2014年07月17日

iPod touch第5世代を入手した

私はまだ横浜の長者町に滞在しています。横浜での仕事は7/8に終わりましたが、本業の仕事の関係で東京での予定が重なったからです。それらも今週一杯で全部片づくので、来週の7/21に塩尻へ戻る予定です。7/9以降特に仕事はしていなかったので、早めの夏休みを取っている気分でのんびりと過ごしていました。

いやー、しかし、それにしても東京は暑いですね。台風8号が通過した7/11以降関東地方は見事に真夏の気候に変わってしまいました。日中に外に出ると、あまりの蒸し暑さに息苦しささえ感じるくらいです。真夏の信州もそこそこ気温は高いですが、湿気が低いので東京よりはずっと過ごし易いです。関東地方の真夏の気候は本当に身体に堪えます。「やっぱり、こんな東京には住みたくないなぁ」という気分になります。東京はコンクリートやアスファルトだらけで熱気の逃げ場がどこにもなく、ヒートアイランド現象によってさらに気温が上がっていることが、この息苦しいほどの蒸し暑さの主たる原因なんだと思います。私は18歳のときに上京して28年間東京に住んでいましたが、若い頃にはエアコンを持っていませんでした。25年位前まではエアコンは高価な家電で贅沢品だったからです。その当時はエアコン無しでも普通に東京で暮らせましたが、いまの東京では夏にエアコン無しで生活するのは自殺行為に等しいんじゃないかと思います。エアコン付きの賃貸物件も増えており、築浅のアパートやマンションには大抵エアコンがついています。東京のような都会ではエアコンはもはや必需品です。エアコンがここまで普及してしまったことが、都会のヒートアイランド現象を引き起こしているのかもしれません。私は夏が大の苦手で、四季の中で夏が一番嫌いです。どうしても用事で外出しなけばならないとき以外は、できるだけ冷房の効いた室内で過ごすようにしています。外食や買い出しなどで外に出るのは早朝か夕方だけで、日中はずっと部屋に篭っています。横浜周辺の名所巡りとかに行きたかったのですが、あまりの暑さにそんな気力はぜんぜん湧いてこないです。

さて、前記事にiPhone 4SかiPod touch第5世代を近いうちに入手するつもりだと書きましたが、iPod touch第5世代(32GB, White,MD720J/A)の中古品を手に入れることができました。今回も入手手段はオークションで、落札価格は現在の中古相場とほぼ同じでした。この機種は数多くオークションに出品されているので、粘り強く入札を続ければ、もう2,000〜3,000円安く落札できそうな感じでしたが、手っ取り早く入手したかったので即決価格で出品されていた物を落札してしまいました。本体の状態はかなり新品に近く、グレードは上の中という所ではないかと思います。
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実物を目にして手に持った瞬間、こいつの薄さと軽さに驚かされました。そして、スクリーン画面がすごく鮮やです。それもそのはず、このiPod touchはRetinaディスプレイを搭載しているんですね。

上の写真のとおり、iOS 7からUIやアプリ・アイコンのデザインが大きく変わっていますが、私はiOS 6までのUIの方が好きです。特にiOS 7のアプリ・アイコンのデザインが2D風の平べったい感じになったのは気に入りません。UIデザインのトレンドが3Dを多用した立体的なものから2Dやタイル風へ移っているようなので、こうなってしまったんだと思いますが、何だかAndroidに似ていてiOS 7のUIは好きになれません。まぁ、UIデザインが時代の流れで変わっていくことは仕方がないことなので、諦めてiOS 7のUIに慣れていくしかないんでしょうが・・・。

私がいままで手に入れたiOSデバイスはiPhone 3GSとiPhone 4ですが、どちらも三世代以上前の機種です。とても実用機として使える性能ではないので、これらはいずれも開発専用機として使っていました。今回入手したiPod touch第5世代は現行機種なので、これから毎日持ち歩いて使っていくつもりです。このiPod touchが私にとって初めてのiOS実用機になります。ちなみに、こいつのファームウェアはiOS 7.1.1でした。近いうちにiPhone 4Sも入手するつもりですが、こちらはiOS 7.0.xを搭載した奴にしようと決めています。どちらもBLE/iBeacon用の開発機としても使うつもりですが、将来iBeaconアプリを開発したときに、iOS 7.0.xと7.1.xの両方で動くことを検証したいからです。

iPod touchにはWiFiしか搭載されておらず、3G/4G/LTEなどのデータ通信機能は内蔵されていません。そのため、iPod touchを外で使うにはモバイルルーターも一緒に持ち歩く必要があります。今年の3月にWiMAXのルーターを解約して、イー・モバイルのGL10Pというモバイルルーターに換えました。月間7GBというデータ通信量の制限はありますが、アクセスエリアが広い4G/LTE回線が使えて、SoftBankのWiFiスポットも利用できます。通信速度はそこそこ高速で、大抵何処でも繋がるので便利に使っています。WiMAXはビルの中や街から離れた郊外などではほとんど繋がらなかったので、WiMAXから4G/LTEルーターに換えて正解だったと思っています。GL10Pはバッテリーの持ちがあまり良くないという欠点がありますが、モバイル機器用の外付けバッテリーも一緒に持ち歩くことでこの欠点をカーバーしています。iPod touchはスマホではありませんが、常にモバイルルーターと一緒に持ち歩けば、スマホみいたな感じで使っていけます。やっと私もスマホ・デビューすることになりそうです。

BLE/iBeaconの研究に本気で取り組む決心をしたので、その開発環境を整備していかなくてはなりません。一台だけですが、取りあえず、これでiOSデバイス側の準備は整いました。次の目標は、BLEモジュールの評価ボードを入手することです。近いうちにこちらも入手しようと思ってDigiKeyやMouserで物色中ですが、どの製品を買えば良いかはほぼ判っています。前記事で紹介した『Getting Started with Bluetooth Low Energy』という本にこの辺の情報が載っており、さらにググってBLE評価ボードの情報収集もしました。予算確保の関係で2〜3回に分けて複数の種類のボードを購入するつもりですが、一回目に購入する製品はすでに決めています。BLE評価ボードが入手できたら、随時記事で紹介していきます。


タグ:apple iPod touch
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2014年01月22日

iPhone 4のファームウェアをiOS 6.1.3へ更新した

ページ01/01の記事で紹介した2台目のiPhone 4のファームウェアのアップデートを(ついでに脱獄処理も)行いました。このiPhone 4は入手時点ではiOS 5.1.1bでしたが、1台目のiPhone 4を同じバージョンのファームウェアに更新したので、こちらの方はiOS 6.1.3へ更新することにしました。

iPhone 3GSのファームウェアをiOS 5.0.1へアップデートしたときの作業記録を12/24の記事に書きましたが、このときはredsn0w(Mac OS X版)を使って作業をやりました。今回はredsn0wではなく、sn0wbreeze(2.9.14)というツールを使いました。sn0wbreezeはredsn0wと並ぶ有名な脱獄ツールですが、Mac OS X版は存在せずWindows版しか配布されていません。そのため、今回のiPhone 4のファームウェア更新作業はWindows 7 64bitを搭載したPCで行いました。

Windows PCでiPhoneファームウェアの更新を行う場合、そのPCにiTunesをインストールしておくことが必須条件になります。iPad/iPhone/iPod touch用のUSBドライバはiTunesに含まれており、iTunesと一緒にこれらのUSBドライバがインストールされていないと、脱獄ツールはiOSデバイスがPCに接続されていることを認識できません。Windows版のiTunesはAppleから配布されています。今回使用したPCにはすでにiTunes 11.1.3(本記事投稿時点の最新版)をインストール済みでしたが、このバージョンを一旦アンインストールして、少し古いバージョンのiTunes 11.0.5をインストールし直しました。iTunes 11.1.xではカスタムファームウェアを用いた復元時にエラーが発生する問題に遭遇すると、参考ページBに書かれていたからです。iTunesのアンインストールは、下のページから入手できるCopyTrans Drivers Installerというソフトを利用して行いました。

 iTunesと関連するAppleのソフトを完全にアンインストールする方法

以前Windows版iTunesをアンインストールしようとしたときに、「Apple Mobile Device Support」というコンポーネントを削除できずに大変困った経験を持っています。コントロールパネルの[プログラムと機能]から一つずつ手動でiTunesのコンポーネントを削除していくと、必ずこの状態になってしまいます。上のページから入手できるCopyTrans Drivers Installerを使うと、WindowsからiTunes本体と全コンポーネントをきれいさっばりとアンインストールしてくれます。

以降に、sn0wbreezeを用いたiPhoneファームウェアの更新方法について書いていきます。なお、以下の説明は次の条件を満たしていることを前提としています。
  • TinyUmbrella、redsn0w、iFaith等のツールを使って、更新対象iOSバージョンのSHSHを取得済みであること。

【注意事項】

脱獄ツールを用いたiPhoneのファームウェア更新は、製品および携帯キャリア・メーカー(Apple,ソフトバンク,au)の保証対象外となります。ご自分の責任の範囲において実施してください。いかなる結果を招いても、本サイトは一切の責任を負いかねます。

■sn0wbreezeによる脱獄版iOSファームウェア更新


  1. USBケーブルでiPhoneをPCに接続した状態で、sn0wbreezeを起動します。下がsn0wbreeze直後のウィンドウです。
    PrtSc140122_0007-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    このウィンドウには、sn0wbreezeの目的と性質に関する注意事項が表示されているだけです。[OK]ボタンを押すると、下のようなウィンドウに変わります。
    PrtSc140122_0008-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    sn0wbreezeのすべての処理はこのウィンドウから始まります。右下の[]ボタンを押すと、最初の処理ウィンドウへ移ります。

  2. このウィンドウでは、iPad/iPhone/iPod touchのファームウェアが格納されているファイル(拡張子がipswのファイル)を選択します。
    PrtSc140122_0009-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    左側の[Browse for an IPSW]ボタンは、すでにファームウェア・ファイルを取得済みの場合に使用します。右側の[Download iOS Firmwares]ボタンを押すと、sn0wbreezeによってiPhoneのファームウェア・ファイルをダウンロードすることもできます。

    左側の[Browse for an IPSW]ボタンを押すと、ファイル選択ダイアログが開くので、対象のファームウェア・ファイルを選択します(今回はiPhone 4をiOS 6.1.3へ更新するので、iPhone3,1_6.1.3_10B329_Restore.ipswというファイルを選択しました)。
    PrtSc140122_0010-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-840x5254
    ファームウェア・ファイルを選択すると、sn0wbreezeはその内容を検証します。ファームウェアに問題がなければ、下のようなウィンドウが表示されます。
    PrtSc140122_0011-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    右下の[]ボタンを押すと、次の処理ウィンドウへ移ります。

  3. このウィンドウでは、カスタムファームウェア作成処理の実行モードを選択します。
    PrtSc140122_0013-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    sn0wbreezeは以下の4つのカスタムファームウェア作成モードを持っています。

     iFaith Mode SHSHを組み込んだ脱獄版ファームウェアを作成する
     Simple Mode SHSHを組み込まない脱獄版ファームウェアを作成する
     Expert Mode オプションを指定して、脱獄版ファームウェアを作成する
     Baseband Preservation Mode ベースバンド情報を削除した非脱獄版ファームウェアを作成する

    iFaith Modeで作成したファームウェアのみ、iPhoneへ書き込む際にSHSHは不要となります。それ以外のモードで作成したファームウェアは、AppleまたはCydiaサーバーからSHSHを取得できないとiPhoneへ書き込むことはできません。また、いずれのモードで作成したファームウェアもiPhoneに搭載されている現状のベースバンドは維持されます。

    今回はiOS 6.1.3 SHSHを組み込んだ脱獄版カスタムファームウェアを作成するので、一番上の[iFaith Mode]を選びました。すると、手順2で選択済みのファームウェアとバージョンおよびデバイス種別が一致するSHSHを指定するように指示するウィンドウが表示されます。
    PrtSc140122_0017-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-359x146.png
    このウィンドウの[OK]ボタンを押すと、ファイル選択ダイアログが開くので、対象のSHSHファイルを選択します。
    PrtSc140122_9018-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-840x525
    SHSHファイルを選択すると、sn0wbreezeはその内容を検証します。SHSHに問題がなければ、下のようなウィンドウが表示されます。
    PrtSc140122_9019-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-272x146.png
    [OK]ボタンを押すと、次の処理ウィンドウへ移ります。

  4. このウィンドウでは、カスタムファームウェアに適用するいくつかのオプションを指定できます。
    PrtSc140122_0021-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    いずれも脱獄版ファームウェアに対する特殊なオプションなので、すべてデフォルト設定のままで問題ありません。このウィンドウの[Build IPSW]を選択状態にして、右下の[]ボタンを押します。

  5. すると、カスタムファームウェアの作成処理が開始されます。
    PrtSc140122_0027-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    なぜか処理中にPacManをやらないかと誘われますが、ここでは丁重にお断りしましょう。カスタムファームウェアの作成処理は3〜5分程かかります。
    PrtSc140122_0038-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    PrtSc140122_0040-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    カスタムファームウェアの作成が完了すると、下のようにウィンドウが表示されます。
    PrtSc140122_0041-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    カスタムファームウェアが格納されているファイルは、PCのデスクトップに作成されます(iFaith Modeで作成したカスタムファームウェアは、下のように00000<ECID Hexdecimal>_sn0wbreeze-<Device Type>-<Product Version>-<Build Version>_signed.ipswというファイル名になります)。
    PrtSc140122_9003-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-168x168.png
    ここでカスタムファームウェアのファイルが作成されたか確認して、そのファイル名を憶えておきましょう。手順8でこのファイルを指定する必要があるからです。上のウィンドウの[OK]ボタンを押すと、次の処理ウィンドウへ移ります。

  6. カスタムファームウェアを書き込むには、iPhoneをDFU(Device Firmware Upgrade)モードにする必要があります。下のウィンドウで指示されているとおり、一旦iPhoneの電源をOFFにします。
    PrtSc140122_0043-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    上のウィンドウの[Start]ボタンを押すと、iPhoneをDFUモードににするための手順が順次表示されます。
    PrtSc140122_0044-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    上の手順ウィンドウが表示されている間に、以下の操作を実行して、iPhoneをDFUモードします(上のウィンドウに表示される手順と若干異なっていますが、以下のとおりに操作すれば、経験的にiPhoneは確実にDFUモードになります)。

    1. パワーボタンを1秒程度押します(iPhoneの電源が入り、画面にAppleロゴが表示される)。
    2. パワーボタンを押したまま、同時にホームボタンを10秒間押します(iPhoneの画面が暗くなる)。
    3. パワーボタンを離して、そのままホームボタンを10秒間押し続けます。

    iPhoneがDFUモードになったことを検出すると、sn0wbreezeは下のようなウィンドウに変わり(このウィンドウに変わったら、iPhoneのホームボタンを離しても構いません)、いくつかのファイルをiPhoneへ転送します。
    PrtSc140126_0001-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-796x574
    上の処理が終わった後、下のようなウィンドウが表示されます。
    PrtSc140126_0002-sn0wbreeze-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-390x205.png

  7. 上のウィンドウで指示されているとおり、ここでiTunesを起動します。DFUモードのiPhoneを検出して、起動後のiTunesは下のような表示になります。
    PrtSc140122_0056-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-1100x725

  8. <Shift>キーを押しながら[iPhone を復元]ボタンをクリックします(<Shift>キーを押さずに[iPhone を復元]ボタンをクリックすると、最新バージョンのiOSに更新されてしまいます)。
    PrtSc140122_0070-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-1100x725
    すると、ファイル選択ダイヤログが開くので、手順5でデスクトップに作成されたカスタムファームウェアのファイルを選択します。PrtSc140122_9057-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-840x525

  9. iTunesによって、iPhoneファームウェアの復元(更新)処理が実行されます。
    PrtSc140122_0060-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-1100x725
    iPhone 4の場合、ファームウェア更新処理は7〜10分程度かかります。この処理が実行されている間、iPhoneの画面にsn0wbreezeの雪マーク・ロゴとプログレスバーが表示されます。
    IMG_4033-20140126-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-320x427.jpg

  10. ファームウェア更新処理が終了すると、iPhoneは新しいファームウェアで再起動します。
    PrtSc140124_0013-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-1100x725

  11. ファームウェアの更新後、iPhoneは未アクティベート状態になっています。
    IMG_0001-20140122_180248-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.png
    PrtSc140122_0061-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-1100x725
    携帯キャリアのSIM(アクティベート専用SIMでも可)をiPhoneに挿入し、iPhoneの初期設定を行います。
    IMG_0006-20140122_180812-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.pngIMG_0009-20140122_181447-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.png

    iPhoneの初期設定中に下のような画面が存在しますが、この画面でWi-Fiの設定と選択を行えば、iPhoneのアクティベート処理はWi-Fiネットワーク経由で実行されます。
    IMG_0001-20140124_134511-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.pngIMG_0002-20140124_134525-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.png

    上の画面で[iTunesに接続]を選択した場合は、確認の画面に続いて下のような画面になり、PC側でiTunesが起動していると、iTunes経由でiPhoneのアクティベート処理が実行されます(PC側ですでにiTunesが起動しており、アクティベート中のiPhoneを認識しない場合は、iTunesを再起動すると認識するようです)。
    IMG_0004-20140124_134618-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.pngIMG_0003-20140124_134534-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.png

    iPhoneの初期設定とアクティベートが終わると、iTunes側は下のようなウィンドウに変わります。
    PrtSc140122_0062-iTunes-iPhone4_GSM-Upgrading_iOS6.1.3-1100x725

  12. 初期設定が終わり、iPhoneにホーム画面が表示されたら、[設定]>[一般]>[情報]画面を開いて、iOSとベースバンドのバージョンを確認しておきましょう。
    IMG_0022-20140122_182446-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.pngIMG_0025_1-20140122_182517-iPhone4_GSM-Activating_iOS6.1.3-320x480.png


■iBootyによる脱獄再起動


sn0wbreezeを使ってiPhone 4のファームウェアをiOS 6.1.3へ更新した場合、そのiPhone 4は仮脱獄状態になります。仮脱獄は「紐つき脱獄」(英語では「Tethered Jailbreak」)とも呼ばれ、USBケーブルでiPhoneとPCを接続した状態で、ツールを使って特殊な操作を行わないと脱獄状態になりません。この操作を行った後はiPhoneの脱獄状態は維持されますが、一旦iPhoneの電源を切って再起動すると、再度ツールを使って同じ操作を行う必要があります。

sn0wbreezeでカスタムファームウェアを作成した際に、PCのデスクトップに下のようなフォルダが作成されているはずです。このフォルダの中に格納されているiBooty.exeというプログラムが、iPhoneを脱獄状態に設定するためのツールです。
PrtSc140122_0004-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-168x168.pngPrtSc140125_0002-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-452x392.png

以下に、iBootyの使い方について説明します。
  1. USBケーブルでiPhoneとPCを接続した状態で、iBootyを起動します。iBootyが起動すると、下のようなウィンドウが開きます。
    PrtSc140122_0064-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-468x188.png
    右下の[Select your iDevice: ]プルダウンメニューから[iPhone 4-GSM](「iPhone 4 GSM」とは、SoftBank版のiPhone 4のことです)を選択します。

  2. すると、iBootyのウィンドウは下のような表示になります。
    PrtSc140122_0065-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-468x165.png
    ここで、iPhoneをDFUモードにする必要があります。iPhoneの電源を一旦OFFにした後、左側の[Start]ボタンを押します。すると、iBootyにはiPhoneをDFUモードにするための手順が表示されます。
    PrtSc140122_0068-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-468x165.png
    上の手順ウィンドウが表示されている間に、以下の操作を実行して、iPhoneをDFUモードにします。

    1. パワーボタンを1秒程度押します(iPhoneの電源が入り、画面にAppleロゴが表示される)。
    2. パワーボタンを押したまま、同時にホームボタンを10秒間押します(iPhoneの画面が暗くなる)。
    3. パワーボタンを離して、そのままホームボタンを10秒間押し続けます。

  3. iPhoneがDFUモードになったことを検出すると、iBootyは下のようなウィンドウに変わり(このウィンドウに変わったら、iPhoneのホームボタンを離しても構いません)、いくつかのファイルをiPhoneへ転送します。
    PrtSc140124_0001-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-468x165.png
    PrtSc140124_0004-iBooty-iPhone4_GSM-Booting_Tethered_iOS6.1.3-468x165.png
    上の処理が終わった後、iBootyはiPhoneを再起動します。

  4. 再起動後のiPhoneは脱獄状態に設定されており、電源をOFFにしないかぎり、脱獄状態は維持されます。


■p0sixspwnによる完全脱獄化


仮脱獄状態のiPhoneでは脱獄アプリを実行することができません。脱獄アプリの配布センターであるCydia Storeも脱獄アプリなので、仮脱獄状態のiPhoneでCydiaアプリを起動すると、強制終了してしまいます。iBootyを使って再起動したiPhoneは脱獄状態になっているので、Cydiaアプリを開くことができます。
IMG_0026-20140122_183705-iPhone4_GSM-Cydia-Installing_p0sixspwn-320x480.pngIMG_0037-20140122_192115-iPhone4_GSM-Cydia-Installing_p0sixspwn-320x480.png

iOS 6.1.3〜6.1.5を搭載したiPhoneを完全脱獄状態にするp0sixspwnというプログラムがCydia Storeで配布されているので、このプログラムをインストールしておくと良いでしょう。Cydia StoreのSearchページ内の検索対象エディットボックスに「P0」と入力すれば、アプリの候補として「p0sixspwn」が表示されます。この画面で「p0sixspwn」を選択すると、下のような画面が開きます。
IMG_0041-20140122_192207-iPhone4_GSM-Cydia-Installing_p0sixspwn-320x480.pngIMG_0042-20140122_192216-iPhone4_GSM-Cydia-Installing_p0sixspwn-320x480.png

上の画面の右上の[Install]ボタンを押すと、アプリをインストールする直前の確認画面が表示されます。この画面の[Confirm]ボタンを押せば、p0sixspwnのインストールが実行されます。
IMG_0043-20140122_192222-iPhone4_GSM-Cydia-Installing_p0sixspwn-320x480.pngIMG_0044-20140122_192237-iPhone4_GSM-Cydia-Installing_p0sixspwn-320x480.png

p0sixspwnをインストールした後は、普通に再起動しても、iPhoneは脱獄状態を維持するようになります。そのため、iBootyは不要となります。

【2014/01/30 追記】

約一年ぶりにWindowsを数日間使いましたが、そのあまりの使い難くさに呆れてしまいました。グラフィックは荒くて配色が悪いし、フォントはバランスが悪くて視認性が低いし、Windowsの画面を観ていると頭が痛くなってきます。人間の自然な感覚に合っていない画面ばかりで、UIの操作性も憶え難くいこと極まりないです。毎日Macを使っていて久しぶりにWindowsを使うと、Windowsはつくづく不自然な作りのOSだと感じます。Macと比べてWindowsが優れている点など一つもないことを改めて実感しました。アプリやドライバを追加したり設定を変えるだけで動作が不安定になるし、普通にWebページを閲覧しているだけでウィルス感染の危険にさらされます。こんな使い難くくかつ低セキュリティなOSがいまだに広く使われていることが不思議でなりません。Macではこういう問題に遭遇することは皆無です。Windowsユーザーの本来の目的から外れた作業(左記のような問題を解決したり、アプリやドライバをインストールしたり、システムやアプリの設定を調べたり、Windows Updateやウィルス定義更新を実行するなどの諸々の作業)に消費する時間をすべて累計すると、全PC使用時間のなんと80%に達しているという統計データがあるそうです。WindowsからMacへ乗り換えたユーザーに聞いてみると良いでしょう。誰しも格段に作業効率が上がったと答えるはずです。Windowsを使うことは多大な時間の浪費であると、私は確信を持って断言できます。

【参考ページ】

  1. [iOS] iOS 6.1.3 / 6.1.5 〜A4デバイスを完全脱獄する方法 『p0sixspwn』 | Tools 4 Hack
  2. iTunes 11.1 ではCFWを使った復元でエラーが発生… & iTunes 11.0.5 に戻す方法 | Tools 4 Hack
  3. [〜A4] CFWで復元するときは、iREBを使ってPwnedDFUモードにするのが良い [iOS] | Tools 4 Hack
  4. [〜A4] iOS 6.1.3 を 仮脱獄する方法 「Sn0wbreeze 2.9.14」 | Tools 4 Hack


タグ:iphone iOS 脱獄
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2014年01月01日

二台目のiPhone 4を入手した

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

こんな僻地のサイトを訪問してくれる人は少ないと思いますが、年明けの決まり文句なので、ご挨拶だけはちゃんとしておかないと・・・。ご訪問いただいた方々には心より感謝いたします。今年一年が良い年になりますようにお祈りしております。

年明け最初のブログ記事はその年の抱負や目標とかを書くのが恒例のようですね。以前のブログサイトでは毎年そういう内容の記事を書いていたのですが、本サイトでは書くのをやめておきます。心に秘めている目標はありますが、そういうものは公表しない方が吉運が訪れるんじゃないかという気もするので・・・。ただし、iOSアプリ開発を習得する(それも、できるだけ高いレベルで)という目標だけは書いておきます。これだけは絶対に達成しようと強い決意を抱いています。自分自身に対するプレッシャーの意味も兼ねて、この目標だけはしっかりと明記しておきます。他にも色々取り組みたいことはありますが、毎年アッという間に一年が過ぎて結局ほとんど達成できずに一年が終わったりします。「結局今年もそうなってしまっなぁ」とか思いながら、昨日までの年の瀬を過ごしていました。

形式的な挨拶はこれくらいで終わりにして、今年最初の記事はまたiPhoneに関する内容です。去年の最後の記事で2台目のiPhone 3GSを入手したことを書きましたが、じつは、2台目のiPhone 4(Black,32GB,SoftBank版,MC605J/A)を入手済みであることを報告しておきます。こいつを手に入れたのは去年の12/02ですが、何となく記事に書きそびれていました。入手手段はいつもようにオークションで、落札価格は現在の相場のほぼ下限値でした。
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IMG_3927-Apple_iPhone4-MC605JA-FrontBackView.JPG
IMG_3950-Apple_iPhone4-MC605JA-BodyBackView.JPG
去年08/20の記事で紹介した1台目のiPhone 4と比較すると、全体的に小キズが多く、本機の状態は中の下というところかと思います。小さいですが、背面パネル上部中央の角部分に削れている箇所もあります(落下によって出来たキズかも)。製品箱は在りますが、簡易取扱説明書以外の付属品はすべて欠品でした。上の写真では判り難いですが、特に背面パネルにキズがたくさんあります(カバー・ケースや保護フィルムなしで使っていたみたい)。背面に搭載されているカメラのガラス部分にもキズがついているため、カメラを使うとキズが写って滲んだ画像が撮れてしまいます。それから、もう一つ難点があって、カメラ横のLEDフラッシュが点灯しません。前オーナーが一度分解してバッテリー部品の交換を行ったそうで、そのときに本機内部のフラッシュのケーブルを切断してしまったという話でした。落札価格が安価だったのは、これらの難点があったからです。オークションで検索してみると、iPhone 4用のバックパネル部品(正規の部品ではなく、パネル面の色が違っていたり、Appleロゴがレインボーカラーだったりするデコレーション用部品)がいくつか出品されているのを見つけました。そのうち、これらの一つを入手して交換しようと思っています。前者の難点はこれで解決できるはずです。

このiPhone 4に搭載されているファームウェアはiOS 5.1.1bで、入手した時点で入獄(未脱獄)状態でした。
IMG_0002-20140101_154515-iPhone4_MC605JA-HomeScreen-320x480.pngIMG_0003_1-20140101_154544-iPhone4_MC605JA-DeviceInfo-320x480.png

ただし、前オーナーは本機を脱獄状態で使っていたそうです。そして、前オーナーが保有していたSHSHを一緒に譲ってもらいました。Cydiaサーバーに保存されていたSHSHも取得済みで、最終的にiOS 4.3.3〜7.0.4のほぼすべてのバージョンのSHSHを入手できました。ただし、ツールを使ってチェックしてみると、iOS 6.0〜6.1.2のSHSHは不良で利用できないと表示されてしまいした。これらはどうもCydiaが自動的に取得した物のようです。これはCydia側の不具合によって起きている問題ですが、いまのところ解決策は発表されておらず、将来的にも解決できそうな見通しは立っていないらしいです。したがって、iOS 6.0〜6.1.2への更新は諦めるしかなさそうです。iOS 6.1.3 SHSHは問題なさそうなので、取りあえず、こいつのファームウェアはiOS 6.1.3へ更新するつもりです。ベースバンド(モデムファームウェア)は04.12.09ですが、ググって調べた情報では、これはSIMアンロック不可能なバージョンです。脱獄した上でSIMアンロック・ソフトを導入しても、SIMアンロック・アダプタを使っても、このバージョンのベースバンドはSIMフリー化ができないらしいです。こいつで3G回線を使うのは諦めるしかなさそうです。どうせ開発専用機として使うつもりだったので、本機はWiFi接続オンリーで利用していきます。

これでiPhoneが4台になりました。すべて開発ターゲット機として使っていますが、次に入手するのはiPhone 4Sにしようと目論んでいます。もしiPhone 4Sが手に入ったら、今度は実用機として使いたいです。開発ターゲット機の役割も兼ねさせるつもりですが、メインの目的はあくまで実用機として常用することです。NTTドコモMVNOの格安SIMを挿して、iPhone 4Sでスマホデビューを果たすのが目標です。また、FUSION IP-Phone SMARTNTTコミュニケーションズの050 plusを契約してIP電話アプリも使おうと思っています。最近たくさんの種類の格安SIMが出回っていますが、これらの一つを利用すれば月額1,000〜1,500円位で運用できるみたいです。ただし、格安SIMには通信データ量の制限がついているものが多いので、YouTubeやニコニコ動画を楽しむような使い方はできないことはちゃんと理解しています。メールやWebサイト閲覧などが中心の軽めの使い方になりますが、それで十分だと思っています。WiMAXのモバイルルーターを持っているので、動画鑑賞とかはそちらで運用すれば済みます。スマホの小さな画面で動画を視たいとはあまり思いません(動画を視るなら、タブレットの大きな画面の方が良いです)。電車の中などでスマホで電子書籍を読んでいる人を見かけますが、老眼の私にはこれも無理です。Kindle Paperwhite 3Gを持っているので、電子書籍の読書はこいつかタブレットを使います。

じつは、私は携帯電話はいまだにガラケーしか使っておらず、実用機としてのスマホは一台も持っていません。以前の記事にも書きましたが、やはり日常的にスマホを使っていないと、モバイルアプリのトレンドを知るのは難しいのではないかという気がしています。最近特にひしひしとそう感じます。いままでずっとスマホは敬遠していて、「このまま死ぬまでガラケーでいいやぁー」とか思っていました。しかし、さすがにもう観念して、そろそろ一台位持っても良いかなぁと考え方が変わってきました。スマホ・ユーザーには、「いまどき時代遅れの奴だなぁ」とか思われそうですね。私のように、ずっとガラケーを使い続けている人も結構いるみたいです(50代の6割がガラケー保有なのに対して、20代のスマホ保有率は7割、10代は8割に達している)。しかし、iOSアプリ開発の習得を目標にしているプログラマとしては、さすがにスマホを常用していないのはダメダメかなぁという気がしています。Apple贔屓の私がスマホを持つなら、やはりiPhone以外考えられません。アンチAndroid派なので、Androidスマホを使う気はまったくないですし。

という訳で、毎日オークションに出品されているiPhone 4Sをチェックしています。狙っているのは、当然SIMアンロック可能なベースバンドを搭載している奴です。(最新バージョンのiOS 7.0.4ではなく)iOS 6.1.3を搭載していてストレージ容量32GBか64GBの物が欲しいです。本体の状態やストレージ容量にもよりますが、現在の落札相場価格は17,000〜24,000円位だと見ています。いまは金欠病なので、相場価格の下限値かそれ以下で落札することを目標にしています。粘り強く安価な中古品を探していきます。

タグ:iphone iOS
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2013年12月28日

二台目のiPhone 3GSを入手した

12/15の記事に中古のiPhone 3GSを入手したことを書いたが、私にとってあれが2台目のiPhoneだった。もう2〜3台のIOSアプリの開発ターゲット用にiPhoneが欲しくて、その後も毎日Yahoo!オークションに出品されているiPhoneのチェックを続けている。もはやこれは完全に日課になってしまっているが、やはりiPhone 3GS/4の落札価格相場はじわじわと低下しているような気がする。もちろん商品の状態によって落札価格は大きく変わるし、ごく稀に出品される新品だと中古品の2〜3倍近い値段まで競り上がることもある。また、SIMアンロック可能なベースバンドを搭載した奴は大抵プレミア価格が設定されていて、こちらの値段も競り上がることが多い。特にiPhone 4はSIMアンロック可能なベースバンドの種類が少ないので、相場よりかなり高めの開始価格が設定されていたりする。出品者側もこの辺の事情を良く知っているみたいだ。それでもちゃんと落札されるので、やはりSIMフリーのiPhoneを欲しがっている人は相当多いのだろう。

それやこれやで、今年も残すところわずかになった今日2台目のiPhone 3GS(Black,32GB,SoftBank版,MC133J/A)を入手した。入手手段はまたしてもオークション落札。1台目のiPhone 3GSのようなプレミア品ではなかったので、これよりかなり安く、現在の相場価格の下限値以下で落札することができた。
IMG_3872-Apple_iPhone3GS-MC133JA-PackageBox.JPG
IMG_3876-Apple_iPhone3GS-MC133JA-PackageItems.JPG
IMG_3940-Apple_iPhone3GS-MC133JA-BodyFrontView.JPG
IMG_3912-Apple_iPhone3GS-MC133JA-BodyBackView.JPG
本機の状態は前の奴より良くて、上の下というところじゃないかと思う。製品箱と付属品もすべて揃っていた。

このiPhone 3GSに搭載されているファームウェアはiOS 4.3.3で、入手した時点で脱獄済みの状態だった。
IMG_0001-20131228_130426-iPhone3GS_MC133JA-HomeScreen-320x480.pngIMG_0002_1-20131228_130439-iPhone3GS_MC133JA-DeviceInfo-320x480.png

ベースバンド(モデムファームウェア)は05.16.02で、これはiOS 4.3.3ファームウェアに内蔵されている正規バージョン。前オーナーがベースバンドを維持せずにファームウェアを更新してしまったのだろう(通常の手段であるiTunes経由でファームウェア更新を行ったのだろう)。このバージョンのベースバンドだと、脱獄状態ではGPSが正常に機能しないという情報がある。現状こいつのGPSは正常に動作しているのか確認する必要ありそうだ。ググって得た情報だが、iPhone 3GSのベースバンドを05.13.04へ下げる特殊な方法が存在するらしい(成功するかどうかは半々のリスクの高い方法らしい)。このバージョンのベースバンドなら、脱獄状態でもiPhone 3GSのGPSは正常に動作するそうだ。近いうちにこれに挑戦しようと思っている。GPS機能を利用したかったら、最悪入獄状態で使うという手もある(脱獄状態から入獄するには、iOSファームウェアを更新した後脱獄処理を行わなれれば良いだけ)。

また、とても残念だが、こいつには新ブートROMが搭載されていた。
SCShot131228_0007-System_Profiler-USB-AMD_DFU_Mode-iPhone3GS_newBR-751x732
DFUモードにした状態でMacに接続して、[ユーティリティ]>[システム情報]の表示を確認すると、シリアル番号の末尾が「[iBoot-359.3.2]」になっている。redsn0wでも新ブートROMと認識されていた。旧ブートROMなら、SHSHなしで任意のバージョンのiOSへ更新できるが、新ブートROMだと、SHSHを取得済みのバージョンのiOSへしか更新できない。旧ブートROM版のiPhone 3GSは2009年6月13日(同機種の米国での発売日)から同年10月中頃までに販売された物で流通量が少なく、いまでは入手は相当困難になっているらしい。前回相場価格の範囲内で旧ブートROM版iPhone 3GSを入手できたのはラッキーだったと言える。

現在Appleサーバーから発行されているiPhone 3GS用SHSHはiOS 4.1とiOS 6.1.3だけなので、こいつのファームウェアをアップデートするとすれば、iOS 6.1.3しか選択肢がない。取りあえず、これらのSHSHは取得しておいて、こいつは当面iOS 4.3.3のまま使っていこうと思っている。

【2013/12/31 追記】

今回入手したiPhone 3GSのSHSHがCydiaサーバーに保存されていないか確認してみた。脱獄済みiPhoneの場合、前オーナーがCydiaサーバーへ保存したSHSHが残っていることがある(Cydiaサーバーへ送信したSHSHを削除する方法はないので、そのまま半永久的に残る)。確認の結果、以下のSHSHを取得することができた。
 iOS 3.1.3 (7E18)
 iOS 4.0 (8A293)
 iOS 4.0.1 (8A306)
 iOS 4.0.2 (8A400)
 iOS 4.1 (8B117)
 iOS 4.2.1 (8C148a)
 iOS 4.3.1 (8G4)
 iOS 4.3.3 (8J2)
 iOS 4.3.5 (8L1)
 iOS 5.0.1 (9A405)
 iOS 5.1 (9B176)

現在Appleサーバーから発行されているiOS 6.1.3 (10B329)(iPhone 3/3GS用iOSの最終バージョン)のSHSHもこれに加わるので、アップデート可能なiOSバージョンの選択肢が増えた。iOS 6.0.xのSHSHがないのが残念だけど、iOS 5.0.1, 5.1, 6.1.3のどれかに更新できるようになったのは嬉しい。

■ TinyUmbrellaによるCydia保存SHSHの取得


ついでに、Cydiaサーバーに保存済みのSHSHを取得する方法を書いておこう。この機能もいくつかの脱獄ツールに搭載されているが、やはりTinyUmbrellaを利用するの方法が一番良く使われているようだ。TinyUmbrellaを使ってCydiaサーバーからSHSHを取得する手順を以下に説明する。
  1. TinyUmbrellaを起動した後、新しいiPhoneをMacへ接続する。すると、左側の「CONNECTED DEVICES」と「RECENT DEVICES」の両方のツリーにそのデバイスのエントリが追加される。
    SCShot131231_0034-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Cydia-1063x670

  2. [Advanced]タブを選択する。
    SCShot131231_9034-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Cydia-1063x670
    すると、下のようなウィンドウに変わる。このウインドウ内のチェックボックスのうち[Request SHSH From Cydia]をONにする。
    SCShot131231_0036-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Cydia-1063x670
    [General]タブを選択して、前のウィンドウに戻る。

  3. 対象iPhoneのエントリが選択されている状態で、[Save SHSH]ボタンを押す。
    SCShot131231_0037-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Cydia-1063x670
    すると、Cydiaeサーバーからそのデバイスに対するSHSHを取得する処理が開始される。
    SCShot131231_0038-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Cydia-1063x670

  4. 上の処理が終了すると、取得できたSHSHの一覧が[Saved SHSHs for <Device Name>]リスト内に表示される。
    SCShot131231_0039-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Cydia-1063x670
    TinyUmbrellaによって取得したSHSHは、デフォルトでは~/.shshに保存される。

上の操作を行った後、12/24の記事に書いた『TinyUmbrellaによるApple発行SHSHの取得』を実行すれば、対象iPhoneで利用可能なすべてのSHSHを取得したことになる。

【参考ページ】

  1. [iOS] TinyUmbrellaの使い方 & 機能説明![説明書] | Tools 4 Hack
  2. [iOS] SHSH の取得・保存方法! 「TinyUmbrella 編」 | Tools 4 Hack


タグ:iphone iOS
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2013年12月24日

iPhone 3GSのファームウェアをiOS 5.0.1へ更新した

前記事でiPhone 4とiPhone 3GSのiOSファームウェアのアップデートを(ついでに脱獄処理も)行ったことを書いたが、このうちiPhone 3GSのファームウェアをiOS 4.3.3からiOS 5.0.1へ再度アップデートした。

あれから色々調べているうちに、現状のiOSアプリはiOS 5.0以上をデフォルトの動作条件にしているものが大多数であることが判ってきた。最近登場した新し目のアプリはiOS 6.0以降にしか動かいないものさえあるようだ。iOS 4.3以前に対応したアプリはかなり数が減少していて、もはや完全に過去のバージョンとして扱われていると考えた方が良さそうだ。iOSのバージョン別シェアについてググっていると、下のようなページを見つけた。
  1. Apple Puts iOS 7 Adoption At 74% Based On App Store Usage Numbers | TechCrunch
  2. Unity - Mobile (iOS) Hardware Statistics
  3. Apple now charting App Store iOS fragmentation just like Google's Android
  4. iOSバージョン別シェアレポート 2013年2月版 iOS6以降のシェアが8割以上に | スマホ広告ラボ |CyberZ |スマートフォン広告マーケティング事業

ページCは2013年6月時点のApp StoreにアクセスしたiOSデバイスの集計データらしいが、これによるとiOS 6 93%、iOS 5 6%、それ以前は1%になっている。そして、ページAは同データの最新版だが、こちらではiOS 7 74%、iOS 6 22%、それ以前は4%になっている。iOS 7が搭載されたiPhone 5s/5cの売れ行きが絶好調で、新規ユーザーや機種変更ユーザーが一気に増えた影響が反映された結果が、このデータに反映されているのだろう。過去もそうだったが、iOSの最新バージョンへの移行は恐ろしいほど速いペースで進行しているようだ。上のような情報から、iOSアプリをiOS 4.3以前に対応させるために時間を使うのは無意味な行為ではないかと思えてきた。もはやiOS 4.3は完全に見捨すてるべきなのかもしれない。そして、Appleが推奨しているように、iOS 7に対応したアプリを開発することがiOSプログラマが最優先で取り組むべき課題なのだろう。iOS 7搭載のiPhoneをどうしても一台欲しくなってきた(iPhone 5以上じゃないとiOS 7はキビキビと動いてくれない気がするんだけど、実際のところはどうなんだう???)。

という訳で、iPhone 3GSのファームウェアをiOS 4.3.3からiOS 5.0.1へ書き換えた訳だが、その作業録を記事として書いておこう。iOSアプリ開発とは直接関係がない情報だと思って前記事では作業の詳細について書かなかったが、脱獄には興味がないがiOSファームウェアの更新方法については知りたい人がいるかもしれない。そういう人にとって本記事の内容が参考になれば幸いだ。

【注意事項】

脱獄ツールを用いたiPhoneのファームウェア更新は、製品および携帯キャリア・メーカー(Apple,ソフトバンク,au)の保証対象外となります。ご自分の責任の範囲において実施してください。いかなる結果を招いても、本サイトは一切の責任を負いかねます。

まずは、iOSファームウェアを更新するのに使ったツールから紹介しよう。今回使ったツールは前回と同じ下の二つだ。

 TinyUmbrella 7.04.00(OS X版)
 redsn0w 0.9.15b3(OS X版)

TinyUmbrellaはiPhoneのSHSHを管理するために、redsn0wはiOSファームウェアの更新や脱獄処理を行うために使用する。

iPhoneのファームウェアを書き換えるので、当然対象ファームウェアが格納されたファイルも入手しておく必要がある。全iOSデバイスのファームウェアのダウンロードリンク一覧が下のページに掲載されているので、このページから辿って入手すると良いだろう。

 iOSファームウェア ダウンロードリンク集 | Tools 4 Hack

今回の作業では、以下の二つバージョンのiPhone 3GS用ファームウェアを使った。
 iOS 4.1   (8B117),ベースバンド 05.14.02:iPhone2,1_4.1_8B117_Restore.ipsw
 iOS 5.0.1 (9A405),ベースバンド 05.16.05:iPhone2,1_5.0.1_9A405_Restore.ipsw


■ TinyUmbrellaによるApple発行SHSHの取得


iPhoneのiOSファームウェア更新や脱獄をやろうと思っている人は、新しいiPhoneを入手したら、必ず最初にSHSH(Signature Hash)を取得しておくべきだ。SHSHというのはiOSの復元許可証みたいな物で、これがないとiOSファームウェアの復元(更新)を一切行えないからだ。SHSHはAppleによって発行されるが、この中にはデバイス固有の認証データが格納されている(参考ページBにSHSHについての詳細な説明が載っている)。いくつかの脱獄ツールがSHSHの取得に対応しているが、TinyUmbrellaが一番良く利用されているようだ。TinyUmbrellaを使ったSHSHの取得方法を以下に記す。
  1. TinyUmbrellaを起動すると、下のようなウィンドウが表示される。
    SCShot131228_0008-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670
    左側の「RECENT DEVICES」ツリーに過去に接続したデバイスの一覧が、右側の[Saved SHSHs for <Device Name>]リストには選択中のデバイスに対する取得済みSHSHの一覧(デバイスが選択されていないときは、全デバイスのSHSH一覧)が表示される。TinyUmbrellaは一度接続したデバイスの情報をすべて記憶してくれるので、デバイスが接続されていない状態でも各種の処理を実行できる。

  2. ここで、新しいiPhoneをMacに接続する。すると、左側の「CONNECTED DEVICES」と「RECENT DEVICES」の両方のツリーにそのデバイスのエントリが追加される。
    SCShot131228_9109-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670

  3. [Advanced]タブを選択する。
    SCShot131228_9109-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670
    すると、下のようなウィンドウに変わる。このウインドウ内のチェックボックスのうち[Request SHSH From Cydia]をOFFにする。
    SCShot131228_0011-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670
    [General]タブを選択して、前のウィンドウに戻る。

  4. 対象iPhoneのエントリが選択されている状態で、[Save SHSH]ボタンを押す。
    SCShot131228_9209-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670
    すると、Appleサーバーからそのデバイスに対するSHSHを取得する処理が開始される。
    SCShot131231_9055-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670

  5. 上の処理が終了すると、取得できたSHSHの一覧が[Saved SHSHs for <Device Name>]リスト内に表示される。
    SCShot131228_9014-TinyUmbrella-iPhone3GS-Obtaining_SHSH_Apple-1063x670
    TinyUmbrellaによって取得したSHSHは、デフォルトでは~/.shsh<ECID Decimal>-<Product Type>-<Product Version>.shshというファイル名で保存される(SHSHファイルの保存先ディレクトリは、[Advanced]タブ画面内に存在する[Save SHSH Directory]エディットボックスで変更することができる)。


上記がTinyUmbrellaで一番良く使う機能だが、これ以外に、TinyUmbrellaはCydiaサーバーからSHSHを取得する機能を持っている。また、Appleのサーバーに代わってSHSHを発行する偽装サーバー機能も備わっている。iOSファームウェアの更新や脱獄をやる場合、これらの機能を利用することも多い。TinyUmbrellaの詳しい使い方については本記事の末尾に掲載した参考ページDとEを参照してほしい。

■ redsn0wによるCydiaへのSHSH保存


TinyUmbrellaによって取得したSHSHはローカルなPCにファイルとして保存されるが、万一の場合に備えて、これらのファイルのバックアップを作成しておくべきだ(私はSHSHファイルを複数のSDカードへ保存した上で、Dropboxにも保存している)。それに加えて、さらに、すべての取得済みSHSHをCydiaサーバーへ送信しておくことを勧める。バックアップの意味もあるが、多くの脱獄ツールがCydiaサーバーから自動的にSHSHを取得する機能を持っているので、これらを利用できるようになり便利だからだ。いくつかの脱獄ツールがCydiaへのSHSH送信をサポートしているが、Macユーザーならredsn0wを利用すると良い。
  1. redsn0wを起動すると、下のようなウィンドウが開く。これがredsn0wのメインウィンドウ。
    SCShot131229_0002-redsn0w-iPhone3GS-Submitting_SHSH_Cydia-473x636.png
    取得済みのSHSHをCydiaサーバーへ送信するだけなら、対象のiPhoneをMacに接続しておく必要はない。

  2. メインウィンドウの[Extra]ボタンを押すと、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0033-redsn0w-iPhone3GS-Submitting_SHSH_Cydia-473x636.png
    続けて、このウィンドウの[SHSH bolbs]ボタンを押す。すると、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131228_0019-redsn0w-iPhone3GS-Submitting_SHSH_Cydia-473x636.png
    redsn0wのSHSH関連の処理は、すべてこのウィンドウ内に集まっている。

  3. 上のウィンドウの[Submit]ボタンがSHSHをCydiaサーバーへ送信する機能を提供している。このボタンを押すとファイル選択ウィンドウが開くので、~/.shshに格納されている対象のSHSHファイル(*.shsh)を選択する。
    SCShot131228_0020-redsn0w-iPhone3GS-Submitting_SHSH_Cydia-585x433.png
    ただし、デフォルト状態では「.」で始まるディレクトリやファイルはファイル選択ウィンドウ内に表示されない。~/.shshディクレクトリを表示させるには、<Command> - <Shift> - .(ピリオド)をタイプする。

  4. 下のようなウィンドウが表示されれば、SHSHファイルのCydiaサーバーへの送信処理は正常に終了している。
    SCShot131229_0001-redsn0w-iPhone3GS-Submitting_SHSH_Cydia-474x234.png


■ redsn0wによるiOS 4.1へのファームウェア更新


iPhone 3GSのファームウェアをiOS 4.3.3からiOS 5.0.1へ更新するために、次の二つの工程を踏んだ。
  1. iOS 4.3.3からiOS 4.1へのダウングレード
  2. iOS 4.1からiOS 5.0.1へのアップグレード

旧ブートROMを搭載したiPhone 3GSなら、工程1を跳ばしていきなりiOS 5.0.1へのアップグレードを行っても上手いくはずだ。新ブートROMを搭載したiPhone 3GSでは、iOS 4.1への更新は可能だが、iOS 5.0.1 SHSHを取得済みでないとiOS 5.0.1へ更新することは不可能だ。

iPhone 3GSのファームウェアを一旦iOS 4.1へダウングレードしたことには理由がある。じつは、iPhone 3GとiPhone 3GS用のiOS 4.1 SHSHは現在も発行されているそうだ(理由は不明)。そのため、新・旧どちらのブートROMを搭載したiPhone 3GSでもiOS 4.1へのファームウェア更新だけは必ず成功するらしい(将来AppleがiOS 4.1 SHSHの発行を停止したら、SHSHを保存していないiPhone 3G/3GSをiOS 4.1へ更新することはできなくなる)。この事を一度確認しておきたくて、今回はわざと工程1を経て工程2を行った。

以下に、redsn0wを使ったiPhone 3GSのファームウェアをiOS 4.1へ更新する手順を記す(更新前のiOSはどのバージョンであっても、この手順で上手くいくはず)。ただし、以下の手順を実行する前に、現状のiOSのSHSHを必ず保存しておくこと。そうしないと、元のiOSバージョンに戻すことができなくなる。
  1. まずは、充電・転送USBケーブルでiPhone 3GSとMacを接続した状態で、redsn0wを起動する。下がredsn0wのメインウィンドウ。
    SCShot131225_0032-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png

  2. メインウィンドウの[Extra]ボタンを押すと、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0033-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    続けて、このメインウィンドウの[Even more]ボタンを押すと、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0034-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    さらに続けて、このウィンドウの[Restore]ボタンを押すと、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0035-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    redsn0w単独でのiOSファームウェアの更新は、このウィンドウで作業を行う。

  3. iOSファームウェアの更新を行うにあたって、最初に対象デバイス用のファームウェアを選択する必要がある。上のウィンドウの[IPSW]ボタンを押すとファイル選択ウィンドウが開くので、iPhone 3GS用のファームウェア・ファイルiPhone2,1_4.1_8B117_Restore.ipswを選択する。
    SCShot131224_0019-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-585x433.png
    ファームウェア・ファイルを選択すると、下のようなウィンドウが表示される。
    SCShot131224_0022-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-474x182.png
    このウィンドウは、「iPhoneのファームウェアを書き換える際にベースバンドを維持するか」を問うている。iPhoneに搭載されている現在のベースバンドをそのまま維持したい場合は[Yes]ボタンを、ベースバンドも一緒に更新する場合は[No]ボタンを押す(一度ベースバンドを更新すると元に戻すことはできないので、このウィンドウの選択は非常重要。SIMアンロックの可否はベースバンドのバージョンによって決まるからだ。ベースバンドを維持したい場合は、常に[Yes]ボタンを選択すること)。

  4. 続いて、下のようなウィンドウが表示される。
    SCShot131224_0024-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-474x195.png
    ここで[OK]ボタンを押すと、redsn0wは下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131224_0027-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    このウィンドウに表示されているのは、「iPhoneをDFUモードにする前に、一旦iPhoneの電源を切れ(Macとは接続したままで)」という指示だ(Pwned DFUとDFUモードは同じもので差はない。Pwned DFUはDFUモードになったデバイスに脱獄ツールがいくつかのファイルを書き込んだ状態なので、この2つは差があります)。この指示に従ってiPhoneの電源を切ると、redsn0wのウィンドウは下のように変わる。
    SCShot131224_0028-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    ここで[Next >]ボタンを押すと、iPhoneをDFUモードにするための操作手順が表示される。
    SCShot131224_0031-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    以下の手順を実行して、iPhoneをDFUモードにする(上のウィンドウに表示される手順と若干異なっているが、以下のとおりに操作すれば、経験的にiPhoneは確実にDFUモードになる)。

    1. パワーボタンを1秒程度押す(iPhoneの電源が入り、画面にAppleロゴが表示される)。
    2. パワーボタンを押したまま、同時にホームボタンを10秒間押す(iPhoneの画面が暗くなる)。
    3. パワーボタンを離して、そのままホームボタンを10秒間押し続ける。

  5. iPhoneがDFUモードになると、redsn0wはその状態を検出して、ファームウェアの書き換え処理を自動的に開始する。
    IMG_3766-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-320x427.jpg
    この処理は終了まで数分かかる(iOSファームウェアの更新時にはデバイス固有のSHSHが必要だが、本処理の実行時に、redsn0wが自動的にAppleまはたCydiaサーバーからSHSHを取得している)。しばらく待つと、ファームウェアの書き換え処理が終了して、redsn0wに下のようなウィンドウが表示される。
    SCShot131224_0045-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-474x182.png
    iPhone側は新しいファームウェアで再起動するが、ただし、再起動後のiPhoneはリカバリモードになっている。
    IMG_3775-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-320x427.jpg

  6. 上のウィンドウの[OK]ボタンを押すと、redsn0wは[Extra]>[Even more]>[Restore]ウィンドウに戻る。
    SCShot131224_0047-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    [< Back]ボタンを押して、二つ前の[Extra]ウィンドウまで戻る。

  7. [Extra]ウィンドウの[Recovery fix]ボタンを押す。
    SCShot131224_0049-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    すると、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131224_0050-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    上のウィンドウが表示されている状態で、再度iPhoneをDFUモードにするための操作を行う。DFUモードを検出すると、redsn0wはiPhoneのリカバリモードを解除するための処理を開始した後、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131224_0051-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-473x636.png
    IMG_3776-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-320x427.jpgIMG_3779-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-320x427.jpg

    しばらく持つと、iPhoneが通常モードで再起動する。

  8. ファームウェアの更新後、iPhoneは未アクティベート状態になっている。
    IMG_3784-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-320x427.jpg
    携帯キャリアのSIM(アクティベート専用SIMでも可)をiPhoneに挿入した上で、iTunesを起動すれば、iTunes経由でアクティベート処理が実行される。アクティベート処理が終わると、iTunesは下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0029-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Downgrading_iOS4.1-1200x602

  9. アクティベート後、iPhoneの[設定]>[一般]>[情報]画面を開いて、iOSとベースバンド(モデムファームウェア)のバージョンを確認する。
    IMG_0001_1-20131228_082729-iPhone3GS-iOS4.1-HomeScreen-320x480.pngIMG_0002_1-20131228_082837-iPhone3GS-iOS4.1-DeviceInfo-320x480.png


■ redsn0wによるiOS 5.0.1へのファームウェア更新


redsn0wを使って、iPhone 3GSのファームウェアをiOS 4.1からiOS 5.0.1へアップグレードする手順を以下に示す。なお、この作業は旧ブートROMを搭載したiPhone 3GSに対して行った。
  1. 充電・転送USBケーブルでiPhone 3GSとMacを接続した状態で、redsn0wを起動する。
    SCShot131225_0001-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-473x636.png

  2. メインウィンドウの[Extra]ボタンを押して、[Extra]ウィンドウを開く。
    SCShot131225_0012-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-473x636.png

  3. [Custom IPSW]ボタンを押すとファイル選択ウィンドウが開くので、iPhone 3GS用のファームウェア・ファイルiPhone2,1_5.0.1_9A405_Restore.ipswを選択する。
    SCShot131226_0001-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-585x433.png
    ファームウェア・ファイルを選択すると、下のようなウィンドウが表示される。
    SCShot131226_0002-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-474x328.png
    このウィンドウは、「iPhoneに搭載されているブートROMは新しいタイプか」を問うている(iPhone 3GSのブートROMの判定方法については後述)。新ブートROMが搭載されているなら[Yes]ボタンを、旧ブートROMなら[No]ボタンを押す。前者の場合はファームウェア更新時にiOS 5.0.1 SHSHが必要になるが、後者の場合は不要となる(今回の作業対象のiPhone 3GSは旧ブートROMを搭載していたので、このウィンドウでは[No]ボタンを押した)。

    上で選択したファームウェアからベースバンド情報が削除されたカスタム版のファームウェアが作成される。カスタムファームウェアの作成が終了すると、下のようなウィンドウが表示される。
    SCShot131226_0004-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-474x247.png
    カスタムファームウェアのファイルは元のファームウェアと同じディレクトリに作成される。手順7で必要になるので、このウィンドウに表示されたカスタムファームウェアのファイル名を記憶しておくこと。

    このウィンドウの[OK]ポタンを押すと、redsn0wは[Extra]ウィンドウに戻る。

  4. [Extra]ウィンドウの[Pwned DFU]ボタンを押す。
    SCShot131225_0019-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-473x636.png
    すると、redsn0wは下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0020-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-473x636.png
    上のウィンドウが表示されている状態で、iPhoneをDFUモードにするための操作を実行する。DFUモードを検出すると、redsn0wはiPhoneへいくつかのファイルを転送した後、下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot131225_0022-redsn0w-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-473x636.png

  5. ここで、iTunesを起動する。DFUモードのiPhoneを検出して、起動後のiTunesは下のような表示になります。
    SCShot131225_0023-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-1200x602
    [OK]ボタンを押して、このウィンドウを閉じる。

  6. <Option>キーを押しながら[iPhone を復元]ボタンをクリックする(<Option>キーを押さずに[iPhone を復元]ボタンをクリックすると、最新バージョンのiOSに更新されてしまう)。
    SCShot131225_0025-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-1200x602
    すると、ファイル選択ウィンドウが開くので、手順3で作成したカスタムファームウェアのファイルNO_BB_OLDROM_iPhone2,1_5.0.1_9A405_Restore.ipswを選択する(ここで誤って、他のファームウェア・ファイルを選択しないように注意すること)。
    SCShot131226_0008-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-585x400.png

  7. iTunesによって、iPhoneファームウェアの復元(更新)処理が実行される。
    SCShot131228_0004-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-1200x602

  8. ファームウェア更新処理が終了すると、iPhoneは新しいファームウェアで再起動する(iTunesによる更新では、iPhoneは通常モードで起動する)。
    SCShot131226_0026-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-1200x602

  9. ファームウェアの更新後、iPhoneは未アクティベート状態になっている。
    IMG_3826-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-320x427.jpg
    SCShot131228_0006-iTunes-iPhone3GS_oldBR-Upgrading_iOS5.0.1-1200x602
    iTunesを起動した状態で携帯キャリアのSIM(アクティベート専用SIMでも可)をiPhoneに挿入し、iPhoneの初期設定を行えば、iTunes経由でアクティベート処理が実行される。iPhoneの初期設定とアクティベートが終わると、iTunes側は下のようなウィンドウに変わる。
    SCShot140120_0049-iTunes11.1.3-Detecting_New_iPhone_Connected-1100x725
    なお、iPhoneの初期設定中にWi-Fiの設定と選択を行えば、iPhoneのアクティベート処理はWi-Fiネットワーク経由で実行される。

  10. 初期設定が終わり、iPhoneにホーム画面が表示されたら、[設定]>[一般]>[情報]画面を開いて、iOSとベースバンド(モデムファームウェア)のバージョンを確認する。
    IMG_0008-20131224_105741-iPhone3GS-iOS5.0.1-HomeScreen-320x480.pngIMG_0009_1-20131224_105806-iPhone3GS-iOS5.0.1-DeviceInfo-320x480.png


■ iPhone 3GSの新旧ブートROMの判定方法


iPhone 3GSに搭載されているブートROMには新・旧二つのタイプが存在する。仕様の違いによって、この二つは以下のような差がある。
  • 旧ブートROM ファームウェアの更新時にSHSHは不要
  • 新ブートROM ファームウェアの更新時にSHSHが必要

iPhone 3GSのブートROMのタイプは、以下の手順を行うことで判定できる。
  1. iPhoneとMacを充電・転送USBケーブルで接続する。

  2. 以下の操作手順に従って、iPhoneをDFUモードにする。

    1. iPhoneのパワーボタンを長押しして、一旦電源を切る。
    2. パワーボタンを1秒程度押す(iPhoneの電源が入り、画面にAppleロゴが表示される)。
    3. パワーボタンを押したまま、同時にホームボタンを10秒間押す(iPhoneの画面が暗くなる)。
    4. パワーボタンを離して、そのままホームボタンを10秒間押し続ける。

  3. [ユーティリティ]>[システム情報]を起動する。「USB」カテゴリを開き、「Apple Mobile Device (DFU Mode)」という項目を選択する。
    SCShot131224_0001-System_Profiler-USB-AMD_DFU_Mode-iPhone3GS_oldBR-751x732
    シリアル番号の末尾に「[iBoot-数字]」という文字列が存在するが、この数字によって、ブートROMのタイプを判定することができる。

    • 359.3             旧ブートROM
    • 359.3.2 ~ 359.3.3 新ブートROM

  4. 以下の操作を行えば、iPhoneをDFUモードから通常モードへ戻すことができる。

    1. パワーボタンとホームボタンを同時に5秒程度押し続ける。
    2. 画面にAppleロゴが表示されたら、両方のボタンを離す。

上記はMacでの判定方法だが、Windowsの場合は、こちらで配布されているUSBViewというツールを利用すれば同様の方法で判定ができるらしい。

【参考ページ】

  1. [iOS] iOS 6からダウングレードする新しい方法 for 〜A4デバイス 『Redsn0w 0.9.15b』 | Tools 4 Hack
  2. 脱獄犯の基礎知識3「SHSHってなんなんだ!? 何する物なんだ!? を知ろう!」 | Tools 4 Hack
  3. [iOS] ベースバンドを維持しつつ”iOS 5″にアップデートする方法 | Tools 4 Hack
  4. [iOS] TinyUmbrellaの使い方 & 機能説明![説明書] | Tools 4 Hack
  5. [iOS] SHSH の取得・保存方法! 「TinyUmbrella 編」 | Tools 4 Hack
  6. [JailBreak] 簡単な DFU モード 突入方法 と 確認方法 (手順) | Apple Voice
  7. [iPhone] BootROM version 確認方法 | Apple Voice


タグ:iphone iOS 脱獄
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2013年12月20日

iPhone 3GS/4のiOSアップグレードと脱獄をやった

入手済みだったiPhone 3GSとiPhone 4のiOSファームウェアをアップグレードする作業を行った。ついでに、両方に脱獄処理も施した。

私が初めてiPhoneの「脱獄(英語ではJailbreak)」について知ったのは、Yahoo!オークションに出品されているiPhoneを検索していたときだ。出品商品のタイトルに「脱獄」や「SIMフリー」というワードがつけられているものがたくさん存在していた。さらに、商品の説明に「ベースバンド」というワードが頻繁に登場し、iPhoneの端末情報(iOSやベースバンドのバージョン情報)画面の写真が掲載されているケースも多い。そして、まれに「SHSH」というそれまで聞いたことがないワードが登場することもあった。これらのワードの意味についてググって調べるうちに、iPhoneの脱獄とSIMフリー化は多くのユーザーの注目を集めていることを知った。ちなみに、日本語版Wikipediaには「Jailbreak」のページには以下のように説明が掲載されている。
Jailbreak(ジェイルブレイク)とは、ユーザー権限に制限を設けているコンピュータ(携帯電話やゲーム機など)に対して、セキュリティホールを突くなどしてその制限を取り除き、開発者が意図しない方法でソフトウェアを動作できるようにすること。また、その状態のこと。日本語で脱獄(だつごく)とも呼ばれる。
この語は、一般的にはアップル社のiOS機器(iPhoneなど)に対して、アップルの認可を受けていないソフトウェア(App Storeで流通していないアプリ)を動作可能にすることを指す。

Wikipedia − Jailbreak

iPhoneの脱獄とSIMアンロック(SIMフリー化)は混同されることが多いが、この二つは違うものだ。SIMアンロックはあくまで携帯端末のSIMロックを解除する行為を意味する。SIMロックを解除すると、携帯端末の購入時に契約した料金プランとは別のものを利用できるようになる。最近は月額1〜2千円程度の格安料金プランのSIM(格安SIM)がたくさん売られているが、これらを利用すると携帯電話の通信コストを2年間で最大5万円位下げることができる。iPhoneのSIMロックを解除するには二つの方法が存在する。一つは脱獄処理を施したiPhoneにSIMロック解除ソフトをインストールする方法で、もう一つはSIMアンロック・アダプタを使う方法だ。もう一つ加えるなら、海外や秋葉原の携帯専門ショップを売られているSIMフリー版iPhoneを購入するという手もある。ソフトの導入だけで実現できるので、最初の方法が一番手っ取り早い。iPhoneの脱獄を試みるハッカー達や脱獄状態のiPhoneを入手したがるユーザーの目的は格安SIMや海外旅行時に現地のプリベイドSIMを使うことのようだ。ちなみに、2013年11月22日にAppleはSIMフリー版のiPhone 5s iPhone 5cの国内販売を始めた(現時点ではApple Storeでの通信販売限定)。これによって携帯電話業界では色々な動きが起きているらしい。

 SIMフリーiPhone5sでも使えるプリペイド版格安SIMがコンビニで発売
 価格.comマガジン 「SIMフリーiPhone」登場で盛り上がる格安SIMカード
 アップルのSIMフリーiPhone販売がアキバの中古ケータイ店に与える変化 日経トレンディネット

前置きが長くなってしまったので、話を本題に戻そう。私がiOSファームウェアのアップグレードと脱獄をやったのは今回が初めてだ。オークション経由で入手した中古のiPhone 3GSとiPhone 4に対してこの作業を行った。いずれもiOSアプリ開発のターゲット機として使うことを目的に入手したものなので、iOSのアップグレード/ダウングレードはいつかはやるつもりでいた。iPhone 4の方は今年の8月に入手したが、いままでiOSのアップグレードはせずにそのまま使っていた。今回の作業によって、iPhone 3GSとiPhone 4のiOSファームウェアは以下のように変わった。
 iPhone 3GS:iOS 4.0.1 → iOS 4.3.3 (8J2,  ベースバンド 05.13.04)
 iPhone 4 :iOS 4.3.2 → iOS 5.1.1b(9B208,ベースバンド 04.11.08)

iOSファームウェアを更新する前と後のiPhone 3GSとiPhone 4の画面写真とスクリーンショットを下に掲載する(iPhoneのスクリーンショットの撮り方は、更新作業が終わった後で知った)。
IMG_3661_2-iPhone3GS_MC134JA-DeviceInfo-Before_Upgrading_iOS4.3.3-320x427.jpgIMG_0001_1-20131221_100508-iPhone3GS-DeviceInfo-After_Upgrading_iOS4.3.3-320x480.png

IMG_3654_2-iPhone4_MC603JA-DeviceInfo-Before_Upgrading_iOS5.1.1b-320x427.jpgIMG_0003_1-20131221_102951-iPhone4-DeviceInfo-After_Upgrading_iOS5.1.1.b-320x480.png

どちらもベースバンド(モデムファームウェア)のバージョンを維持することに成功した。iPhoneのSIMアンロックの可否はベースバンドのバージョンによって決まるので、iOSの更新を行う際にこれを維持できるかどうかは非常に重要だ。iPhoneのベースバンドのバージョンを一旦上げてしまうと、下げるのは不可能だと言われている(iPhone 3GSだけは特殊な方法が存在するらしいが・・・)。過去に脱獄ハッカー達によってiPhoneのベースバンドのバージョンを下げる方法がいくつか発見されたが、その度にAppleはさまざまな対策を打ってそれを防いできた。SIMアンロックができてしまうと携帯キャリア企業にとって大きな不利益になるので、どうしても実行せざるをえない処置だったのだろう。SIMアンロックが可能なベースバンドはiPhoneの機種によっていくつか存在するが、その数は少ない上にバージョン番号が古いものばかりだ。SIMアンロック可能なベースバンドを搭載したiPhoneは皆が欲しがるので、オークションや中古販売店などではプレミア価格が設定されることが多い。iOS 5.0以降iPhone本体にファームウェア更新機能が搭載されているし、iTunes経由でも更新を行うことができる。いずれの場合もファームウェアは最新バージョンになるが、iOSと一緒にベースバンドまで更新されてしまう。一般ユーザーはこれらの標準的な手段を利用しているが、脱獄ハッカー達は特殊なツールを使ってファームウェア更新を行っている。こういうツールを使うと、iPhoneのベースバンドを維持したままiOSファームウェアを更新することが可能だからだ。iPhoneやiOSに関する深い知識を持っているのは脱獄ハッカーや脱獄専門業者だけなので、SIMアンロック可能なiPhoneは数が少なく希少価値の高い存在として扱われている。

脱獄処理を施したiPhoneにはCydiaというアプリをインストールすることができる。CydiaというのはApp StoreのJailbreak版に相当する物で、このアプリを使って、Cydia Storeで配布されているJailbreakアプリ(JBアプリ)をiOSへインストールできる。
IMG_0004-20131221_163738-iPhone4_iOS5.1.1b-Jailbreak_Cydia.app_Icon-320x480.pngIMG_0005-20131221_163754-iPhone4_iOS5.1.1b-Jailbreak_Cydia.app_Page-320x480.png

大多数のJBアプリは無料だが、なかには有料の物もある。JBアプリを利用するとiOS自身をカスタマイズすることが可能なので、脱獄状態でiPhoneを使っているユーザーは相当多いようだ。脱獄はメリットばかりのように思えるが、脱獄状態のiOSはセキュリティが脆弱になるというデッメリットが存在することを忘れるべきではない。世界中のハッカーやユーザー達が集まることで、iPhoneの脱獄は一大コミュニティを形成している。新バージョンのiOSがリリースされる度に、その脱獄をいつ誰が達成するのかに大きな注目が集まる。新バージョンのiOSの脱獄に賞金がつくことさえある。当然ながら、AppleはiPhoneの脱獄には否定的な立場を取っているが、米国著作権局は2010年7月にiPhoneの脱獄はデジタルミレニアム著作権法に抵触せず合法という判断を下した。JBアプリではiOS自身のカスタマイズが可能なので、プログラマの腕の見せどころという面があることは否定できない。著名なiOSプログラマによって開発されたJBアプリも数多く存在している。

iOSファームウェアのアップグレードはMacに標準搭載されているiTunes(Windows版のiTunesも配布されている)というアプリを使えば簡単にできるが、iTunesによるiPhone/iPod touch/iPadのファームウェア更新は最新バージョンのiOSにしか対応していない。iTunesでファームウェア更新を行うと、iOSは常にその時点の最新版になってしまう。現在の最新版はiOS 7.0.4(iPhone 3GSはiOS 6.1.3)だ。また、携帯通信機能を内蔵するデバイスではファームウェアと同時にベースバンドも更新される。

今回私がやった作業では、下のページに掲載されているリンクから入手できるTinyUmbrella 7.04.00redsn0w 0.9.15b3(いずれもMac OS X版)というツールを使った。

 The Firmware Umbrella - TinyUmbrella | iOS, Android, hacking/jailbreaking information
 Dev-Team Blog - Restoration reinvigoration

iPhone 3GSは旧ブートROMを搭載している奴だったので、SHSHなしでiOSをアップグレードすることができた。こいつは本当はiOS 4.3.5にしたかったんだけど、redsn0wはこのバージョンへのSHSHなし更新は対応していないようだ。他のツールを使えばiOS 4.3.5にすることも可能なのかもしないが、あまり時間を取られたくなかったので悩んだ末に色々と試行錯誤をするのはきっぱりと諦めた。iOS 4.3.5は4.3.3に対するセキュリティパッチ位しか含んでいないらしいので、開発ターゲット機として使う上で大きな差はないだろう。

iPhone 4の方はCyidaサーバーに保存済みのSHSHを利用したので、すんなりとiOS 5.1.1bへアップグレードできた。ただし、じつはこちらもiOS 6.0.1か6.1.2にするのが最終目標だった。iOS 6.0.1と6.1.2用のSHSHはちゃんとCyidaサーバーに保存されていたが、何回トライしてもiOSのアップグレードは失敗してできなかった。redsn0w単独ではiOS 6.0以上の更新には対応していないので、SHSHを組み込んだカスタム・ファームウェアを作成した上で、iTunesで対象ファームウェアを選択する方法を試みた(Optinキーを押しながら[復元]ボタンをクリックすると、ファームウェアのファイルを指定できる)。この方法ではどうしても更新処理の途中でエラーが起きてしまう。この現象について色々調べた結果、下のページに掲載されている内容がこの問題は原因ではないかと思われる。

 Where did my iOS 6 TSS data go? - Jay Freeman (saurik)

このページの情報によると、Cyidaサーバーが自動的に取得したSHSHのうちiOS 6.0〜6.1.2のものは不良な形式で保存されており、そのままでは利用できないらしい(ユーザーがツールを使って手動で取得したSHSHなら問題ないそうだ)。また、iTunesでiOSの更新を行うと、Appleのサーバーと通信して対象ファームウェアの妥当性チェックが行われるという情報もある。ベースバンド変更対策として、iTunesでこの処理が実行されている可能性は高い(これを回避するために、古いバージョンのiTunesを使う手があるそうだ)。もしかすると、上の問題の原因はこちらかもしれない。

iOSファームウェアを更新したiPhone 4は08/22の記事で紹介した奴だが、この時期ならiOS 6.1.3が最新版だったし、当然AppleサーバーからそのSHSHを取得することができた。iTunesでiOS 6.1.3に更新するか、あるいは、iOS 6.1.3用のSHSHをちゃんと取得して保存しておけば良かった。SHSHさえあれば他のツールを使ってiOS 6.1.3へアップグレードできたかもしれない。これを忘れて、やっておかなかったことを後悔している。現状iOS 6.1.3では仮脱獄(紐あり脱獄)しかできないらしいが、脱獄状態には特にこだわっていないので、iPhone 4をiOS 6.1.3にアップグレードすることさえできたらそれでOKだったんだけど・・・。

私が実際にやった作業の詳細は書かない。脱獄自体は私の関心事から外れているからだ。「iPhone 脱獄」や「iPhone Jailbreak」というキーワードでググれば膨大な数のページがヒットするし、iPhoneの脱獄手順を詳しく紹介しているページもたくさん存在している。具体的な脱獄方法について知りたい人はそれらのページを参照することを勧める。開発ターゲット機として使うiPhoneのiOSのバージョンをどうしても変更したかったので、ファームウェアのアップグレードは行わざるをえなかったが、脱獄処理はあくまでそのついでにやっただけだ。脱獄状態のiPhoneへ色々なアプリを導入してiOS環境をカスタマイズして楽しむこと(これを「脱獄ライフ」と呼ぶらしい)にはあまり興味は持っていない。今後さらに2〜3台のiPhoneを手に入れるつもりなので、そうしたらiOSファームウェアの更新を頻繁にやる必要はなくなるだろう。バージョン毎に一台ずつ揃えたとしても、5〜6台のiPhoneがあれば済む。iPhone 3GSとiPhone 4の中古価格はかなり下がっているので、これから少しずつ増やしていこうと思っている。iPadをどうやって手に入れる方かが悩ましい問題だが、こちらもそのうち何とかしようと思案中だ。

あらかじめ下調べをしてできるだけ多くの情報を収集してから今回の作業を始めたが、それでもかなり作業に手間取ってしまった。脱獄ハッカー達が開発したツールは一般のアプリとは操作方法が違っている上に、iPhoneの脱獄について予備知識を持っていることを前提に作られているものばかりだった。私はこいういうマニアックなことに慣れている方だと自分では思っているが、そんな私でも脱獄ツールの使い方を理解するのに相当時間がかかった。脱獄処理はiPhoneの機種、iOSのバージョン、ベースバンドのバージョンなどに依存していて、これらの組み合わせによってツールの操作手順が異なることもある。ツールの操作手順を誤るとベースバンドを更新してしまうことがあるので、脱獄処理は一つ一つの作業にかなり神経を使う。また、脱獄ツールを使ってiOSファームウェアの更新処理を開始する際に、DFU(Device Firmware Upgrade)モードと呼ぶ特殊な状態にiPhoneをする必要があるが、このモードに入るための手順も結構難しい(一度コツを掴むと、それ以降一発でDFUモードに入れるようになったが、私はコツを掴むまでに何回も失敗を繰り返してしまった)。脱獄ツールやiTunesのファームウェア更新処理は必ず成功するとは限らない、何らかの原因で途中でエラー停止することも多い。こういう場合には忍耐力と分析力に必要なる。自分なりに考えて、試行錯誤を繰り返さないと解決することは難しい。それでも、どうしも解決できないこともある。また、ファームウェア更新処理がエラー停止すると、iPhoneが起動しなくなったり、起動してもリカバリーモードから復帰できない状態になってしまうことがある。こういう状態になっても焦ったり慌てたりしない心構えも必要。特殊な手順でiPhoneを操作したり、脱獄ツール側で用意されている特別な機能を使えば大抵は復帰させることが可能だ。予備知識を持たない素人や上記のような事に慣れていないユーザーがiPhoneの脱獄に手を出すのはお勧めしない。こういうことを楽しめるマニアやハッカーだけ許された世界であって、一般ユーザーが気軽に手を出せるような世界では決してない。iPhoneの脱獄やSIMアンロック作業を有料で請け負う業者も存在するので、SIMフリーのiPhoneを使いたいだけの一般ユーザーはこうゆう業者を利用するのがベストの方法だ。あるいは、オークションに出品されている脱獄&SIMフリー済みのiPhoneを落札するという手もある。脱獄関係のサイトには簡単にできるみたいに書かれているページも存在するが、一般ユーザーがiPhoneの脱獄やSIMアンロックに挑戦することを私は勧める気にはなれない。

【参考ページ】

 [iOS] iOS 6 のダウングレードと脱獄の現状について、デバイス別まとめ | Tools 4 Hack
タグ:iphone iOS 脱獄
posted by とみやん at 18:15| Comment(0) | TrackBack(1) | モバイルデバイス > iOS

2013年12月15日

iPhone 3GSを入手した

08/20の記事に中古のiPhone 4を入手したことを書いたが、私にとってあれが初めてのiPhoneだった。その後もほぼ毎日Yhaoo!オークションに出品されているiPhoneをチェックし続けていて、これが日課の一つになっている。そして、年も押し迫った今頃になって、やっと二台目のiPhoneを落札することができた。下の写真が、そのiPhone 3GS(White,32GB,SoftBank版,MC134J/A)。
IMG_3620_1-Apple_iPhone_3GS-MC134JA-PackageBox.jpg
IMG_3622_1-Apple_iPhone_3GS-MC134JA-PackageItems.jpg
IMG_3631_1-Apple_iPhone_3GS-MC134JA-BodyFrontView.jpg
IMG_3634_1-Apple_iPhone_3GS-MC134JA-BodyBackView.jpg
製品箱と付属品もすべて揃っている。オークションでは中古の本体だけが出品されているケースが多く、充電ケーブルが欠品だと別途買わないといけない。小さな出費でも、これが避れられたのは嬉しい。中古品なので小キズは多いが目立つキズはないので、本体の状態は中の上というところだうか。古いモデルにして状態は良い方だと思う。出品者の話によると、購入後しばらく使っていたが、その後まったく使わなくなって長い間保管していた品らしい。長年使い続けてきた物と比較すると、バッテリーのヘタリは小さいのではないかとも言っていた。実際にそうなのかはこれから使ってみないと判らないが・・・。

去年の9月にiPhone 5s/5cが発売されて以降、iPhone 3GSやiPhone 4の中古品の相場価格が一気に下落した。これは予想していたとおりだった。本体の状態やストレージ容量などにもよるが、現在のオークションの落札価格相場はiPhone 3GSが5,000〜8,000円、iPhone 4は8,000〜12,000円といったところだろうか。中古販売店ではこれより2〜3千円位高い値段で売られているようだが、半年前と比べるとかなり相場価格は下がってきている。iPhone 5s/5cが相当売れているようなので、これからさらに旧モデルの相場価格はじわじわと下がっていくだろう。iPhone 5s/5cと比較すると、iPhone 3GSは四世代前、iPhone 4は三世代前のモデルになるので、これらのモデルに対する需要はどんどん小さくなっている。この動きは当然と言えば当然だが、おかげでiPhone 3GS/4の入手が経済的にかなり楽になった。

今回入手したiPhone 3GSにはiOS 4.0.1というかなり古いファームウェアが搭載されているが、こいつはちょっとしたプレミア品だと言える。このiPhone 3GSには旧ブートROMが搭載されており、なおかつ、ベースバンド(モデムファームウェア)のバージョンが05.13.04だからだ。新旧のブートROMでどんな差があるのかと言うと、前者はSHSHを保存していないと任意のバージョンのiOSファームウェアに書き換えることができないのに対して、後者はSHSHなしでもそれができるそうだ。開発ターゲット機として使うつもりなので、私にとってこのメリットは大きい。また、旧ブートROMのiPhone 3GSはほとんどのバージョンのiOSで紐なし脱獄(完全脱獄)状態にすることができる。そして、ベースバンドが05.13.04だと脱獄処理を施したときにGPSがちゃんと機能するというメリットがあるらしい。これ以降のバージョンのベースバンドでは、脱獄するとGPSが機能しなくなってしまうそうだ。iOSファームウェアをバージョンアップすると同時にベースバンドもバージョンアップされてしまうが、現在のベースバンドを維持したままiOSファームウェアを書き換える方法が存在する。この方法を使えば、iPhone 3GSを比較的新しいバージョンのiOSに更新して、それに脱獄処理を施した状態でGPS機能を利用することができる。このiPhone 3GSはベースバンドを05.13.04で維持したままiOS 4.3.5にバージョンアップして、完全脱獄状態にしようと思っている。旧ブートROMを搭載しているので、それが可能なはずだ。

前回入手したiPhone 4は開発用ターゲット機として使っているが、このiPhone 3GSも同じ目的で使っていくつもりだ。iPhone 4なら我慢しながら実用機として使っていくこともできるかもしれないが、最近は重たいiOSアプリも増えてきたので、前世紀的な性能のiPhone 3GSを実用機として使うのは無理だ。iPhone 3GS/4を実用機として使うことはまったく考えていないが、実用機として使うためにiPhone 4S以上のモデルを一台欲しくなっている。日常的に色々なアプリを使わないと、最近のモバイルアプリのトレンドを知ることができないし、自分で開発するアプリのアイデアも生まれない気がしているからだ。

できたらもう2〜3台iPhone 3GS/4を入手したい。iOSの主要なバージョン毎に一台ずつiPhoneを用意したいからだ。そうすれば、iOSファームウェアの書き換えを頻繁にやらなくて済む。iPhone 3GS/4の中古相場価格が低下したことで、iOSアプリの開発に取り組むプログラマが増えているんじゃないだろうか。書店やAmazonでのiOS開発関連書籍の売れ行きも良いようだし、ググっていてもiOSプログラマの数は着実に増えているように感じる。私もウカウカしてられない。言い訳としての「そろそろ本気出す」ではなく、すぐにでも文字通り本気モードへ移行しないとマズイかも・・・。

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2013年08月20日

念願のiPhone 4を入手した

やっとと言うかとうとうと言うか、ついに念願のiPhoneを手にすることができた。オークション落札で入手した中古のiPhone 4(Black,16GB,SoftBank版,MC603J/A)だが、特に目立つキズも無く程度は中の上というところか。
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去年の7月にiOSアプリ開発への挑戦を始めてから、iPhoneを入手するのに一年もかかってしまった。もっと早く手に入れたかったんだけど、この一年間色々な事があって、なかなか思い切ることできなかった。遅れに遅れてしまったが、iPhoneを手にしたいまは嬉しい気持ちで一杯だ。たくさんの人がiPhoneを使っているのを横目で羨ましく眺めたりしていたが、やっとこれで私もユーザーの一人になれた。

知人のiPhoneをちょっとだけ見せてもらったことはあったが、こうやって実物を手に持ってじっくりと眺めるのは初めてだ。やはりデザインの秀逸さはずば抜けていてiPhoneの存在感は際立っていると思えるのは、私だけではないんじゃないだろか。いままで入手した他社のAndroidスマホと並べると、なおさらそう感じられる。ざっとを触ってみたが、サクサクと反応するのは気持ち良いの一言に尽きるし、UIの画面デザインや操作感も統一感があるのはさすがはAppleの製品だ。iPhoneを使えば使うほど、iOSをAndroidと比較するのは根本的に間違っていると思えてくる。この2つはあまりにも次元が違いすぎるからだ。早くも「もうスマホはiPhoneしか使いたくない」という気持ちが沸き上がっている。

最近私はMac OS XとiOSにしか興味が持てなくて、この2つの環境以外のプログラミングへのモチベーションを維持するのが段々と難しくなっている。本業は組込み屋なので、こういうのはマズイんだけど、Mac OS XとiOSの環境があまりに素晴らしすぎて、他の環境が色あせて観えてしまうからだ。Appleはカラーの世界、他の環境はモノクロの世界に観えるとでも例えたら解ってもらえるだろうか。それくらいAppleの世界と他の世界には大きな差があるように感じられて仕方がない。Appleの世界だけで仕事ができたらどんなに幸せだろう。若い頃に旧MacOSのプログラミングにのめり込んだのは、これと同じ気持ちが高じたことが始まりだった。あと10才若かったら、すべてを捨ててAppleの世界へ突っ走ったかもしれない。かなり低下気味だったiOSプログラミングへの意欲が、iPhoneを入手したことでまた復活しそうだ。と言うか、絶対にそうしないとダメだと自分に言い聞かせている。再スタートのつもりで、気持ちを新たにまたiOSアプリ開発へ挑戦していこう。これからは実機が目の前にあるので、きっとモチベーションも上がるだろう。

できたらもう2〜3台iPhoneが欲しいなぁ。今回入手したiPhone 4はiOS 4.3.2が搭載されているが、あえて古いバージョンのiOSを搭載している機種をずっと探していた。こいつのSHSHはCydiaサーバーに保存されているので、SHSHに対応したバージョンのファームウェアへアップグレード/ダウングレードすることも可能だが、文鎮化の恐れがあるのでファームウェアの書き換えはあまりやりたくない。本格的にiOSアプリ開発に取り組むことを考えると、最低でも他にiOS 5とiOS 6を搭載したiPhoneを一台ずつ欲しいところだ。iOS 4.3を搭載した古い機種を入手して、今回入手したiPhone 4の方をアップグレードするという手もある。iPhone 3G/3GSの中古価格はかなり下がっているので、この手でいくのが良さそうだ。取りあえず、近いうちに中古のiPhone 3GSを手に入れるつもりでいる。中古市場でのiPhoneの人気は相変わらずで、iPhone 4S/5はなかなか値段が下がらない。今年の秋にiPhone 5Sが発売されれば、多くの人が機種変更をするはずなので、中古市場の相場価格にも大きな影響がありそうだ。この辺の様子を見て、3台目のiPhoneをどうするか決めようと思っている。iPadの方はどうするかぜんぜん見込みは立っていないが、じつは、私が一番欲しいのはiPad miniだったりする。iPhoneは開発機として使うことがメインの目的だが、iPad miniは実用機として使いたい。Retinaディスプレイを搭載した新型iPad miniが年内に発売されるという観測情報が流れているので、この辺の状況を見極めてから、どういう手段でiPad miniを入手するか決めることにしよう。

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2013年01月11日

第一次小型タブレット戦争Appleの完勝で終わるか?

Goolge Neuxs 7の発売を皮切りに始まった、Google, Amazon, Appleによる三つ巴の第一次小型タブレット戦争はどうやらAppleの完勝で終わりそうな動勢になってきつつあるようだ。

各製品の発売日は以下のとおり。

 Google Nexus 7 2012年 7月13日(日本での発売は2011年 9月25日から)
 Apple iPad mini 2012年10月24日
 Amazon Kindle Fire HD 2012年 9月14日(日本での発売は2012年12月18日から)

各社はいずれも正確な販売数データを公表していないが、ASUSからのリーク情報として、2012年10月30日にウォールストリートジャーナルは10月にNexus 7の販売台数が100万台に達する見込みだというニュースを流している。IDCの調査情報によると、Nexus 7の去年末までの販売台数は300〜400万台になるという予想を発表している。一方、Appleは新型iPadとiPad miniを合わせて販売台数が3日間で300万台に達したというニュースを2012年11月6日にアナウンスしている。

はたして、いま現在Nexus 7とiPad miniのどちらの方が売れているのか比較するのは難しいが、ググって得た口コミ情報によると、去年末の時点で在庫切れ状態だったiPad miniが、年明け後に潤沢に販売店に供給され、ここにきって一気にiPad miniの売り上げ数が伸びているらしい。既存のAppleユーザーはもちろんのこと、初めてのApple製品を手にしたいと望むユーザー、さらにAndroidタブレットを手放してiPad miniを購入するユーザーも加わり、家電量販店やApple Store(オンライン、リアル店舗の両方)ではiPad miniの争奪戦が展開されているらしい。ググって見つかる公式なニュースは大抵一ヶ月くらいのタイムラグがあるので、去年末の時点では、Nexus 7の方がiPad miniより優勢だという情報が多くいようだが、どうも年が明けてから、この流れは完全に逆転しているみたいだ。

1〜2ヶ月後に公式なニュースとして流れているだろうが、いま現在のNexus 7とiPad miniの販売数は後者が前者を圧倒しているようだ。ヨドバシカメラやビッグカメラなどの店内を観ると、Nexus 7は他のタブレットに混じってぽつんと置かれているが(タブレットの中では一番目立つ場所に置かれているが・・・)、土日でもNexus 7の実機を触るのに列を作っている人は滅多にない。これに対して、iPad miniの方は、Appleコーナーで実機を触るために行列を作って順番待ちしている光景を良く観かける。実機に触った人が実際にその製品の購入に踏み切るかどうかはまた別の話だが、この光景を観ただけで、多くのユーザーが本当はどちらの製品を欲しがっているのか一目瞭然だろう。iPad mini 16GBなら28,800円で買えるが、これはiPad 4 16GBの42,800円に比べると圧倒的に安い。この値段でiPad 4より少しだけ性能が劣るApple製品が手に入るなら、それはお買い得な製品だと考える人が予想以上に多いのかもしれない。この記事を書いている時点で、価格コムでのこの2つの製品の最安値価格以下のようになっている。

 Google Nexus 7 16GB 22,500円
 Appple iPad mini 16GB 28,800円

Nexus 7 16GBの本来の価格は19,800円だが、Googleが販売台数の見積もりを誤ってしまい、すでに販売終了となっている。それなのに、いまもこの機種に人気が集中しており、一般市場で品不足状態となり販売価格にプレミアがついてしまっいるらしい(為替相場が円安に大きく振れていることも影響しているかも)。現在の販売価格の差額は6,000円程度にまで縮まり、Google側の「Nexus 7は安くて高性能」という謳い文句は陰が薄くなっている。この2つの製品の販売価格が近づいたことにより、純粋にハード性能やOSの操作性、アプリの充実度などでこの2つの製品を比較できる状況になっている。これらを比較した場合、Nexus 7よりiPad miniの方が優れていると判断するユーザーが多いのは十分にうなずける。Nexus 7がiPad miniより優れているのは動画再生の性能だけで、他の点はほぼ同等かあるいはiPad miniの方が優れているんじゃないかと私は考えている。こういう場合は、お互いに相手に大きな差がついている点だけを比較すれば焦点がはっきりする。

 Google Nexus 7  動画再生能力だけは飛び抜けて高い
 Appple iPad mini 公式マーケットでアプリの数と種類の豊富さ

この2つの製品のどちらを購入すべきか迷っている人がいたら、自分が「小型タブレットの特徴として上のどちらを重視するか」と自問自答すると良い。そうすれば、自然に答えが出るはずだ。なお、公式マーケットでのアプリの充実度と実用性の高さでは、AndroidはiOSに太刀打ちできない状態が続いており、これは今後も大きく変化することはないだろう。実際に家電量販店で2つ製品の実機を触ってみたが、iPad miniの軽さや製品全体の造りから感じる存在感はNexus 7を圧倒している気がするのは私だけではないと思う。この2台を横に並べて「さぁ、どちらを買いますか?」と聞かれたら、私なら迷わずiPad miniの方を選択するだろう。今回のGoogleによるNexus 7 16GBの販売台数見積もりのミスは、後の歴史で、Nexus 7がiPadm miniに販売台数で完敗した大きな要因だったと語られようになるかもしれない

最終的な販売台数についてはさらに一年後位の集計データを待つしかないだろうが、Googleの攻勢から始まった第一次小型タブレット戦争の勝者は結局Appleだっという結果になりそうだ。

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2012年09月13日

Apple社iPhone 5を発表

今朝東京の出向勤務会社の近くに在る定食屋で朝食を摂りながら何気にテレビを眺めていたら、iPhone 5のニュースが流れていた。このニュースで初めて知ったんだけど、昨日(アメリカ現地時間で09/12)Apple社はサンフランシスコでイベントを開催し、iPhone 5の発売開始を発表したらしい。明日09/14から日米などで予約受け着けを始めて09/21から販売を始めるそうだ。

急な仕事で9月から東京に移って仕事の環境が変わったりしたので、まったく気持ちの余裕がなくっていた。その所為で、ここ1〜2週間はGoogleニュースとかをぜんぜん観ておらず、Appleの動向をフォローしていなかった。そうかぁ。ついにiPhone 5が発売されるのかぁ。

このiPhone 5はスマートフォンの歴史を変える機種になるはずだと、世界中から大きな期待が集まっている。その最大の理由は、携帯電話向け次世代通信規格LTE(Long Term Evolution)が搭載されることが確定しているからだ。LTEによる超高速通信はいままでのスマートフォンをはるかに凌駕する圧倒的な快適さと未知の体験をユーザーを与えるはずだ。スマートフォンの歴史は初代iPhoneから始まって、いまもiPhoneが創り続けている(Androidは結局iPhoneの後追いをしているにすぎない)。

初代iPhoneが発売されたときと同じように、iPhone 5の発売開始は歴史的な一大イベントになりそうだ。Appleフリークだけでなく世界中のスマートフォン・ユーザーにとって、これからしばらくは、どうやってiPhone 5を入手するかということが最大の関心事になるだろう。iPhone 5の発売日には世界中のAppleショップに長蛇の列ができ、マスコミも集まって、後世に語り継がれるような出来事だたくさん起きるだろう。この歴史的なイベントに私もぜひ参加したいものだけど、残念ながら金欠病でとてもiPhone 5は買えそうもない。

9月から本業の仕事が忙しくなって、強い想い入れてを持って始めたiOSプログラミングも最近サボり気味になっている。今回のiPhone 5発売はもう一度自分に活を入れ直す良い機会になりそうだ。iPhone 5は無理だけど、やはり中古でも良いのでiPhone実機をできるだけ早く手に入れよう。そうすれば、シュミレータではなく実機でアプリが動くところを観たくなるだろうから、また一段と気合いが入るはずだ。

IT業界に係わる者は、2012年9月21日からこの業界は新しい時代に入るのだと覚悟しておくべきだ。iPhone 5の発売は、トレンドを変えていくほどの大きなインパクトをIT業界に与えることになりそうな予感がする。

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2012年07月14日

中古iPhoneをWiFiのみで使えるか

昨日はあまりにも疲れが溜まっていたので、ブログ記事の更新をサボってしまった。サイト開設以来続いていたデイリー更新(と言っても、たった6日間だけど)が途切れてしまったのは残念だけど、あまり根を詰めても長続きしないので、「そういう日もあるさ」と気楽にいこう。

iOSアプリ開発を始めることは東京を離れる前から決心していて、塩尻に戻った翌日から協業会社オフィスへのPC機材の移動やセッティング、ブログサイト開設や記事投稿、そしてApple Developer Program登録とかを立て続けにやった。これらの作業のために毎日夜遅くまで仕事をしていたので、とうとうその反動が出てしまったようだ。文章のみや写真と文章の記事ならそうでもないんだけど、図表やスクリーンショットを伴う記事は結構時間がかかる。そういうブログ記事は書き上げるのに半日位つぶれることがある。デイリー更新だとブログ記事を書くに時間をとられすぎるので、これからは隔日更新くらいを目標にしよう。それから、いままでの記事は文章が硬すぎる気がするので、もう少し柔らかい文章で書きたい(なかなかそれができないだよなぁ)。

さて、昨日は丸一日休んでいたわけではなく、Apple Developer Connectionから旧バージョンのXcode、ツール類、ドキュメントなどをダウンロードをしながら、iPhoneの関連情報を調べたりして時間を過ごしていた。何を調べていたかと言うと、次の疑問について。

 解約済みの中古iPhoneをWiFi接続のみで使うことはできるのか?

iOS Developer Programの登録も終わって、Xcodeも入手済みなので、あとはXcodeをMacへインストールすれば開発環境は整うが、じつは、iOSアプリ開発を始めるにあたって一つだけ未解決の問題が残っている。それは、私がまだiPhone実機を一台も持っていないことだ。いままでの記事を読んだ人から「えー。持ってないの!」とか言われそうだけど、いやー、恥ずかしながら、まだ持っていないですよ(それどころか、携帯電話もまだガラケーでAndroidスマホさえ持っていない)。

そこで上の疑問についてググっていた訳だけど、この疑問に対する結論というか答えを先に書くと、解約済みの中古iPhoneをWiFi接続のみで使うことはどうやらできるらしい。もちろん携帯電話会社(SoftBank、au)との再契約なしでだ。ただし、iPhoneの状態によってはアクティベーションという操作が必要になることがあるらしい(何だか、Apple絡みはやたらと「アクティベーション」とう単語が出てくるなぁ)。iPhoneのアクティベーションは、解約済みのSIMか、あるいはアクティベーション専用SIMカードというものを入手して、それを本体に挿入した状態でないと実行できないらしい。「〜らしい」続きでどうもいまいち不確かな情報なんだけど、グーグル先生によると、この疑問に対する答えとしてポジティブな情報の方が多かった。結局は実際に物を入手してトライしみるしかないんだろうが、もし中古iPhoneのWiFiオンリー使用が可能なら、それをiOSアプリ開発用の実機ターゲットとして利用できるはずだ。

iOSアプリ開発にはどうしても必要になるのでiPhone実機を最低一台は用意する必要があるが(できたらiOSのメジャー・バージョン別に3台位用意するのがベスト?)、その場合、iPhoneの入手方法として二つの選択肢が存在する。携帯電話会社の料金プランの新規契約をして新品を購入するか、あるいは、中古品を購入するかのどちらかだ。前者の場合は、近くの量販店へ行って契約さえすればすぐにiPhoneを入手できる。それも最新機種のiPhone 4Sを。最近は、端末本体の月賦払い分が料金プランの月利用料に含まれる分割支払方式が選択できるので、この方法だと初期費用もほとんどかからない。しかし、すべての料金プランに2年間以内に料金プランを解約すると大きな額の違約金を払わなければならないという付帯条件がついている。いわゆる「二年縛り」という奴だ。スマートフォンの進化はものすごく早いので、2年間機種変更ができないというのはかなり厳しいものがある。やや大きい初期費用はかかっても、やはり中古品を手に入れる方がベターな方法に思える。

東京に滞在している間よく休日に秋葉原に行ってぶらぶらと過ごしていたが、じゃんぱらなどの中古機器販売店でたくさんiPhoneが展示販売されてるのを見かけた。東京滞在中はAndroidタブレットの方への興味が強くて、iPhoneやiPadにはまったく興味を持っていなかった所為もあるが、こういう風景を観ても、中古iPhoneはどういう利用価値があるのか良く判らなかった。中古iPhoneはYahoo!オークションにもたくさん出品されているし、楽天市場のショップなどでも売られいる。これらは当然解約済みの物だけど、こういう中古iPhoneは携帯電話会社との再契約なしでWiFi接続オンリーで使うことができるのかどうしても知りたい。いずれもそこそこ高い値段がついているので、多分こういう使い方がでるんだろうと想像している。そうでなければ中古品の利用価値はほとんど無いからだ。携帯電話会社の料金プランを再契約してSIMを手に入れて、それを中古iPhoneで使うという手もあるが、新規に料金プランの契約するのと大して費用は変わないはずだ。しかも新規契約の方が最新機種を入手できるので、この方法はまったくメリットがない。SIMロック解除ができれば、iPhoneにdocomoなどのSIMカードを挿して使うという手もあるらしいが・・・。

色々な情報から判断すると、やはり中古iPhoneをWiFi接続のみで使用するというのはきっと可能なのだろう。そういう訳で、いま中古iPhoneをどうやって安く手に入れるか思案中。いつものように、粘り強くオークション入札で手に入れるか、手っ取り早く、中古販売店で買うか悩みどころだ。まぁ、最初に開発するアプリの仕様もまだ決めてないし、しばらくはiPhoneデバイス・シミュレータでの動作確認でも十分なので、前者の手段で入手することを試みるかぁ。しかし、iPhone実機でのプログラムの動作確認というのはぜひ試してみたいことではあるので、そうは言いながらも、近いうちに「中古iPhoneを入手した」という記事を書くことになりそうな気がする。
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posted by とみやん at 21:22| Comment(4) | TrackBack(0) | モバイルデバイス > iOS