていましたが、こいつはOS X 10.8 Mountain Lionにダウングレードしてしまいました。ググって調べると、Marvericksに対する評判があまり良くないようだったからです。メジャーなアプリを使うだけの実用機ならMarvericksでまったく問題ないと思いますが、開発機用に使うのはかなり不安を感じます。Marvericksも10.9.4までバージョンが進んでいますが、いまだにその評判は良くないみたいです。私は他のMacもMarvericksにアップグレードしていません。今年10月に新パーションのOS X 10.10 Yosemiteがリリースされるようですが、Yosemiteへのアップグレードも当面やるつもりはありません。
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ちなみに、Moutain LionのインストールはDiskMager Xというソフトによって作成したUSBメモリを使って行いました。Mac App StoreからOS X(Lion/Mountain Lion/Marvericks)のアップグレード・アプリをダウロード済みの状態なら、このDiskMager Xを使って簡単にクリーン・インストール用メディアを作成することができます。Mac miniにMountain Lion用のアップグレード・アプリがダウンロード済みだったので、そちらにDiskMager Xを入れてMountain Lionのインストールメディアを作成しました。
タグ:MacBook Air
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2013年12月01日

XtraFinderがあまりに便利すぎる

最近OS X Mavericksについてググっていたら、XtraFinderというソフトが存在することを知った。あるページでXtraFinderについて紹介されているのを見つけて、そのページの内容を読んでとても便利そうだと思ったので、さっそくインストールして使い始めた。名前からFinderの機能を拡張するものだろうと想像できたが、一度XtraFinderをインストールすると、もはやこれなしではMacを使う気になれないほど便利なソフトだった。改めてXtraFinderについてググってみるとたくさんのページがヒットするので、すでに有名なソフトなのだろう。私はいままでXtraFinderの存在を知らなかったので、もっと早く知っていればと悔しくてたまらない。

Icon-XtraFinder-64x64.pngXtraFinder

■ XtraFinderのタブ機能


XtraFinderの最大の売りは、Finderでタブが使えるようになることだ。下のスクリーンショットが、XtraFinderインストール後のFinderで複数のタブを使っている様子。
XtraFinder-SCShot13112813-672x458
Finderではコピー&ペーストでファイルのコピーはできたが、これに加えてXtraFinderではカット&ペーストでファイルの移動もできる。いままでファイルのコピーや移動をやるときはFinderで複数のウィンドウを開いていたが、XtraFinderのタブで複数のディレクトリを開いておけば、ファイル操作は一つのウィンドウ内でできる。複数のFinderウィンドウを行ったり来たりしなくて済むのは楽だし、デスクトップもすっきりしてMac OS Xの使い勝手が格段に良くなった。

XtraFinderをインストールした後XtraFinder.appを起動すると、Finderに下のような[XtraFinder]メニューが追加される。
XtraFinder-SCShot13120123-538x417.png
また、メニューバーにもXtraFinderのアイコンが追加される。
XtraFinder-SCShot13120103-372x296.png

■ XtraFinderの設定項目


インストール直後のデフォルト状態では、XtraFinderの機能(タブ機能も含む)はすべて無効になっているので、ユーザーが使いたい機能を選択して有効にしてやる必要がある。設定の変更はXtraFinderの[環境設定]メニューから行える。私のXtraFinderの設定状態を下に載せておく。
XtraFinder-SCShot13112901-503x712.png
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[Finder メニューに項目を追加]タブ画面内のチェックボックスをONにすると、いくつかの拡張メニューがFinderに追加される。上に示した設定状態のとき、Finderのメニューは下のようにぎやかになる。
XtraFinder-SCShot13120134-585x716.png
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私はXtraFinderのほとんどの機能を有効にして使っている。いずれの機能も便利なものばかりなので、一度これらの機能を使うと、いままでのFinderは一体何だったんだと思えるほど。また、タブ機能や拡張メニューのすべての項目に対してショートカットを設定できるのもすばらしい。自分の好みでショートカットを設定すれば、XtraFinderの使い勝手はさらに良くなるはずだ。

■ XtraFinderのデュアルパネル機能


XtraFinderは多くの機能を持っているが、それらの中から私が気に入っているものを紹介しよう。まずはデュアルパネル機能から。Finderでウィンドウを開いている状態で[表示]>[デュアルパネル表示/解除]メニューを選択すると、下のようにウィンドウが2つのパネルに分割される。タブに加えてこのデュアルパネルを活用すると、ファイルのコピーや移動がさらに楽にできる。
XtraFinder-SCShot13120146-1000x451

■ XtraFinderのデュアルウィンドウ機能


また、XtraFinderにはデュアルウィンドウという機能もある。[ウインドウ]>[デュアルウインドウ - 縦]メニューを選択すると、スクリーン画面一杯に2つのFinderウィンドウが同時に開く。
XtraFinder-SCShot13120144-1366x768
[デュアルウインドウ - 縦]メニューを選択すると一発で上のような画面になる。連続的にファイルのコピーや移動を行いたい場合にこの画面にすれば、集中してファイル操作ができるだろう。

■ XtraFinderのコンテンツメニュー機能


XtraFinderのコンテンツメニューも優れ物の機能だ。Finderウィンドウ内のディスクボリュームやディレクトリを右クリックしたときに表示されるメニューの一つで、クリックしたアイテムの中に含まれるディレクトリとファイルをツリー形式で表示してくれる。
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このコンテンツメニューを辿っていけば、現在のFinderウィンドウに表示されていないファイルでも一発で開くことができる。

■ XtraFinderの名前カラム幅自動調整機能


ファイル名の長さに合わせてリスト表示時の名前カラムの幅を自動調整してくれる機能も地味だけど気に入っている。通常のFinderでは、名前カラムの幅が短いと下のような省略されたファイル名が表示される。
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XtraFinderの名前カラム幅自動調整機能を有効にしておくと、すべてのファイルの名前が収まる長さに名前カラムの幅を自動的に調整してくれる。
XtraFinder-SCShot13120156-777x450
似通った名前のファイルが格納されていると、通常のFinderの省略表示ではファイルの区別がつかないことがあったが、XtraFinderのこの機能のおかげでそういうことはなくなった。

■ XtraFinderのターミナル起動機能


Finderウィンドウ内でディレクトリを右クリックしたときに表示される[新規ターミナルで開く]というメニューも便利だ。
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[新規ターミナルで開く]メニューに対するターミナルの種類も選択できる。これはターミナルを多用するプログラマには非常にありがたい機能だ。

XtraFinderは他にもたくさんの機能を備えており、いずれの機能も気配りの行き届いた便利なものばかりだ。たった一つのソフトを入れただけで、ここまで操作性が良くなるのかと驚いてしまった。XtraFinderはすべてのMacユーザーにお勧めできる本当にすばらしいソフトだと思う。

【参考ページ】

 MacのFinderをタブ化する「XtraFinder」が超絶便利!今まで知らなかった自分を本気で悔やむレベル! | gori.me(ゴリミー)
 [Mac] 「XtraFinder」と「BetterTouchTool」で武装したFinderは最強かもしれない | Tools 4 Hack
タグ:XtraFinder
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2013年11月24日

アンチウィルスをiAntivirus + ClamXavに換えた

いままでMacBook Air 13"(Late 2010)で使っていたESET Cyber Securityのライセンス期限が切れてしまった。ライセンス期限が切れたのは今年の7月で、それ以降ウィルス定義データが更新されていない状態で使っていた。この状態のままESET Cyber Securityを使い続けるのは不安だったので、アンチウィルスソフトを入れ換えることにした。MBA13からESET Cyber Securityをアンインストールして、 新たにiAntivirusとClamXavをインストールした。

Icon-iAntivirus-64x64.pngiAntivirus
Icon-ClamXav-64x64.pngClamXav

iAntivirusのオリジナルはPC Tools社が開発したMac用アンチウィルスソフトで、同社から配布されていた頃はiAntiVirus(「V」は大文字)という名前だったらしい。PC Tools社がSymantec社に買収されて、いまはSymatecの製品になっており、Mac App Storeから入手できる。Symantecのアンチウィルスソフトと言えばNorton Anti-Virusが有名でMac版も存在するが、iAntivirusはNorton Anti-Virusとは別シリーズの製品。以前のiAntiVirusは常駐ウィルス監視機能を持っていたが、現在のiAntivirusにはそのような機能は存在せず、手動実行型のアンチウィルスソフトになっている。

■iAntivirusの機能


iAntivirusはMac App Storeから無料でインストールできる。

iAntivirusの機能はとてもシンプルで、下の4種類のウィルススキャンしかできない。
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iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112302-820x602
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112305-820x602
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112306-820x602
超シンプルなおまかせアンチウィルスソフトだが、ホームユーザーならiAntivirusの機能で必要十分じゃないかと思う。ウィルススキャンは高速で動作も軽快なので、とても使い易い。初心者でも簡単にiAntivirusを使えるだろう。

■ ClamXavのインストールと設定


もう一つのClamXavは、オーブンソースのアンチウィルスエンジンをベースに開発されたClamAVのMac版だ。WindowsやLinux版のClamAVも存在し、特にUNIX系OSでは広く使われている。ClamXavはMac App Storeからも入手できるが、Mac App Store版には常駐ウィルス監視機能ClamXav Sentryが含まれていないので、本記事上部のリンクのClamXav公式サイトからダウンロードした方が良い。こちらのサイトで配布されているClamXavにはClamXav Sentryが含まれているからだ。

ClamXavに含まれる常駐ウィルス監視やスケジュールスキャン機能を使いこなすには、適切な設定を追加してやる必要がある。そうしないと、これらの機能はちゃんと動かない。iAntivirusとは対象的に、ClamXavはマニアユーザー向けのアンチウィルスソフトだ。

ClamXavを初めて起動すると、重要なデータのバックアップを作成しておくことを勧める警告メッセージが表示された後、下のようなウィンドウが表示される。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112311-639x547.png
このウィンドウの[インストール]ボタンを押すと、Clam AntiVirusエンジンのインストーラが起動する。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112312-620x440.png
Clam AntiVirusエンジンはClamXavの心臓部なので必ずインストールしなければならない。インストーラのガイドに従って操作していけば、特に問題なくインストールできる。

Clam AntiVirusエンジンのインストールが終わった後、再度ClamXavを起動すると、下のようなウィンドウが表示される。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112321-639x547.png
このウィンドウの[今直ぐ更新]ボタンを押すと、最新のウィルス定義データがダウンロードされる。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112404-639x547.png
これでClamXavは使える状態になるが、続いて、スケジュールスキャンと常駐ウィルス監視機能を有効にするための設定も行った。まずは、メインウィンドウ上の[環境設定]ボタンを押し、開いたウィンドウから[スケジュール]タブを選択して、下のような設定に変更した。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112416-414x514.png
この設定によって、指定した曜日と時間にウィルススキャンが自動的に実行される。さらに、[Sentry]タブを選択して、下のような設定に変更した。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112417-520x443.png
監視対象リストに追加したフォルダは以下のとおり。
  • ~/Desktop                      デフォルトでデスクトップにファイルを置くアプリがあるので
  • ~/Downloads                    ダウンロードファイルが格納されるフォルダ
  • ~/Library/Preferences          アプリの設定データが格納されるフォルダ
  • ~/Library/Caches/Firefox       Firefoxのキャッシュデータが格納されるフォルダ
  • ~/Library/Caches/Google/Chrome Chromeのキャッシュデータが格納されるフォルダ
  • /private/var/folders           Safariのキャッシュデータが格納されるフォルダ

アプリによって作成されるファイルの格納先フォルダをほぼ網羅できているはずだ。[ログイン時に ClamXav Sentry を起動]チェックボックスをONにしておけば、システムが起動した直後からこれらのフォルダは常時監視される。

これでスケジュールスキャンと常駐ウィルス監視機能の設定は出来たが、最後に、[除外ファイル]タブを選択して、ウィルススキャンから除外するファイルの設定を行った。
iAntivirus-Installing_MacOSXSLeopard-SCShot13112415-486x390.png
除外対象リストに追加した正規表現エントリは以下のとおり。
  • .*/[^/]+.vmdk                        VMwareの仮想ディスクファイル vmdk を除外
  • /+Users/LOGINUSER/Music/.*/[^/]+.m4a Musicフォルダ内の m4a ファイル(iTunesなどで使用する音楽ファイル)を除外
  • /+Users/LOGINUSER/Music/.*/[^/]+.itc Musicフォルダ内の itc ファイル(iTunesアルバムアートワーク)を除外
  • /+Users/LOGINUSER/Pictures/.*/[^/]+.(jpg|JPG|png|PNG|bmp|BMP|tif|TIF|tiff|TIFF)
     Picturesフォルダ内の JPG, PNG, BMP, TIF (TIFF) ファイルを除外
  • ※「LOGINUSER」は、/Usersフォルダ直下の現在のユーザーのアカウント・フォルダ名を示す)。

これらは、参考ページEに掲載されていた除外ファイル設定をアレンジしたものだ。

iAntivirusとClamXavの2つのアンチウィルスソフトをインストールしたのは、参考ページCとDの記事を読んだからだ。これらの記事には、iAntivirusはMac用ウィルスの検出に、ClamXavはWindows用ウィルスの検出に強いと書かれている。ほんとうそうなのかは良く判らないが、この2つを併用すればMacのウィルス対策としては万全に近づくような気がした。上記のとおり、ClamXavでWebブラウザのキャシュデータやダロンロードファイルを常時監視しながら、スケジュールスキャンも週一回実行するように設定した。この設定によってClamXavがウィルスの侵入を防いでくれるはずだが、ClamXavが検出できないウィルスに対応するため、さらにiAntivirusで定期的にシステム全体のウィルススキャンをかけるようにしている。ここまでやれば、MacとWindows用のいずれのウィルスも検出しそこなうことはないだろう。

ちなみに、MacBook Air 11"(Mid 2011)ではSophos Anti-Virus for Mac Home Editionというアンチウィルスソフトを使っている。

Icon-Sophos_Anti-Virus-64x64.pngSophos Anti-Virus for Mac Home Edition

こちらも無料のソフトで、Sophos Endpoint Antivirusの機能限定版に相当する。Sophos Anti-Virusにはスケジュールスキャン機能が搭載されていて、Webサイトからダウンロードされるファイルのウィルス検出も自動的にできたりする。なかなか優れ物のアンチウィルスソフトだが、システム全体のウィルススキャンを実行するとやたらと処理に時間がかかるという欠点がある。MBA13やMac miniにもSophos Anti-Virusを入れても良かったんだけど、Sophos Anti-Virusのサポートがいつまで継続されるのかという不安がある。もしサポートが切られたら、ウィルス定義データも更新されなくなるかもしれない。

ちなみに、去年の7月からMBA13を使い始めていまは3台のMacを常用しているが、いままでMacでウィルスが検出された事は1回しかない。ただし、ウィルスが検出されたのはダウンロードしてMacのハードディスク上に保存しておいたWindows用のexeファイルだった。Mac用のファイルでウィルスが検出されたことは一度もない。Windowsと比較するとMacのウィルスは圧倒的に少なく、Macがウィルスに感染する可能性はかなり低いというのが実感だ。ソフトウェアベンダーの有料ソフトはウィルスの検出率が高かったり、ウィルス定義データが高い頻度で更新されたりするので、無料ソフトよりもメリットはあるが、Macのウィルスの少なさを考えると、これらのメリットにお金を払う価値があるかという点は人によって意見が別れるところじゃないだろか。いずれも無料のiAntivirus、ClamXav、Sophos Anti-Virusなどを入れておけば、Macのウィルス対策は十分じゃないかと私は思っている。ただし、Macのウィルスがゼロという訳ではないので、アンチウィルスソフトをまったく入れないのは論外だ。そして、アンチウィルスソフトを入れているなら、定期的なウィルススキャンは必ずやるべきだ。最低でも週に一回は実行した方が良い。Macの場合、Webブラウザのキャシュデータやダウンロードファイルはほとんどホームファルダ以下に格納されるので、ホームファルダだけでも定期的にウィルススキャンをかけるべきだ。システム全体のウィルススキャンはそれ程高い頻度で実行する必要はない気がするが、それでも週一回か月一回程度はやった方が良いだろう。

Windowsのウィルスの種類は膨大で、すでに世の中に蔓延しており、そして、どんどん新種も登場している。Webサイトにアクセスしただけでウィルスに感染するケースも多いが、こいうサイトは大抵Windowsだけをターゲットにしているし、スパムメールで送信されるウィルスもほとんどはWindows用だ。こういう状況なので、ちょっと油断するとWindows PCはすぐにウィルスに感染してしまう。Macの場合は、アンチウィルスソフトを入れてちゃんと定期的にウィルススキャンをやってさえいれば、ウィルスに感染する可能性はまずないと言って良い。WindowsからMacに乗り換えてから、私はウィルスへの不安を感ることはほぼなくなった。毎日安心してPCを使いたかったら、Windowsなんかさっさと捨ててMacへ乗り換えるのが賢い選択だ(このメリットを理解して、全社的にMacを導入する企業も増えている)。

【参考ページ】

  1. Mac用アンチウイルス「Clam Xav」を常駐管理設定にする | LIFE GOES TO A PARTY
  2. Mac用アンチウィルスソフトClamXavの使い方や設定のまとめと、あともう少し機能を強化する方法 | Macとかの雑記帳
  3. Macのセキュリティ・ウイルス対策をあらためて考える | kioku7.com
  4. アンチウイルスソフトの「iAntiVirus」と「ClamXav」を併用させてみる | kioku7.com
  5. Mac のウイルス対策 Qve [design communication]
posted by とみやん at 10:40| Comment(2) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年11月17日

j5 create Wormhole Station JUH320V2を入手

Mac用の面白い周辺機器を入手した。j5 createというメーカーが販売しているWormhole Station JUH320V2という製品。いわゆるKM(Keyboard & Mouse)スイッチという奴で、こいつを使うと、2台のPCでキーボードとマウスを共有することができる。この種の製品の需要は結構高いようで、色々なメーカーからKMスイッチが販売されている。日本メーカーの製品は大抵2組のUSBケーブルとスイッチを合体させたような形状をしていて、Windows PCにしか対応していない物が多い。JUH320V2はWindowsとMacに両方に対応しているのが最大の特徴だが、その形状もとてもユニークだ。下の写真のとおり、まるでフルートみたいな形をしていてMacのデザインにもマッチしているのが良い。
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下から2番目の写真がJUH320V2に搭載されているコネクタ、ポート、メモリカードスロットで、左からDC 5V IN、Host(USB 3.0 Micro-B)、USB 3.0 Hub(Normal-A) x 2、MicroSD、SD/MMC、MSスロット、KM Switch(USB 2.0 Mini-B)。Hostが一台目のPC、KM Switchが二台目のデバイスを接続するポートだ。KM Switchポートには、MacやWindows PCだけじゃなくiPadも接続することができる。USB 3.0 Hubポートやメモリカードスロットまで搭載されているのはすばらしい(ただし、これらはHostボートに接続中のPCでしか使えない)。JUH320V2の「j5」というロゴが刻印されている部分は電源ボタンになっており、このボタンを押して電源をONにすると、ロゴがブルーに光るようになっている。これもお洒落で気に入っている。

オークションに市場価格よりかなり安い値段でJUH320V2が出品されているのをたまたま見つけて、どんな機能を持つ製品なのかちょっと試してみたくて落札してしまった。大きな期待は持っていなかったんだけど、実際に利用し始めたら、こいつは使い勝手が良くてなかなかの優れ物だった。他のメーカーの同種の製品と比較すると少し価格が高いが、Macでの動作は非常に安定しているので、Macユーザーにはぜひお勧したい逸品だ。購入を検討している人の参考になると思うので、以下にJUH320V2の導入作業の様子と使い方を紹介しよう。

JUH320V2にMacを接続すると、下のようなキーボード設定アシスタントのウィンドウが表示され、同時にJUH320V2の内蔵ストレージがマウントされる。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111703-616x436.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111706-616x436.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111708-616x436.png
キーボード設定アシスタントは未認識のキーボードが検出されたときにMac OS Xによって自動的に表示される画面だが、JUH320V2のマニュアルには、KM共有ソフトウェアのセットアップが完了する前はこの設定をスキップしろと書かれていた。具体的には、キーボード設定アシスタントの最初のウィンドウの[続ける]ボタンを押すと、上のような「キーボードの認識中」というウィンドウに変わる。このウィンドウでMacのキーボードの左Shiftキーの右側のキー(US配列なら「Z」キー)をタイプした。そうすると、キーボードの認識に失敗した旨のポップアップウィンドウが開いたので、このウィンドウの[スキップ]ボタンを押すと、キーボードの種類(キー配列)を選択するウィンドウに変わる。このウィンドウ内の適切なオプション(Mac本体のキーボード配列)を選択した上で[完了]ボタンを押すと、[キーボード設定アシスタント]は終了した。

続いて、JUH320V2のKM共有ソフトウェアのインストールを始めた。Finderを開くと、すでにマウント済みのUH320V2の内蔵ストレージの内容を確認できる。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111711-640x348.png
JUH320V2のマニュアルによると、この内蔵ストレージに格納されているWormhole.appというアプリがKM共有ソフトウェアの役割をするようだ。このアプリを起動すれば、同ソフトウェアがMac OS Xへインストールされて、同時にキーボードとマウスの共有が始まるらしい。さっそく、このWormhole.appをダブルクリックしてみた。しかし、どうしたことかMacの画面には何も変化が起きなかった。マニュアルによると、PC間の接続が確立した旨のメッセージ画面が表示されると記載されているが、そんな画面はまったく表示されない。この手の常駐型プログラムは大抵そうだが、キーボードとマウスの共有が始まっているなら、その状態を示す印が画面のどこかに現れるはずだ。もう片方のMacにもWormhole.appをインストールしないとダメなのかと思って同じ操作をやってみたが、こちらも同じ結果だった。ちゅんと2台のMacがJUH320V2に接続されているんだが???。

「まさか不良品じゃないだろうな」と思いながら色々と調べると、どうもこのWormhole.appというアプリはクラッシュしており正常に起動していないことが判った。なぜそれが判ったかと言うと、~/Library/Logs/DiagnosticReportsというディレクトリに下のようなファイルが格納されているのを発見したからだ。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111712-640x393.png
Mac OS Xのアプリが起動中や動作中にクラッシュした場合、そのアプリの診断レポートファイル(*.crash)が~/Library/Logs/DiagnosticReportsの中に生成される仕組みになっている。このディレクトリの中に、Wormhole.appを起動した回数分の診断レポートファイルが存在していた。ちなみに、これらのファイルの一つをダブルクリックすると、コンソールが開いて下のような情報が表示された。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111713-808x485
この診断レポート情報から、何らかの例外処理が発生してWormhole.appがクラッシュしているらしいことは推測できるが、その原因を特定するのは難しいだろう。

この問題にどう対処したら良いかと悩みながら、j5 createのサイトで情報を探していたら、下のページにJUH320V2のドライバらしきファイルのリンクが存在するのを発見した。

 Support & Services - j5 create

このページ上の「JUH320v2 Wormhole Station」「Mac Driver」というリンクからj5WormholeSwitch-v1.0.1107.56-mac.zip(本記事投稿時点のファイル名)というファイルを取得できる。このファイルに格納されているドライバを使えば、上の問題を解決できそうな予感がした。

上のリンクから取得したファイルを展開すると、UTUI.appというファイルが格納されていた。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111714-640x348.png
ものは試しだと思って、JUH320V2に接続したMacからこのUTUI.appを起動してみた。すると、下のような画面が開いた。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111716-512x456.png
このアプリはJUH320V2が接続されていることを認識しているみたいだ。この画面のメッセージに従って、JUH320V2のKM Switchポートに接続されているMacからUSBケーブルを外すと、いきなり何かの処理が開始された。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-ScrnShot13111701-512x456.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-ScrnShot13111703-512x456.png
どうやら、このUTUI.appはJUH320V2の内蔵ストレージのイメージを書き換える処理を行っているみたいで、いわゆるドライバではないようだ(まぎらわしいなぁ)。上の処理が終わった後、画面は下のように変わった。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-ScrnShot13111704-512x456.png
この画面イメージの指示に従って、HostポートのUSBケーブルを一旦Macから抜いて再度挿してみると、JUH320V2の内蔵ストレージの内容が書き換わっていることが確認できた。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13111730-640x348.png
この更新版のWormhole.appを使えば上手く行きそうな気がひしひしとしたので、すぐにこいつを起動してみた。すると、下のようなWormhole.appが補助装置に対するアクセス権設定を変更を行う旨の警告メッセージが表示された。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-ScrnShot13111705-420x179.png
この画面の[OK]ボタンを押すと、ユーザーの認証を要求する画面が開いたので、ログインパスワードを入力した。すると、下のような画面が表示された。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-ScrnShot13111707-420x153.png
この時点で、Mac OS XのDockにWormhole.appのアイコンが追加されていた。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13112103-640x105.png
「おー、やったぜ」。上のWormholeアイコンに「×」印がついているのは、片方のMacがJUH320V2に接続されていないからだろう。そこで、JUH320V2のKM Switchポート側に改めてもう一台のMacを接続して、こちらでも内蔵ストレージのWormhole.appを起動してみた。そうすると、こちらのDockにもWormholeアイコンが追加されて、両方のMacの画面に下のようなウィンドウが表示された。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-SCShot13112101-640x105.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-ScrnShot13111709-644x340
2台のMac間の接続が確立した瞬間に、Hostポート側のMacのWormholeアイコンも「×」印なしに変わっていた。こういう凝り方は面白くて好きだ。しかもこのWormhole.appは常駐型プログラムなので、JUH320V2が接続されていると自動的に起動するようになっている。

この状態で、すでに両方のMacでキーボードとマウスが共有されていることが確認できた。Hostポートに接続したMacのマウスカーソルを画面の左端まで動かすと、KM Switchポート側のMacの画面の右端にマウスカーソルが現れて、シームレスに移動するじゃないか。この動きを観た瞬間、「おー、スゴイスゴイ」と思わず拍手してしまった。このマウスカーソルのスムーズな動きにはちょっと驚いた。2台のMacのキーボードとマウスが共有されるということは、片方のキーボードとマウスだけで両方のMacを操作できることになる。2台のMacの間で手を動かす必要がなくなるので、これはすごく便利だ。ちなみに、片方のMacにBluetooth/USB経由でキーボードやマウスを接続していると、それらも一緒に共有される。私はオフィスや自宅の机でMacBook Airを使う場合外付キーボードとマウスを利用しているが、JUH320V2によって、一組の外付キーボードとマウスで2台のMacを使えるようになったのは予想外の便利さだった。

ちなみに、Hostポート側のマウスカーソルをKM Switchポート側へ移動すると、その瞬間KM Switch側のDockのWormholeアイコンは下のように変化する。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-SCShot13112102-640x105.png
また、同時にKM Switch側の画面に下のようなウィンドウが現れる。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-ScrnShot13112101-420x247.png
このウィンドウの[OK]ボタンを押すと、キーボード設定アシスタントのウィンドウに変わるが、このキーボード設定アシスタントはKM Switch側が共有対象であるHost側のキーボードを識別することが目的なので、KM Switch側ではなくHost側のキーボードを使って設定する必要がある。具体的には、下のようなKM Switch側のキーボード設定アシスタントの画面に対して、それぞれHost側の指定されたキーをタイプしなければならない。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-ScrnShot13112103-616x436.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-ScrnShot13112104-616x436.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-ScrnShot13112105-616x436.png
上記は、Hostポート側のマウスを使ってHost→KM Switchのカーソル移動をやった場合の操作だが、KM Switch側のマウスを使ってカーソルをKM Switch→Hostで動した場合は、これと逆の操作を行う必要がある。マウスカーソルがHost側に移動した瞬間Host側のWormholeアイコンが変化し、同時にHost側の画面にキーボード設定アシスタントのウィンドウが表示されるので、KM Switch側の指定キーをタイプして、Host側のキーボード設定アシスタントにキーボードを認識させなければならない。

以上でJUH320V2の導入に伴うソフトのインストール作業はすべて完了したが、JUH320V2(Wormholeアプリ)の便利な機能についても紹介しよう。

Wormholeアプリはクリップボード共有機能を持っている。片方のMacでテキストや画像を選択した状態でコピーを行い、もう一方のMacにマウスカーソルを移動してペーストを実行するだけだ。これは通常のコピー&ペーストとまったく同じ操作だ。片方のMacでクリップボードにデータがコピーされると、もう一方のMacのWormholeアイコンが下のように変化してその状態を教えくれる。これも凝っていて面白い。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-SCShot13112107-640x105.png
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXMLion-SCShot13112108-640x105.png
それから、Wormholeアプリはもう一つ非常に便利な機能を備えている。それはファイル転送だ。こちらも通常の操作と同じで、片方のMacのファイルをもう一方のMacまでドラッグ&ドロップすれば良いだけだ。実際に使うと、このファイル転送機能はものすごく便利で、JUH320V2のすばらしさを実感できる。いままでMac間でファイルを転送する場合、SDカードやDropboxを利用していたが、JUH320V2に接続されたMac間ではこれらを使う必要がなくなった。

最後に、Wormholeアプリ設定項目についても書いおこう。下がWormholeアプリのメニューと[設定]ウィンドウだ。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13112106-716x348
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13112107-491x554.png
ご覧のとおり、Wormholeアプリの設定項目は少ないが、キーボードとマウスの切替がホットキーによってできるのは便利だ。私はHost側とKM Switch側の両方のWormholeアプリを下のような設定に変更している。
WS_JUH320V2-Setting_MacOSXLion-SCShot13112111-491x554.png
この設定にすると、キーボードとマウスの切替はホットキーでしか出来なくなる。デフォルトの設定ではマウスカーソル移動とホットキーの両方による切替が有効になっているが、この状態だと、不用意にマウスを動かすとマウスカーソルが画面の端からはみ出して、意図せずキーボードとマウスの切替が起きてしまう。マウスカーソル移動による切替は、両方のMacの画面が結合されキーボードとマウスは共有されている感じになる。キーボードとマウスの切り替わりを意識しないで済むのは良いが、どちらの画面を視れば良いのか一瞬迷うことがある。私はいまところこの操作感がどうも好きになれない。慣れの問題だという気もするが、マウスカーソル移動による切替は無効にして、ホットキーによる切替だけでJUH320V2を使っている。ホットキーをタイプすると同時に視るべき画面も切り替わる方が私の好みに合っているからだ。

posted by とみやん at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年08月06日

Logicool HD Webcom C615を入手した

久しぶりにデジタル機器を手に入れた。小アイテムだけど、Logicool HD Webcom C615というWebカメラだ。オークションで市場相場より千円位安い即決価格で出品されていたので、思わず2個もポチってしまった。本当は同社のC920という機種が欲しかったんだけど、金欠病をこじらせている状態なので、こちらの入手はいまは見送っている。C920はカールツァイス社製レンズを搭載していて評判も高い機種なので、近いうちにこちらも必ず入手しようと思っている。
IMG_3140_1-Logicool_HDWebcom_C615-PacakgeBox.jpg
IMG_3156_1-Logicool_HDWebcom_C615-PacakgeItems.jpg
IMG_3151_1-Logicool_HDWebcom_C615-BodyDiagonallyUpsideView.jpg
IMG_3155_1-Logicool_HDWebcom_C615-BodyTopFrontSideView.jpg
IMG_3159_1-Logicool_HDWebcom_C615-TripodsScrewHoleOnBottom.jpg
OpenCVの画像取り込み用カメラとして使うのが、このC615を入手したメインの目的。Mac miniにはカメラは搭載されていないし、MacBook Airのカメラはトップカバーの液晶上面ベゼル部分に固定されているので、撮影の自由度に問題がある。FaceTimeやSkypeで使うならMBAの内蔵カメラで十分なんだけど、対象物を色々な角度から撮影したいなら、外付けカメラはどうしても必要になる。

このC615はUVC(USB Video Class)規格準拠デバイスなので、Macに接続するだけで認識する。これはC615に限ったことではなく、大抵のUSBカメラも同様だ。さっそくC615をMac miniにつないでみた。接続後[ユーティリティ]>[システム情報]の[USB]画面を開くと、「Logitech Camara」という名前で認識されていた。
Using_Logicool_HDWebcom_C615-SCShot0602-751x520
取りあえず、FaceTimeを起動したみたら、ちゃんとC615の撮影画像が表示された(画像がピンぼけなのは、オートフォーカスが上手く働いていないからかなぁ?)。
Using_Logicool_HDWebcom_C615-SCShot0713-638x585.png
ちなみに、LogicoolのサイトにC615に対応したMac OS X用ソフトが用意されているので、これを入手して利用することもできる。

 Support + Downloads: HD Webcam C615 - Logicool

上のページには「HD Pro C910を専用にサポートしています。」と書かれているが、参考ページAにC615, C510, C310, C270にも対応していると記載されているので、C615でも使えるはずだ。実際にこのソフトをインストールして、Logicool Webcom Softwareというアプリ起動してみたら、C615でも問題なく撮影画像が取り込めた。
Using_Logicool_HDWebcom_C615-SCShot0712-866x760
ググって調べた情報によると、C615の性能はワンランク下のC310と大きな差はないそうだ。C310がHD 720pの動画を撮影できるのに対してC615はHD 1080pが可能な点が一番の差だ。製品仕様ではC310は120万画素でC615は800万画素となっているが、実用上撮影画像の質にほとんど差はないらしい。市場相場価格はC310の方が1,500円位安い。この価格差で画像の質に大差がないなら、C310の方がベターな選択だと思うが、C615には三脚用ネジ穴がついている。この点を重視して、C615の方を選択した。三脚を使って手ブレのない画像処理を撮影したいからだ。OpenCVみたいなソフトで画像処理や画像認識をやるときは、元画像の質はできるだけ高い方が良いだろう。

ミニ三脚も近いうちに買いたいと思っている。普通サイズの三脚は何台か持っているが、フィギュアや玩具みたいな小さな対象物を机上で撮影するにはミニ三脚は必須の撮影機材だからだ。PCとカメラさえあれば開発ができるので、OpenCVは手頃な研究テーマだ。短期滞在の出張には必ずノートPCを持っていくので、C615のようなUSBカメラも一緒に持って行けば、旅行先でも気軽にプログラミングがやれる。サブの研究テーマとして、しばらくはOpenCVをいじくり回していきたい。

【参考ページ】

  1. Mac 用 Logicool ウェブカメラ ソフトウェア v2.x リリース ノート - Logicool FAQ
  2. UVC ドライバ vs Mac OS 用 Logicool ウェブカメラ ドライバ - Logicool FAQ
  3. Mac OS 10.7 (Lion) で Logicool ウェブカメラ ソフトウェア 2.2 を使用する際の問題点 - Logicool FAQ


posted by とみやん at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年07月14日

オフィススイートをLibreOfficeに換えた

私がいままでMacにOpenOffice.orgNeoOfficeの2つのオフィススイートを入れていた。OpenOfficeを入れたのはこれがオフィススイートの定番ソフトだと思ったからで、さらにNeoOfficeを入れたのは、これがOpenOfficeよりMicrosoft Officeとの互換性が高いという情報を見かけたからだ。しかし、いずれもインストールしただけであまり使っておらず、CrossOver経由でインストールしたMicrosoft Office 2003の方を使うことが多かった。

最近改めてオフィススイートについてググっていると、2013年2月にリリースされたLibreOffice 4.0の評判がかなり高く、すでに多くユーザがOpenOfficeからLibreOfficeに乗り換えていることを知った。LibreOfficeはOpenOfficeから派生したオープンソースのオフィススイートで、OpenOfficeよりずっと高速に動作し、最新のOpenDocument Format(ODF)仕様に対応しており、独自の機能もいくつか追加されている。Microsoft Officeとの互換性も高く、Ubuntu、OpenSUSE、Red Hat EnterpriseなどのLinuxディストリビューションで標準のオフィススイートとして採用されており、iOSやAndroid向けの移植作業も進行中らしい(Windows版も存在するようだが、私はもうWindowsを使うことは滅多にないので、この点はまったく重要視していない)。OpenOfficeもNeoOfficeもほとんど使っていなかったし、MacとLinuxの両方の環境を使うことも多いので、私もオフィススイートをLibreOfficeに換えることにした。

Icon-LibreOffice-64x64.pngLibreOffice

LibreOfficeのインストールは特に難しいことはなく、上のサイトから入手できるLibreOffice本体とJapanese Language Packの両方をインストールすれば良いだけだ。

下のスクリーンショットがLibreOfficeの起動画面。OpenOfficeの起動画面と似ている。
LibreOffice_4.0.3-Startup_Window-SCShot1403-1092x564
Japanese Language Packをインストールした後言語設定を変更する必要があるのかと思っていたが、上のとおり、すでにLibreOfficeの起動画面は日本語表示になっていた。

念のため、[LibreOffice]>[設定]メニューを開いてみると、やはり言語設定はすでに日本語になっていた。
LibreOffice_4.0.3-Language_Settings-SCShot1405-1096x644
LibreOfficeのメンテナンスや更新は活発に行われており、オープンソースのオフィススイートとしてOpenOfficeよりこちらが主流派になっているようだ。もうOpenOfficeやNeoOfficeに戻すことはないだろうと思ったので、どちらもすべてのMacからアンインストールしてしまった。

posted by とみやん at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年07月04日

ターミナルをiTerm2に換えた

ここ数日MacVimの導入から始まったプログラミングCLI環境の整備を続けている。その第三段の作業として、ターミナルをMac OS X標準のもの(Terminal.app)からiTerm2へ換えた。

Icon-iTerm2-64x64.pngiTerm2

■iTerm2のインストール


iTerm2は普通のアプリなので「アプリケーション」フォルダにコピーすればインストールでき(私がインストールしたのはTest Release版のiTerm2 1.0.0.20130624 beta)、アイコンを開けば起動することができる。ログインシェルのように設定を変更する必要もなく、標準のTerminalを置き換えてしまう訳ではないので、こちらもそのまま使える。

下のスクリーンショットが、iTerm2のデフォルト状態の起動画面(ログインシェルをzshに変更済み)。
iTerm2-zsh-NewWindow-ScrnShot01-699x565
基本的な機能は標準のTerminalと大きな差はないが、iTerm2はカスタマイズ設定項目が非常に多くて、これらの設定を色々といじるととても見栄えと使い心地が良くなる。タブやウィンドウ分割(ペイン)により複数のセッション画面を開くことができる点も同様だが、縦分割ベインが使える点は標準のTerminalより優れている(Terminalは横分割ベインしか使えない)。
iTerm2-zsh-Tab_SplitVH-ScrnShot02-839x672
iTerm2の画面を最大化して、縦分割ベインで利用すると使い勝手が良い。

■Rictyフォントの生成と導入


ターミナルをiTerm2に変えたのを機会に、プログラムコードの表示に適した日本語フォントも入れることにした。今回Mac OS Xに入れたのは、下のサイトで配布されているRictyという名前のTrueTypeフォント。

 プログラミング用フォント Ricty

Rictyフォントは欧文フォントInconsolataと日本語フォントMigu 1M(M+とIPAの合成フォントの一種)を合成したもので、これらはいずれもプログラミングに最適なフォントとして高い評価を受けている。

元フォントのライセンス解釈の関係でRictyフォントはフォントファイルの形態では配布されておらず、フォントを生成するスクリプトだけが配布されている。以下の手順を実行すれば、Rictyフォントを生成することができる。
  1. 最初に、Homebrewを使って、FontForgeをインストールする(フォントの合成処理で、これが使われているため)。
    $ brew install fontforge

  2. こちらのGitHubのページから、Rictyフォント生成スクリプトの最新版(本記事投稿時の最新版はVersion 3.2.2)を入手する(「Download ZIP」ボタンを押せは、ページに表示されているファイルが格納されたzipファイルをダウンロードできる)。

  3. 適当な作業ディレクトリに、手順2で入手したzipファイルを展開する。

  4. Inconsolata公式サイトから 「OpenType file」Inconsolata.otfを入手して、手順3で作成されたスクリプトファイルricty_generator.shが格納されているディレクトリへコピーする。

  5. 「M+とIPAの合成フォント」サイトからMigu 1Mフォントを入手して、その圧縮ファイルに格納されているフォントファイルmigu-1m-regular.ttfmigu-1m-bold.ttfをスクリプトファイルricty_generator.shが格納されているディレクトリへコピーする。

  6. ターミナルを開き、スクリプトファイルricty_generator.shが格納されているディレクトリへ移動した上で、次のコマンドを実行する。
    $ sh ricty_generator.sh Inconsolata.otf migu-1m-regular.ttf migu-1m-bold.ttf

上の手順どおりに操作を行うと、Ricty-Regular.ttf, Ricty-Bold.ttf, RictyDiscord-Regular.ttf, RictyDiscord-Bold.ttfの4つのフォントファイルが作成されるはずだ。これらのファイルを~/Library/Fontsフォルダへコピーすれば、Rictyフォントをインストールすることができる。

iTerm2でRictyフォントを使うには、さらに、以下の手順を行う必要がある。
  1. iTerm2を起動し、[Preferences]メニューの[Profiles]サブ画面を開く。

  2. 右側のブロファイルリスト内の「Default」が選択されている状態で、下側の[Other Actions]>[Duplicate Profile]ドロップダウンメニューを実行する。これによって、「Copy of Default」といプロファイルが新たに作成される。
    iTerm2-Create_Ricty_Font_Profile-ScrnShot08-927x587

  3. [General]タブ画面のBasic -> [Name]エディットボックス内の「Copy of Default」を適当な名前(例えば「Ricty Font」など)に変更する。
    iTerm2-Create_Ricty_Font_Profile-SShot1521-924x541

  4. 手順2で追加した新規プロファイルが選択されている状態で、[Text]タブ画面を開く。

  5. [Text]タブ画面内のRegular Font -> [Change Font]ボンタを押すと、フォント選択画面が開くので、Ricty 12pt(Typefaceはお好みで)を選択する。Non-ASCII Fontに対しても同じ操作を行う。また、これらの両方の[Anti-aliased]チェクボタンが有効になっていることを確認する。
    iTerm2-Create_Ricty_Font_Profile-SShot1522-924x541
    iTerm2-Create_Ricty_Font_Profile-SShot1523-445x404.png

  6. 手順2で追加した新規ブロファイルが選択されている状態で、下側の[Other Actions]>[Set as Default Profile]ドロップダウンメニューを実行する。これによって、新規ブロファイルがデフォルト設定として使われるようになる。
    iTerm2-Create_Ricty_Font_Profile-ScrnShot09-927x587
    iTerm2-Create_Ricty_Font_Profile-SShot1525-924x541

既存のDefaultブロファイル(Monoco 12pt)による画面とRictyフォント(Ricty Regular 12pt)に設定したブロファイルによる画面をそれぞれ下に示す。
iTerm2-zsh-Monaco_12pt-ScrnShot03-713x565
iTerm2-zsh-Ricty_Regular_12pt-ScrnShot04-619x465.png
人によって好みの違いはあるだろうが、やはりMonocoよりRictyの方がフォントのバランスが良いと思う。英語と日本語が混在したテキストではRictyフォントの方がずっと視認性が高く、プログラムコードの表示に向いている気がする。

■Solarizedカラーテーマの導入と設定


06/27の記事で紹介したSolarizedというサイトでiTerm2用のカラーテーマも配布されている(iTerm2用カラーテーマのダウンロードは、GitHubのこちらのページからできる。このページのiterm2-colors-solarizedというディレクトリに格納されているファイルがそれ)。これを入手して、iTerm2のカラー表示設定をSolarizedに変更した。以下に、その手順を書いておく。
  1. iTerm2を起動し、[Preferences]メニューの[Profiles]サブ画面を開く。

  2. 右側のブロファイルリスト内の「Default」が選択されている状態で、下側の[Other Actions]>[Duplicate Profile]ドロップダウンメニューを実行する。これによって、「Copy of Default」といプロファイルが新たに作成される。
    iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-ScrnShot15-927x587

  3. [General]タブ画面のBasic -> [Name]エディットボックス内の「Copy of Default」を適当な名前(例えば「Solarized Dark」など)に変更する。
    iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-SShot1611-924x541

  4. 手順2で追加した新規プロファイルが選択されている状態で、[Colors]タブ画面を開く。

  5. [Colors]タブ画面内の[Load Presets]>[Import]ドロップダウンメニューを選択すると、カラープリセットファイルの選択画面が開くので、Solarized Dark.itermcolorsを選択する。これによって、[Load Presets]ドロップダウンメニューに[Solarized Dark]という項目が追加される。
    iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-ScrnShot18-927x687
    iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-SShot1647-585x400.png

  6. [Colors]タブ画面内の[Load Presets]>[Solarized Dark]ドロップダウンメニューを選択する。これによって、[Colors]タブ画面の全項目が選択した設定に変更される。
    iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-ScrnShot20-927x717

  7. 手順2で追加した新規ブロファイルが選択されている状態で、下側の[Other Actions]>[Set as Default Profile]ドロップダウンメニューを実行する。これによって、新規ブロファイルがデフォルト設定として使われるようになる。iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-ScrnShot22-927x587
    iTerm2-Create_Solarized_Dark_Profile-SShot1615-924x541

上の操作によって作成したプロファイルのテキスト表示をRictyフォントに変えたい場合は、さらに、上述のRictyフォントの設定手順の4〜5を実行すれば良い。

下が、RictyフォントとSolarizedカラーテーマの両方を設定したプロファイルによるiTerm2の画面。
iTerm2-zsh-Solarized_Dark_Ricty-ScrnShot07-619x465.png

CLI環境の主要な構成要素であるターミナル、ログインシェル、エディタの3つを変えたことにより、大分使い勝手が良くなった。これでCLI環境の整備作業は一区切りついたが、Google先生に教えてもらった情報では、下のような事をやるとさらに使い易いCLI環境が構築できるらしい。
  • ターミナルにtmuxを組み合わせて使う。
  • Vimに色々なプラグインをインストールする。

これらも近いうちにやりたいと思っているが、どちらも調べないといけないことが多くて結構時間がかかりそうな感じだ。Mac OS XのCLI環境の整備作業はこれで一旦休止ということにしよう。続きの作業は、またまとまった時間が取れたときにやるつもりでいる。
タグ:Mac OS X iTerm2
posted by とみやん at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年07月01日

ログインシェルをzshに換えた

Mac OS XのCLI環境の整備を本格的に始めた。プログラム開発環境をCLIに統合化することがこの作業の最終目的。前記事で紹介したとおり、プログラミングエディタをMacVimに換えたこともこの目的の一部だ。Vimの導入に続く第二段の作業として、ターミナルのログインシェルをzsh(Z Shell)に換えたので、備忘録を兼ねてその作業ログを書いていく。

zshの特徴についてはWikipediaのこちらのページに詳しく書かれているので説明は省略するが、一度zshを使い始めると、他のものに変える気にならないほどの超優れ物のシェルらしい。zshの最大の特徴は強力な補完機能を備えていることで、この機能によって、少ない文字入力で目的のコマンドを生成することができる。zshの補完機能はプログラムによって記述されているので、ユーザがカスタマイズしたり追加することも可能。他にも多くの機能を備えていて、現状最強のシェルがzshだと言っても過言ではないだろう。Macを使い始めた頃からzshのことは知っていて、いつかシェルをこれに換えようと思っていながらついつい先延ばしにしてきた。本格的なCLI環境を構築するにあたって、まずはzshのインストールと設定作業から取りかかった。

■zshをインストールする


Mac OS Xにはデフォルト状態でzshが存在するが(/bin/zshがそれ)、バージョンが結構古い。最新版を使いたいなら、Homebrewによってインストールした方が良い。まずは、いつものようにzshのフォーミュラ情報を調べてみた。
$ brew info zsh
zsh: stable 5.0.2
http://www.zsh.org/
Not installed
From: https://github.com/mxcl/homebrew/commits/master/Library/Formula/zsh.rb
==> Dependencies
Required: gdbm, pcre
==> Options
--disable-etcdir
Disable the reading of Zsh rc files in /etc
==> Caveats
To use this build of Zsh as your login shell, add it to /etc/shells.

If you have administrator privileges, you must fix an Apple miss
configuration in Mac OS X 10.7 Lion by renaming /etc/zshenv to
/etc/zprofile, or Zsh will have the wrong PATH when executed
non-interactively by scripts.

Alternatively, install Zsh with /etc disabled:
brew install --disable-etcdir zsh

Add the following to your zshrc to access the online help:
unalias run-help
autoload run-help
HELPDIR=/usr/local/share/zsh/helpfiles

If you have administrator privileges, ...」で始まる注意書きメッセージが気になったので、これについてググってみた。すると、これは「Mac OS X Lionでは/etc/zshenvの内容に不具合があり、これによって、zsh起動時に環境変数PATHの設定値がリセットされる」ということを意味しているらしいことが判った。上のメッセージの説明のとおり、この問題の対処方法として次の2つがあるそうだ。
  1. /etc/zshenv/etc/zprofileにリネームする。
  2. brew install --disable-etcdir zsh」で、zshをインストールする。

私はAの方法を選択することに決めた。その前に、zshのインストールを先に行った。
$ brew install zsh

続いて、上記の問題の対処方法Aを実行した。
$ sudo mv /etc/zshenv /etc/zprofile


■ログインシェルをzshに設定する


これでzshがインストールできたので、さらに続いて、ログインシェルをzshに変更するための設定を行った。まずは、/etc/shellsを次のように編集した(一番最後に/usr/local/bin/zshを追加)。
$ sudo vi /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.

/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/zsh

これはシェルのパス一覧を保持しているファイルで、Mac OS Xではこの中に定義されているシェルしか選択できないようになっている。ここまでの設定が済んだ状態で下のコマンドを実行すれば、ログインシェルはzshに変更される。
$ chpass -s /usr/local/bin/zsh

試しに新しいターミナルを開いてみた。すると、下のような画面が表示された。zshがログインシェルになっているのは、ウィンドウのタイトルに「ターミナル -- zsh」と表示されていることで確認できる。
Terminal-zsh-newuser-install-ScrnShot07-699x480
ホームディレクトリにzshの起動設定ファイルが一つも存在しないと、上の画面のメッセージが表示されるようだ。これらのファイルの設定例はググればたくさん見つかるので、後で自分で編集することにして、取りあえず、この画面では「0」を選択して空の.zshrcを作成しておいた。

■.zshrcを作成する


続いて、.zshrcの編集を行った。下がその内容。
export LANG=ja_JP.UTF-8

# Zsh ヒストリの設定
HISTFILE=~/.zsh_history
HISTSIZE=1000000
SAVEHIST=1000000

########################################
# Zsh 補完

# 補完機能を有効にする
autoload -Uz compinit
compinit

########################################
# Zsh オプション

# ディレクトリ名だけでcdする
setopt auto_cd

# cd したら自動的にpushdする
setopt auto_pushd

# 日本語ファイル名を表示可能にする
setopt print_eight_bit

上は必要最低限の設定だけしか記述していない。zshは非常に多くの機能を備えているので、今後この.zshrcにどんどん新しい設定を追加していくことになるだろう。

zshのインストールと起動設定が済んだので、さっそく新しいターミナルを開いてzshを使ってみた。zshのプロンプトに対して「ls <TAB>」と入力すると、補完機能が働いて、ディレクトリ名の候補一覧が自動的に表示される。
Terminal-zsh-File_Name_Completion-ScrnShot08-699x480
Terminal-zsh-File_Name_Completion-ScrnShot09-699x480
この状態で再度<TAB>を入力すると、上のように、1番目の候補のファイル名が「ls 」以降(<TAB>を入力した位置)に追加される。さらに<TAB>を入力すると、次の候補のファイル名に順番に変わっていく。

zshの補完機能は、ファイル名だけでなく、コマンド名、シェル変数や環境変数名、ユーザやホスト名、プロセスやジョブ名などにも対応している。さらに、入力済みのコマンドの文脈から適切な候補を検索する機能まで備えている。うろ覚えで途中までコマンドを入力してとにかく<TAB>を打ち続ければ、zshがどんどん候補を表示してるので、それらを適切に選択しながら辿っていくことで目的の完全なコマンドに到達することができる。実際に使い始めて、zshの補完機能のすばらしさをすぐに実感することができた。いままで「もはやzshなしではMacやLinuxを使う気になれない」と書いているページを多く見かけたが、この意見にもすぐに納得できた。こんなに便利なら、もっと早くzshを導入しておけば良かった。

■zsh-completionsをインストールする


これでzshのインストールと設定は完了だが、zshについてググっていると、いくつかの非標準コマンドの補完情報をまとめたzsh-completionsというものが存在することを知った。zsh自体に標準的なコマンドの補完情報は付属しているが、zsh-completionsをインストールすると、さらに、ackやgithubなどいくつかのコマンドで補完が使えるようになるらしい。これには「brew」コマンドの補完情報も含まれているので、Homebrewを使っているならぜひインストールするべきだ。zsh-completionsもHomebrewでインストールすることができるので、フォーミュラ情報を調べてみた。
$ brew info zsh-completions
zsh-completions: stable 0.9.0, HEAD
https://github.com/zsh-users/zsh-completions
Not installed
From: https://github.com/mxcl/homebrew/commits/master/Library/Formula/zsh-completions.rb
==> Caveats
To activate these completions, add the following to your .zshrc:

fpath=(/usr/local/share/zsh-completions $fpath)

You may also need to force rebuild `zcompdump`:

rm -f ~/.zcompdump; compinit

Additionally, if you receive "zsh compinit: insecure directories" warnings when attempting
to load these completions, you may need to run this:

chmod go-w /usr/local/share

上のフォーミュラ情報に含まれる注意書きメッセージをしっかりと読んだ上で、zsh-completionsのインストールを行った。
$ brew install zsh-completions

上の注意書きメッセージのとおり、zsh-completionsはインストールしただけでは有効にならない。zsh-completionsに収納されている補完情報を有効にするには、以下の設定を.zshrcに追加する必要がある(この設定は、.zshrc内に記述されている「autoload -Uz compinit; compinit」コマンドより前に置くこと)。
fpath=(/usr/local/share/zsh-completions $fpath)

さらに、次のコマンドを実行して、zshの補完情報の再構築も行わなければならない。
$ rm -f ~/.zcompdump
$ compinit

上の2つの操作を行った後ターミナルを再起動すると、下のような警告メッセージが表示された。
zsh compinit: insecure directories, run compaudit for list.
Ignore insecure directories and continue [y] or abort compinit [n]?

この警告メッセージを回避するには、.zshrc内の「compinit」コマンドに「-u」オプションをつければ良いそうだ。
compinit -u

zsh-completionsのインストールと設定がすべて終わったら、ターミナルを再起動すれば、「brew <Tab>」という入力したときに補完が働いて、下のようにサブコマンドの一覧が表示されるようになる(zsh-completionsをインストールする前は、「brew <Tab>」と入力しても、カレントディレクトリのファイル一覧が候補として表示されていた)。
Terminal-zsh-brew_Command_Completion-ScrnShot10-699x606
zsh-completionsに含まれている補完情報の一覧は、「ls /usr/local/share/zsh-completions」で確認することができる。このディレクトリには100個弱の「_」で始まるファイルが含まれているが、zshの非標準コマンドの補完情報を格納したファイルは「_<COMMAND>」という名前で作成する決まりになっている。

タグ:Mac OS X zsh
posted by とみやん at 13:18| Comment(4) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年02月16日

HyperJuice 60Whを購入

MacBook Airを入手して以来ずっと欲しかったHyperJuiceをやっと購入した。今回の購入先はAmazon。

MacBookシリーズ用の外付けバッテリーとして有名な製品で、 Macユーザーの間でこれを使っている多いというのは、MBA13を入手した直後から知っていた。評判も良くて、性能も折り紙つきだ。MacBook Airシリーズはどのメーカーの製品よりも優れたノートPCだと思うが、バッテリーの持ちがあまり良くないという点だけは唯一不満を感じていた。本体があれだけ薄いと、内蔵できるバッテリーの容量に限界があることは容易に想像できる。バッテリーの持ちだけを比較すると、残念ながら、MBAシリーズは他のメーカーの最新のUltraBookより劣るかもしれない。MBAのこの欠点をカバーしてくれるのがHypreJuiceだ。
IMG_2957_1-HyperJuice_60Wh-PackageBox-20130216.jpg
IMG_3003_1-HyperJuice_60Wh-PackageItems-20130216.jpg
IMG_3005_1-HyperJuice_60Wh-BodySideView2-20130216.jpg
HyperJuiceにはバッテリーの容量によって4種類のモデル(60Wh、100Wh、150Wh、222Wh)があるが、今回は買ったのは一番容量の小さい60Wh(MBP-060)の奴。容量が大きくなれば当然それに比例して重量も増えるので、外出時に持ち歩くことを考えると、やはり一番容量が小さくかつ軽い60Wh(重量360g)がベストじゃないかと思って、これを選んだ(容量が大きいモデルは値段が高くて手が出なかったことも理由だけど・・・)。ちなみに、60Whモデルの場合、フル充電状態でMacBook Air 13-inchを15.4時間使えるそうだ(販売代理店のデータより)。7割位に割り引いて考えても、10時間位は持ってくれるんじゃと期待してしまう。これなら、ほぼ丸一日外出しても、ずっとMBAを使い続けることができそうだ。

上の写真のとおり、HyperJuiceには2系統のDC出力が搭載されている。右側の「DC OUT」がMacBook用で、左側の「USB 5V OUT」は汎用。後者は汎用のUSBバス電源として使えるので、iPhoneやiPadなどあらゆるUSBデバイスで使うことができる。私は、外出中のインターネット接続にはURoad-SS10というWiMAXモバイルルーターを利用しているが、HyperJuiceを使えば、MBAと同時にこいつの給電もできる。これはすごく便利そうだ。

HyperJuiceの製品パッケージを開けると、本体、ACアダプター、Airlineアダプターの3点が入っていた(上から2番目の写真)。じつは、製品パッケージに含まれるこれらの物だけでは、HyperJuiceをMBAに直接つないで使うことはできない。別途Apple MagSafe Airline Adapterという物も必要になる。こいつを入手して、次のように接続して、初めてHyperJuiceをMBAで使うことができる。

 HyperJuice → Airlineアダプター → MagSafe Airlineアダプター → MacBook

なぜMagSafe出力ケーブルがHyperJuiceの製品パッケージに含まれていないのかというと、MagSafe(MacBookシリーズ用ACアダプターの本体側コネクタ部分)はApple社が特許を持っており、その販売ライセンスを他社へ提供していないから。初期のHyperJuiceはMagSafe出力ケーブルが同梱されていたらしいが、Appleがこれにクレームをつけたそうだ。このクレームを受けて、HyperJuiceの製造元はMagSafe出力ケーブルの同梱をやめて、代わりに、上の写真のように、Airlineアダプターを同梱することにしたという話だ。

このような経緯から、MagSafe出力ケーブルは含まれていないが、じつは、AmazonやオークションでHyperJuice用のMagSafe出力ケーブルが売られてたりする。下の写真がそれ。
IMG_2964_1-Nobland_MagSafe_Charging_Cable_C28.jpg
いつか必ずHyperJuiceを買おうと決めていたので、このケーブルは先に入手しておいた。これを使えば、HyperJuiceを直接MBAにつなぐことができる。しかも、このケーブルはMBAへの給電だけじゃなく充電もできる(つまり、これはMagSafe充電ケーブルというとになる)。多分これは中国製だと思うが、やはり中国製だと思われるMacBookシリーズ用MagSafe ACアダプターの互換品もAmazonやオークションで売られてたりする。こちらも利用しているが、どちらもMaBookユーザーにとっては役に立つ便利物。しかし、これらはいずれもAppleからライセンスを受けていない海賊版製品なのかもしれない。

HyperJuiceをMBAで使う場合、もう一つ注意しなけばならないことがある。最新型のMacBook Air(Mid 2012)では、ACアダプターの本体側コネクタ部分の形状がMagSafe2という新しいものに変更されているらしい。上のケーブルのMac側コネクタはMagSafeなので、これを最新型MBAで使う場合、MagSafe to MagSafe2 Converterというものが必要がなる。下の写真がそれだ。
IMG_2963_1-MagSafe_to_MagSafe2_Converter-PackageBox-20130216.jpg
IMG_2970_1-MagSafe_to_MagSafe2_Converter-ConnecterView1-20130216.jpg
IMG_2972_1-MagSafe_to_MagSafe2_Converter-ConnecterView2-20130216.jpg
私はまだ最新型MacBook Airを持っていないが、いずれ入手することになるだろうと思って、これも一緒に買ってしまった。MageSafe充電ケーブルのMac側コネクタ部分に上のコンバーターを取りつけた様子が、下の写真。
IMG_2974_1-MagSafe_to_MagSafe2_Converter-UsingWithC28-20130216.jpg
HyperJuiceの使用感については、後日別の記事に書くことにしたい。フル充電状態から繰り返し使ってみないと、実際のバッテリー持続時間が分からないからだ。当然これはMBA側の使い方に依存するはずなので、どういう使い方をしたときどれくらいバッテリーが持つのか実績データを取ってみる必要がありそうだ。ビジネス系アプリだけを使う場合とか、Webブラウジングがメインの場合とか、動画再生を続けた場合とか色々なケースを試してみようと思っている。いままで何台もノートPCを使ってきたので、CPU負荷が高い処理やHDD/SSDアクセスが連続する処理をやると、急激にバッテリーが減っていくことは解っている。はたして、このHyperJuiceでどれくらいの時間MBAを使い続けることができるんだろうか。いずれにしても、これでやっと外出中にバッテリーの心配をせずにMBAを使うことができそうだ。

タグ:MacBook Air
posted by とみやん at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2013年02月09日

ThinkPad USB TrackPoint KeyboardをMacで使う

私はPCに対するいくつかのこだわりを持っているが、キーボードはUS英語配列のものしか使わないというのがその一つ。デスクトップPCのキーボードは当然はすべて英語配列の物を使っているし、ノートPCのキーボードも部品を入手して英語配列のものに交換している(どうしても部品を入手できない場合は、あきらめて日本語配列キーボードのままで使うこともあるが)。また、キーボードのキータッチにもこだわりがあって、最初期のIBM純正PCに付属していたようなメカニカルタイプのしっかりとした打鍵感のキーボードが好みだ。じつは、私のオークションで落札する商品の中で一番の種類が多いのがキーボードだったりする。別に収集しているつもりはないんだけど、キータッチにこだわって、いくつもキーボードを落札しているうち、いつのまにか相当な数が貯まってしまった。

たくさんの種類のキーボードを持っているので、気分によってときどき変えたりしているが、そんな中で、最近気に入っているキーボードがある。下の写真のLenovo ThinkPad USB TrackPoint Keyboard(55Y9003)という奴がそれ。
IMG_2825_1-ThinkPad_USB_Keyboard_with_TP-TopView-20130208.jpg
これは去年の9月に手に入れた。もともと旧IBM(現Lenovo)のThinkPadシリーズが好きで、ノートPCは代々ThinkPadを使ってきたが、このキーボードはThinPadシリーズのそれと良く似たキータッチですごく私の好みに合った。入手して以来Windows PCで使っていたんだけど、ググっているうちに、Macでも使えることを知った。気分転換のつもりで、このキーボードをMac miniにつないでみた。
IMG_2820_1-ThinkPad_USB_Keyboard_with_TP-SceneWithMacmini-20130208.jpg
特にドライバとかをインストールしなくても、ただ接続するだけで、Macはこれを認識する。[アプリケーション]>[ユーティリティ]>[システム情報]を開くと、USBデバイスとしてしっかりと認識されていることが確認できる。標準状態のMac OS Xにすでにドライバが入っいるのだろう(Mac OS Xのバージョンによって差があるかもしれないが・・・)。
Using_ThinkPad_USB_Keyboard_with_TrackPoint-Scrnshot02-865x634
キー入力はもちろんことトラックポイントもマウスとして問題なく使えるが、トラックポイントでスロールができると便利そうだ。ググってみると、下のリンクページにその方法が掲載されているのを見つけた。

 奇人記? Mac de トラックポイントキーボード!

このページの情報によると、KeyRemap4MacBookというソフトを使えばこの目的を達成できそうなので、さっそくMacに入れてみた。

Icon-KeyRemap4MacBook-64x64.pngKeyRemap4MacBook

KeyRemap4MacBookをインストールして、再起動すると、メニューバーに下のようなアイコンが追加される。

KeyRemap4MacBook_IconAndMenusOnBar-Scrnshot05-421x119.png

このアイコンから[Open KeyRemap4MacBook Preferences...]メニューを選択すると、下のような画面が開く。
KeyRemap4MacBook_PreferencesWindow-Scrnshot03-782x736
この画面の[Pointing Device]>[CursorMove to ScrollWheel]>[MiddleClick+CursorMove to ScrollWheel]という項目を有効にしてみた。すると、中ボタンを押しながらトラックポイントを動かすと、スクロールができるようになった。ちなみに、このKeyRemap4MacBookはどんなキーボードでも使えるみたいだ。ほぼすべての特殊キーの動作を変更できるようなので、Windowsで使っていたキーボードをMacで使いたい場合にすごく役に立ちそうなソフトだ。

話は変わるが、去年の07/24の記事で私の机の上のPC配置を紹介した。あれからMacBook Air 11"を入手して、今回さらにメインPCをMac miniへ変えたり、キーボードも変えたりしたので、だいぶん様子が変わった。いまのPC配置の写真を晒しておこう。
IMG_2849_1-MyPCLayoutOnDeskInSIP-20130209.jpg
中央奥のモニタはNanao EIZO EV2334W(23インチ液晶モニタ)2台。PCは、左からToshiba Portege R835-P56X(閉じているWindowsノート)、MacBook Air 11-inch(Mid 2011)、Mac mini(Mid 2011)。手前に置いているキーボードとマウスは、 左からSolidyear ACK-595U-EとMicrosoft Explorer Touch Mouse(Windows用)、Apple Wireless KeyboardとMagic Mouse(MBA11用)、そしてLenovo ThinkPad USB Keyboard with TrackPoint(Mac mini用)。前の写真に写っていたMacBook Air 13"(Late 2010)はいまはサブマシンにしており普段は電源を入れていない。こちらは他の2台よりやや性能が劣っているということも理由だけど(動画再生とかやると、ファンがビュンビュン回ってうるさいのがなぁ)、さすがに同時に3台のMacを使うシーンはあまりないからだ。

さぁて、次に購入するMacは何にしようか。やっぱりRetinaディスプレイを搭載したMacBook Proの13-inchか15-inchが最有力候補なんだけど、この2つの機種は価格が高すぎるのが悩みの種。私のいまの経済状態では、とても易易と買えるような値段じゃない。スマートフォン関係で他に買いたい物もあるので、今年はMacを買うのは無理かもしれない。MacBook Pro Retinaはあきらめて、最新モデルのMac miniでi7 クアッドコアを搭載した奴を狙うという手もあるか。Macも3台になって、これ以上増やす必要性はあまりないので、まぁ、ゆっくりと考えることにしよう。

タグ:Mac mini
posted by とみやん at 21:04| Comment(0) | TrackBack(1) | PC > Mac

2013年01月22日

PL2303 USB-to-SerialアダプタをMacで使う

Prolific PL2303というチップを内蔵したUSB−Serial変換アダプタをMac OS Xで使えるようにした。

ほとんどのUSB−Serial変換アダプタはWindows専用の製品として売られており、製品のメーカーではWindows用ドライバしか用意されていない。Mac OS XやLinuxで使えるUSB−Serialアダプタとして、Prolific PL2303というチップを内蔵した物が有名で、日本メーカーの製品でもこのチップが内蔵されている物があるが、メーカーからMac OS X用ドライバは配布されていないケースが多い。今回は3年程前に入手済みで保管していたノーブランドの製品を使うことにした。下の写真がそれ。
IMG_2772_1-Prolific-PL2303-USB_to_Serial_Adapter-20130122.jpg
Mac OS X用のProlific PL2303ドライバは、下のリンクページのサイトからダウンロードした。

 PL2303 Mac OS X Driver Download

まずは、上のサイトから入手したドライバをインストールする。USB−SerialアダプタをMacに接続していない状態で、ドライバのインストールを行った方が良い。ドライバのインストールが終了すると、インストーラにより再起動を催促されるので、それに従って、システムを再起動する。

システムが再起動したら、USB−SerialアダプタをMacへ接続し、[アプリケーション]>[ユーティリティ]>[システム情報]を開いてみよう。USB−Serialアダプタが正常に認識されていれば、USBカテゴリ内に下のような項目が追加されているはずだ。
Using_Prolific_PL2303_USBtoSerialAdapter-ScrnShot05-865x634
このドライバが対応しているUSB−Serialアダプタは、VIDとPIDが以下の値の物に限られる。

 VID = 0x067b
 PID = 0x2303

内蔵チップがProlific PL2303であっても、VIDとPIDが異なると、このドライバは使えないようだ。

Mac OS XでUSB−Serialアダプタが正常に認識されると、[システム環境設定]>[ネットワーク]の画面に下のような新しい項目も追加される。
Using_Prolific_PL2303_USBtoSerialAdapter-ScrnShot06-782x694
これは、USB−Serialアダプタの先にモデムを接続して、ダイアルアップでネットワーク接続するためのインターフェースみたいだ。

また、[ユーティリティ]>[ターミナル]を開いて下のコマンドを実行することでも、USB−Serialアダプタが正常に認識されているかどうかを確認できる。
Using_Prolific_PL2303_USBtoSerialAdapter-ScrnShot07-699x480
他のPCやシリアルインターフェースを持ったデバイスと通信したい場合は、下のようにcuコマンドを実行すれば良い。
Using_Prolific_PL2303_USBtoSerialAdapter-ScrnShot09-699x480
cuコマンドの「-l」と「-s」オプションには、それぞれUSB−Serialアダプタのコンソール・デバイスと通信ボーレートを指定する。接続中に「~.」(チルダ、カンマ)とタイプすると、cuコマンドによるシリアル接続は切断される。上のスクリーンショットは、Macと他のPCをクロスケーブルで接続した状態で取得した。別のPCから入力した文字がそのままMac側に表示されれば、シリアル回線の通信状態はOKということになる。

なお、Mac用のシリアルターミナル・ソフトがないか探してみたら、ZTermというアプリが見つかった。

Icon-ZTerm-64x64.pngZTerm

下のスクリーンショットは、クロスケーブルでMacと他のPCを接続した状態で、ZTerm上でシリアル通信を行なっている様子。
ZTerm_Local_Window-DirectConnect-ScrnShot10-592x423.png
毎回ターミナルを開いてcuコマンドを入力するのが面倒なので、シリアルデバイスとの通信には、このアプリを使うことにしよう。
タグ:Mac OS X
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2012年09月09日

MBA11用moshiアクセサリ2点購入

本格的に使い始めたMacBook Air 11-inch用に以下の2つのアクセサリを購入した。いずれもmoshiの製品。

 moshi palmguard for MacBook Air 11"
 moshi iGlaze for MacBook Air 11"

IMG_2620-moshi_palmguard_for_MBA11-PackageView-Photo20-20120826.jpg
IMG_2618-moshi_iGlaze_for_MBA11-PackageView-Photo08-20120826.jpg
07/27の記事で紹介したmouseguard for Magic Mouseもそうだけど、moshiは多く種類のMac用アクセサリを製造・販売していて、いずれの製品も本当に良く出来ている。Macの見栄えを損なわない製品のデザイン性や加工精度の高さでは、Mac用アクセサリ・メーカーの中で一番と言えるかもしれない。

moshi palmguardは、MBAのパームレスト部を傷や汚れから護る耐摩耗性のフィルム。下の写真がmoshi palmguardをMBA11に貼りつけた様子だが、眼を近づけないとフィルムを貼りつけていることが判らず、ほとんど違和感を感じない。
IMG_2630-moshi_palmguard_for_MBA11-StikcedView1-Photo02-20120901.jpg
IMG_2631-moshi_palmguard_for_MBA11-StikcedView2-Photo03-20120901.jpg
IMG_2632-moshi_palmguard_for_MBA11-StikcedView3-Photo04-20120901.jpg
もう一方のmoshi iGlazeはMBA全体を覆う形状のポリカーボネート製のケースで、MBAにぴったりとはまるほど加工精度が高いが、材質の所為なのか特に問題なく簡単に取りつけることができる。特殊コーティングが施された表面は傷がつきにくく、つや消し気味なので手で持っても滑りにくい感じがする。下の写真が、moshi iGlazeをMBA11に取りつけた様子。
IMG_2634-moshi_iGlaze_for_MBA11-AttachedView1-Photo24-20120826.jpg
IMG_2641-moshi_iGlaze_for_MBA11-AttachedView2-Photo31-20120826.jpg
IMG_2642-moshi_iGlaze_for_MBA11-AttachedView3-Photo32-20120826.jpg
iGlazeには、半透明(Translucent)、ホワイト(PearlWhite)、ブラック(StealthBlack)の三色があるが、今回はブラックを選択した。MBA13にPOWER SUPPORT Airジャケットセット(クリア=透明)を取りつけているので、こちらと見栄えを変えたかったからだ。iGlazeをMBA11に取りつけた印象はすばらしいの一言に尽きる。液晶ディスプレイを閉じた状態ではブラック一色なので、一見するとWindowsノート風だが、開くとMBAだと判り、さらに電源を入れると、液晶ディスプレイの背面にAppleロゴが浮かび上がってくる。黒いボディに白いAppleロゴが浮かび上がると一際目立ち、独特のムードと存在感が漂う。カフェなどで使っていると、周りから「あの人Macを使っている!」と気づかれるだろう。iGlazeを取りつけたMBAを取り出して電源を入れるまでの一連の動作やるときに、私は優越感みたいなものを感じてしまう。ブラックを選んだことは大正解だったようだ。個人的な好みのの問題かもしれないが、このiGlazeを買うなら絶対にブラックを選ぶことをお勧めする。


タグ:MacBook Air
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2012年09月08日

MacBook Air 11-inch(Mid 2011)を使い始めた

とうとう2台目のMacを入手してしまった。何となくそうなるんじゃないかという気がしていたが、やはりと言うか、結局物欲に負けてしまった。

入手したのはMacBook Air 11-inch(Mid 2011)という一世代前の機種。Ivy Bridge Core iプロセッサを搭載した最新モデルと比較してもほとんど性能差はなく、いまでも十分に現役マシンとして使える頼もしい奴だ。部品番号はMD214JA/A(MC969J/AベースBTOモデル)で、スペックは、プロセッサ Intel Core i7 1.8GHz(Sandy Bridge)、液晶ディスプレイ 11.6インチ(1366x768)、メモリ 4GB、SSD 256GB、US配列キーボード。プリインストールOSは、Mac OS X Lion。

じつは、このMBAは先月08/08にオークション落札で入手したもの。中古品だけど、状態は新品並に良好だった。色々と訳があっていままで眠らせていたが、しばらく東京で仕事をすることになったので(すでに東京に滞在している)、MBA13(重量約1320g)よりMBA11(重量約1080g)の方がモバイル向きなので、メインのノートPCをこちらに切り換えることにした。
IMG_2496-MacBookAir11_Mid2011-BodyWholeFrontFaceView-Photo15-20120815.jpg
IMG_2492-MacBookAir11_Mid2011-BodyWholeLeftSlantView-Photo11-20120815.jpg
IMG_2495-MacBookAir11_Mid2011-BodyWholeRightSlantView-Photo14-20120815.jpg
IMG_2489-MacBookAir11_Mid2011-LCDPannelFrontFaceView-Photo08-20120815.jpg
IMG_2486-MacBookAir11_Mid2011-AppleLogoOnLCDBackSize-Photo05-20120815.jpg
こいつを入手するまで、Mac miniとMacBook Air 11-inchのどちらにするかずっと迷ってた。市場価格はMac miniの方が安いが、MBA11には、モバイルPCとして常に持ち歩き、いつでもどこでもiOSアプリ開発がやれるというメリットがある。やはりこのメリットは大きいかなぁと思ってMBA11の方を選択したら、その一ヶ月後に東京に滞在しながら仕事をするはめになってしまった。仕事の関係でどうしてもWindowsノートが必要で、さらに旅行荷物にMBA13を加えるのは重量的に厳しいので、iOSプログラミングを中断しないといけなくなっただろう。という訳で、東京へ移動する際にMBA11の方を持ってきた。経済的には厳しいんだけど、こいつを入手しておいて本当に良かった。

07/09の記事で紹介したMacBook Air 13-inch(Late 2010)を入手したのが去年の9月中旬なので、約一年ぶりに新しいMacを入手したことになる。「1年に1台なら多すぎることはないよなぁ」と自分に言い訳をしている今日この頃。
タグ:Mac OS X
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2012年09月01日

CrossOver Macをインストールした

ネットジャパンからダイレクトメールで、CrossOver Mac 11の期間限定値引き販売の告知が送られてきたので、Vector PC Shopでダウンロード版を購入した。Vector PC Shopで第18回Vectorプロレジ大賞のMac部門を受賞した記念のキャンペーンらしい。

Icon-CrossOver-64x64.pngCrossOver Mac 11

Unix系OS用Windows互換レイヤーとしてWineという有名なオープンソース・ソフトがあるが、これのMac OS X版も存在している。CrossOver MacはこのMac OS X版Wineの商用パッケージ製品で、Wineをベースにして、動作確認済みアプリケーションのインストール定義ファイルを添付するなどの多くの機能が追加されたものらしい。

CrossOver Macを入れたメインの目的はMicrosoft Office(Word, Excel, PowerPointなど)を使うことだけど、IBMホームページ・ビルダーみたいなWeb系ソフトや、VOCALOID2 初音ミクみたいエンターテイメント系ソフト、そして、数は少ないがPC用ゲームなども動くらしい。

早速CrossOverを使ってMicrosoft Office 2003をMacへインストールしたので、私が実際に行った手順を以下に紹介しよう。

CrossOverを起動すると、下のようなWelcomeウィンドウが開くので、まずは「Windowsアプリケーションをインストールする」を選択した。
CrossOver-WelcomeWindow-ScrnShot01-792x520
すると、下のようなウィンドウが開く。このウィンドウが、Windowsソフトのインストール手順をガイドしてくれるCross Overのソフトウェア・インストーラ画面らしい。最初に、この画面の上側にある「CrossOver ではこのリストにアップデートをダウンロードできます: {常にアップデートする}」を実行した。これによって、スクロールボックス内の「サポートアプリケーション」リストが最新の情報に更新されるようだ。
CrossOver-SoftwareInstallerWindow-ScrnShot03-780x702
続いて、これからインストールしようとしているMicrosoft Office 2003が上の画面の「サポートアプリケーション」リストに含まれているか確認した。
CrossOver-SoftwareInstallerWindow-ScrnShot08-780x702
マニュアルの説明によると、このリストに登録されているアプリケーションは、インストールに必要な情報が自動的に設定される仕組みになっているらしい。

Cross Overを起動した状態で、Microsoft Office 2003のインストール・メディアをDVD/CDドライブに挿入すると、メディア上のインストーラ実行ファイルが検出されて、下のようなウィンドウが開く。
CrossOver-AutorunWindow-ScrnShot06-579x468.png
このウィンドウの「インストール」ボタンをクリックすると、ソフトウェア・インストーラ画面が下のように変わり、アプリケーションのインストール開始準備が整った状態になる。
CrossOver-SoftwareInstallerWindow-ScrnShot07-780x702
この画面の「インストール」ボタンを押すと、実際にアプリケーションのインストール処理が始まる。
CrossOver-SoftwareInstallerWindow-ScrnShot11-780x702
上の画面の「インストールの注意事項」に表示されているように、事前に、MS Office 2003の動作に必要な3つのソフトウェア・パッケージのインストール処理が実行される。これらのパッケージのインストール画面をすべて適切に操作していくと、最終的に、MS Office 2003本体のセットアップ画面が現れる。
CrossOver-Microsoft_Office_2003-SetupWizard-ScrnShot16-543x471.png
あとは、このセットアップ画面に指示に従って通常の操作を行えば、MS Office 2003のインストールが完了する。
CrossOver-Microsoft_Office_2003-SetupWizard-ScrnShot19-543x471.png
アプリケーションのインストールが完了すると、下のように、CrossOverの「プログラム」メニューにそのアプリケーションのグループ・サブメニューとアイコン群が追加される。
CrossOver-ProgramsMenu_AfterInstallingMSOffice2003-ScrnShot22-1440x900
さらに、Finderのユーザー・フォルダの直下に「アプリケーション」という名前のフォルダが作成され、このフォルダの中に、CrossOverによってインストールしたWindwosアプリケーションのアイコンが格納されるようになっている。
CrossOver_ApplicationsFolder_AfterInstallingMSOffice2003-ScrnShot23-1171x648
下が、CrossOver上でMS Word, Excel, PowerPointを起動した様子。
CrossOver-MSWord_2003-DocumentWindow-ScrnShot33-1440x845
CrossOver-MSExcel2003-DocumentWindow-ScrnShot34-1440x842
CrossOver-MSPowerPoint2003-DocumentWindow-ScrnShot35-1440x842
MacのスクリーンにWindowsアプリの画面が表示されているのは何だか違和感があるが、Windowsよりフォント描画が綺麗な印象がするのはなかなか興味深い(これについては感じ方の個人差があると思うが・・・)。CrossOverに組み込まれているフォントの書体が綺麗なのか、それともGUIグラフィック描画の精細さという点でMac OS Xの方が優れているからだろうか。

MS Office 2003をインストールする過程でCrossOverの面白い機能を一つ発見した。Microsoftから数多くのService Packやアップデートがリリースされているが、この中から、どれが自分のアプリケーションに対応したものなのか調べるのは結構大変だったりする。Microsoftのサイトにアクセスして一つずつ丹念に調べていくしかないが、CrossOverを使ってMicrosoftのアプリケーションをインストールすると、そのアプリケーションに対応した最新のアップデート項目が自動的にソフトウェア・インストーラ画面へ追加されるようになっている。下のスクリーンショットがそれで、この画面の項目を選択して「インストール」ボタンを押すと、既存のアプリケーションへ簡単に対象アップデートを適用できる。これはなかなか優れものの機能だと思う。
CrossOver-SoftwareInstallerWindow-ScrnShot30-780x702
上記のとおり、CrossOverによるWindowsアプリケーションのインストール操作は一見簡単だが、これは、そのアプリケーションが「サポートアプリケーション」リストに登録されている場合だけの話。このリストに登録されていないアプリケーションの場合は、CrossOverのソフトウェア・インストーラ画面の各項目をユーザーが手動で選択していかなければならない。

まだ使い始めたばかりだけど、CrossOver Macはなかなか良く出来ているソフトだという印象を持った。Windowsとの互換性について多大な期待はしていないが、古めのアプリケーションならそこそこちゃんと動くみたいだ。MS OfficeやWindowsで愛用していたいくつかのフリーソフトが使えれば、それだけで十分に価値があるのではないかという気がする。

タグ:Mac OS X
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2012年08月14日

iWork '09をMacへインストール

iWork '09のインストールDVDが入手できたので、このメディアからiWorkをMacへインストールした。
IMG_2452-iWork_09_Install_DVD_Media-20120814.jpg
iWorkは次の3つのアプリがセットになったApple純正オフィススイートソフト。
Icon-Pages-64x64.pngPages
Icon-Keynote-64x64.pngKeynote
Icon-Numbers-64x64.pngNumbers

Pages

Apple純正のMac OS X用ワードプロセッサ・ソフト(iOS版も存在する)。

Microsoft WordやAppleWorks(MacOS 9用として販売されていたApple純正のオフィススイート。かつてAppleの子会社ClarisがClarisWorksの名で開発・販売していた)などで作成した書類を読み書きできる。PDFやリッチテキスト、HTML、ePubなどへの書き出し機能も備えている。ページレイアウトモードとワープロモードを切り替えて使うことができ、直感的なドキュメントのレイアウト作成ができる。あらかじめ多数のテンプレートが用意されており、テンプレート内の画像やテキストを変更することによって簡単に美しい書類を作成することができる。
Pages_09-WelcomeWindow-ScrnShot18-988x643
Pages_09-TemplateSelectorWindow-ScrnShot19-955x666
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Keynote

Apple純正のMac OS X用プレゼンテーション・ソフト(iOS版も存在する)。

NeXT社およびLighthouse Design社が開発していたNEXTSTEP用プレゼンテーション・ソフト「LightShow」をヒントに、スティーブ・ジョブズの基調講演でも使えるように作成されたものを、さらに改良・商品化されたもので、美しい画像や視覚効果を盛り込んだプレゼンテーションを簡単に作成できる。PowerPointファイルの読み込み/書き出しができるほか、PDF、Flash、QuickTimeムービーへの書き出しが可能。

Keynote_09-WelcomeWindow-ScrnShot14-988x643
Keynote_09-ThemeSelectorWindow-ScrnShot15-955x666
Keynote_09-NewDocumentWindow-ScrnShot16-1265x875


Numbers

Apple純正のMac OS X用表計算ソフト(iOS版も存在する)。

Excelなどの他の表計算ソフトウェアと異なり、一つの画面に複数の表を自由に配置できる機能が特徴。
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タグ:Mac OS X
posted by とみやん at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2012年08月13日

Mobee The Magic Barを入手

Mobee The Magic BarというMac用アクセサリ製品を入手した。昨日紹介したThe Magic Chargerの姉妹製品で、Apple Wireless Keyboard専用の充電式バッテリー。
IMG_2372-Mobee_The_Magic_Bar-PackageItems-Photo01-20120812.jpg
IMG_2373-Mobee_The_Magic_Bar-Battery-Photo01-21020812.jpg
IMG_2375-Mobee_The_Magic_Bar-BatteryAttached-Photo01-20120812.jpg
IMG_2385-Mobee_The_Magic_Bar-BatteryCharging-Photo01-20120812.jpg
中古品をオークション落札したので、残念ながら、製品のパッケージ箱はなかった。The Magic Chargerと同じように、充電器、バッテリー、USBケーブルの三点で構成されている。バッテリーが専用の形状になっていて、充電器への電源供給がUSBケーブル経由なのも、充電方式がワイヤレスなのもThe Magic Chargerと同じだ。一番下の写真が充電中の様子で、バッテリーを取り付けたWireless Keyboardを充電器に挿し込むように置くだけで充電が始まる。充電時間は約8時間で、フル充電状態で約10日間持つ。こちらは充電中でもWireless Keyboardを使うことができるみたいだ。デザインもMac本体やWireless Keyboardと良くマッチしていて、なかなか良い製品だと思う。

このThe Magic Barのおかげで、Wireless Keyboardの単三電池2本も節約できるようになった。

posted by とみやん at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2012年08月12日

Mobee The Magic Chargerを購入

Mobee The Magic ChargerというMac用アクセサリ製品を購入した。07/25の記事で紹介したApple Magic Mouse専用の充電式バッテリー。
IMG_2341-Mobee_The_Magic_Charger-PackageBox-Photo01-20120810.jpg
IMG_2346-Mobee_The_Magic_Charger-PackageItems-Photo01-20120810.jpg
IMG_2353-Mobee_The_Magic_Charger-BatteryAttached-Photo01-20120810.jpg
IMG_2355-Mobee_The_Magic_Charger-BatteryCharging-Photo01-20120810.jpg
製品パッケージには充電器、バッテリー、USBケーブルの三点が入っていた。バッテリーは専用の形状になっていて、Magic Mouseの電池収納部にはめ込んで使用する。充電器への電源供給はUSBケーブル経由で行う。充電器とバッテリー間の給電方式がワイヤレスになっているのが、この製品のユニークな点。一番下の写真が充電中の様子で、充電器にはバッテリー給電用コネクタが存在せず、Magic Mouseを置くだけでバッテリーへの充電が行われる。充電しながらMagic Mouseを使うことはできないが、バッテリーの充電時間は約6時間で、その状態から約6日間持つので、毎日仕事が終わって帰るときに充電器の上に置けば、翌日にはMagic Mouseはフル充電状態になっている。このサイクルを繰り返していれば、バッテリーが完全放電状態になることはまずない。

Mobee Technologyというのは海外のメーカーで、Macのキーボードやマウス用のバッテリー製品を製造・販売している面白い会社だ。Apple Wireless Keyboard用の製品もあるみたいなので、そのうちそちらも入手するつもり。取りあえず、The Magic Chargerのおかけで、Magic Mouseの単三電池2本分の節約ができるようになった。

私が使っているキーボードやマウスはすべてワイヤレスなので、ケーブルがなくて机周りがすっきりするのは良いんだけど、数多くの電池を消耗するので困る。家電量販店に行く度に、eneloop(エネループ)が目について買おうかと悩むんだけど、他に買いたい物があったりして、いまだに買ってない。いつかeneloopの充電器と単三、単四蓄電池をそれぞれ10〜20本位をまとめ買したいと思っている。結構な値段になると思うが、デジカメとかビデオカメラとか他にもやたらと電池を使うデジタル機器を持っているので、結局トータルで考えると節約になるはずだ。使い切った電池が机の中にどんどん溜まっていく様子を見ていると、やはり早くeneloopを買うべきだよなぁ。

posted by とみやん at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac

2012年08月10日

小物ソフト:Right Zoom

Right ZoomというソフトをMacへインストールした。Mac OS Xのズームボタンの機能を拡張する小物ユーティリティだ。

Icon-RightZoom-64x64.pngRight Zoom

ズームボタンというのは、下のようなウィンドウの左上に表示される緑色の「+」マークの丸いボタンのこと。
Finder_Window_Before_Zooming_Normal-ScrnShot01-916x662-20120810
最初、私はこれをWindowsと同じスクリーン画面一杯までウィンドウを拡大する「最大化」ボタンかと思っていたが、そうではなく、内包する全情報が入る適切なサイズにウィンドウの大きさを調節するもので、「ズームボタン」という名前らしい。例えば、上のFinderウィンドウのズームボタンをクリックすると、下のようにサイズが調整される。
Finder_Window_After_Zooming_Normal-ScrnShot01-1129x763-20120810
Right Zoomが起動済みの状態だと、ズームボタンを「最大化」ボタンとして機能させることができる。つまり、上のFinderウィンドウは下のようになる。
Finder_Window_After_Zooming_RightZoom-ScrnShot01-1440x900-20120810
Right Zoomはバックグラウンドで動作する常駐型ソフトなので、インストール後に有効化する操作が必要になるが、その操作は簡単だ。Right Zoomアプリを起動すると下の画面が開くので、"Activating Right Zoom"というチェックボタンをONした上で"Apply"ボタンを押下すれば良い。それ以降、Right Zoomはバックグラウンドで動作している状態になる。逆にRight Zoomを停止したい場合は、再度Right Zoomアプリを起動して、"Activating Right Zoom"チェックボタンをOFFにした上で"Apply"ボタンを押下する。
Activating_RightZoom-ScrnShot01-569x649-20120809.png
ちなみに、私は"Maximize only when {Alt (Option)} key is pressed"というチェックボタンもONにして走らせている(このボタンはデフォルトではOFFになっている)。これによって、単にズームボタンをクリックした場合は、通常の動作(ウィンドウ・サイズの自動調整)になり、「Option」キーを押しながらクリックすると、ズームボタンはウィンドウを最大化するボタンとして動作する。

Right Zoomの動作対象となるアプリは「Applications」タグ画面で登録できるようになっている。
Configuring_RightZoom-ScrnShot01-569x649-20120809.png
上がその画面で、登録したアプリだけを対象として有効にするか、あるいは、登録したものを除外した他の全アプリに対して適用するか、いずれかの動作モードを選択できる。必要に応じて使い分ければ良いと思うが、私は前者の動作モードを選択している。

Finderやテキストエディタでは全情報がウィンドウ内に表示されていれば十分なので、ウィンドウを最大化する必要性はないが、SafariやChromeでYouTubeやニコニコ動画の動画を観るときに、このRight Zoomが役に立つはずだ。Webブラウザでサイトを開いてズームボタンを押すと、通常の動作では、そのページの全情報が入る大きさまでしかウィンドウが拡大されない。一方、Right Zoomだとズームボタンをクリックするだけでウィンドウをスクリーン画面一杯まで拡大できる。それぞれの状態で動画配信サイト上のプレーヤー画面を最大化すると、下のような差が生まれる。
Safari_NicoVideo_FlashPlaying_MMD_Movie-ScrnShot01-1440x900-20120809
Safari-NicoVideo_FlashPlaying_MMD_Movie-ScrnShot02-1440x900-20120809
MacBook Air 13"の液晶ディスプレイの解像度(1440x900)と動画のアスペクト比の関係で、上のスクリーンショットだと差が判りにくいかもしれないが、デュアルディスプレイ構成で大型モニタにWebブラウザのウィンドウを表示させると、圧倒的な差を体感できる。YouTubeやニコニコ動画の動画は大画面で観る方が迫力があるので、Webブラウザのウィンドウをスクリーン画面一杯まで拡げたいことは良くあるが、Right Zoomを入れてから、これが一発でできるようになった。単機能の小物ユーティリティだけど、利用シーンによってはすごく便利なソフトじゃないだろうか。
タグ:Mac OS X
posted by とみやん at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | PC > Mac